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グラスホッパー 単行本 – 2004/7/31

4.1 5つ星のうち4.1 5,611個の評価

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商品の説明

著者からのコメント

押し屋という職業の男が出てきます。地下鉄の線路や交差点の車道に、相手を突き飛ばして、殺害するのが仕事です。鯨、と呼ばれる男がいます。相手を自殺させるのを仕事にしています。蝉という若者も登場します。彼は、ナイフを使い、依頼された相手を殺すのです。さらに鈴木という名前の男も出てきますが、彼は殺し屋ではありません。訳があって、この殺し屋たちの戦いに巻き込まれてしまいますが、彼の武器は、今は亡き妻との思い出だけだったりします。
 いつもの僕の小説に比べると物騒な感じのお話になりました。
 喜劇なのか悲劇なのか、オフビートなのかサスペンスなのか、ハードボイルドやアクション小説とも、ミステリーとも普通小説とも言いづらい、不思議な小説になったと思うのですが、読んだ方が面白がってくださることを今は祈るばかりです。

内容(「MARC」データベースより)

復讐。功名心。過去の清算。それぞれの思いを抱え、男たちは走る。3人の思いが交錯したとき、運命は大きく動き始める…。クールでファニーな殺し屋たちが奏でる狂想曲。書き下ろし長編。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 角川書店 (2004/7/31)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/7/31
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 322ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4048735470
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4048735476
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 5,611個の評価

著者について

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伊坂 幸太郎
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1971(昭和46)年千葉県生れ。

1995(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。

2002年刊行の『ラッシュライフ』が各紙誌で絶賛され、好評を博す。2003年に発表した『重力ピエロ』は、ミステリファン以外の読者からも喝采をもって迎えられ、一気に読者層を広げた。また『重力ピエロ』で、1970年代生れとしては、初の直木賞の候補となる。

2004年『チルドレン』、2005年『グラスホッパー』、2006年『死神の精度』が直木賞候補に。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞。洒脱なユーモアと緻密な構成で読む者を唸らせ、近年稀にみる資質の持ち主として注目を浴びている。

2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞した。

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
5,611グローバルレーティング

この商品をレビュー

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少し角が潰れていたのが残念です。
3 星
少し角が潰れていたのが残念です。
図書館で借りても良かったのですが、やはり新品を読みたかったので購入しました。多分新品でしょうが、保存の際か、郵送の際か、わかりませんが、本の角が潰れていたのが残念です。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
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申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした

上位レビュー、対象国: 日本

2024年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハリウッドで映画化された、殺し屋シリーズ2作目「マリアビートル」の評判が良いので、まず1作目からということで読んだ。期待以上にとにかく滅茶苦茶面白かった。登場する殺し屋3人のいずれも大変魅力的なキャラクターで、この先どうなるのだろうと、次の章がどんどん読みたくなり止まらない。そして最後はまさかの「どんでんがえし」の展開。このパターンで来るとは思わなかった。やはり伊坂幸太郎。2作目読むのが楽しみ‼
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
止まらず一気に読み切ってしまった。複数の視点でしっかり書かれている。展開が早くてスピード感があり、読み応えがある。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
伊坂さんの本の中で1番人気があるようです。
次々と読んで釘付けになりますよ!
2024年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アリアビートルに出てくる殺し屋も出てくるし、展開も早い。最後の最後は一体どうなったのか、色々な考え方ができる作品でした。
2024年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
【鈴木】【鯨(くじら)】【蝉(せみ)】、三つのパートが、ほぼ同時並行で話が進んでいきます。スピーディーな展開でさくさく読んでいけて面白かったんだけど、主要登場人物たちがもっと絡まり合うのかなと思ってたんで、「え。もう終わっちゃうのー」と寂しく、ちょと肩すかしを食ったような読後感も持ちました。

物騒(ぶっそう)な奴らの言動にはらはら、ぞくぞくするなか、ナイフ使いの殺し屋・蝉が、しじみの砂抜きをするシーンに、ほっと心が和(なご)みました。

角川文庫本の表紙カバーの写真が、ハードボイルドな作品の雰囲気と合っているのも良いなと思いました。
2023年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画よりも絶対に活字の方が面白い。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年2月18日に日本でレビュー済み
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ずっとドキドキしなが読める本です。映画作品よりもっと上品だと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年11月19日に日本でレビュー済み
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ハラハラさせられる展開でした。

登場人物3人の視点から物語が進んでいくのが面白いと思います。

この作品は感想とか見ず、まず読んだ方が楽しめる作品だと思いました。

グラスホッパーは読んだ事がなく、冒頭から何も知らずに読んで行ったら夢中になって読んでしまいました。

ページもさほど多くないのでサクッと読めると思います。

読後感はスッキリではないですが、個人的に意外なラストでしたので、読んで良かったです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート

他の国からのトップレビュー

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Alissa I
5つ星のうち5.0 Fast shipping. Great writing.
2016年3月7日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
It shipped faster than I expected.
Although I'm reading it quite slowly, it is really helpful for Japanese vocabulary and kanji learning if you are of Intermediate level and up.

A really suspenseful book that has been made into a movie. Love Yamada Ryosuke's character in it!