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飛鳥井全死は間違えない 単行本 – 2005/7/8

1.8 5つ星のうち1.8 3個の評価

勝手に事件を起こし、勝手な論理で勝手に解決しちゃう、”電気女”飛鳥井全死登場! 悩める美少女の自我に介入し、めちゃめちゃにしちゃう女・全死が奏でる”最悪の福音”。ゲーム界の奇才・元長柾木衝撃のデビュー
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 角川書店 (2005/7/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/7/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 253ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4048736191
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4048736190
  • カスタマーレビュー:
    1.8 5つ星のうち1.8 3個の評価

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元長 柾木
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カスタマーレビュー

星5つ中1.8つ
5つのうち1.8つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2008年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に読んでいて疲れる作品。
目黒さんの表紙絵と作品テーマが面白そうだったので読んでみたけど、
読者の目を引きそうなネガティブな要素ばかり詰め込んで、
結局それを片付けきれずに終了、な感じ。作者の手に余っている。

この作品の特徴は、『ものすごく無駄な文章が多い』、こと。

いきなりどうでもよさそうなことに対して議論を立ち上げ始めて、
延々と理論を積み重ねた挙句、
最後には「結局、どうでもいいことなんだ」と、投げ出す。
真面目に読みながら理解しようとすると、読者は非常に疲れる。

主人公が快楽殺人者・・・というか、
快楽すら求めずに(これもなんの説明もなく)ただ人殺しをする存在なので、
どうやっても読者からは好かれないタイプ。
なので、どんなに主人公がピンチに陥っても、ドキドキしたりしない。
アクションものの小説にとっては致命的。

主人公が無気力な人間なので、
こういった次から次へとトラブルが発生する物語には、合っていないと思う。
主人公が積極的に行動するたびに
「〜だから」と言い訳の文章が入るので、イライラする。
無理な展開にその都度言い訳を入れるくらいなら、
最初から常識のある人間を主人公に据えればいいのに、と思う。

ためらうことなく星1つをつけられる、珍しい作品でした。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月31日に日本でレビュー済み
主人公は無気力で人殺しで決してストーリーの深淵に触れようとせず、
準主役は傍若無人で大抵の人の理解を超えている。
脇役の色はあまりにも薄く、感情の起伏が感じられない。
結果、読者は読んでいても、
書面上でやりとりされる事実関係を理解しているだけで
読んで惹きつけられるものが無い。

しかし、続編の「荻原嬢瑠璃は敗北しない」を読むと、
主役に据えるには、あまりに毒すぎる飛鳥井全死が、
脇役だとそれなりに印象が強く、興味深いキャラクターに仕上がる。
逆にいえば、第1作目としてこの作品を見るにはあまりにハードルが高すぎた。
「敗北」の時系列を遡った“続編”として「間違」があったのなら、
多くの人の印象は変わったのではないのだろうか。

「敗北」→「間違」の順に読むと、語られていない部分が補完され、
登場人物を取り巻く環境が鮮明になり、続編に期待が高まるのだが、
「間違」→「敗北」だと、「間違」で開ききった大風呂敷が、
「敗北」でもまだ回収できず、“まだ続くのか??”という微妙な感想になる。
実際の発行順は後者なのだが…。

良く言えば、「間違」作成時点で堅固に構築された世界観があったということなのだが、
悪く言うと、続編で補完する以外に作品を救えない、後付けの突貫作品に見えてしまう。

このシリーズが持っている世界観は、少々乱暴ではあるものの、
奇抜で惹かれるものがあるため、個人的には「敗北」に続く続編を非常に期待している。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年7月12日に日本でレビュー済み
良くも悪くも(どこが良いのかと問われたら困るけれども)今のファウスト系文学を愛好する最大公約数向けに、最小公倍数を抽出、継ぎ接ぎ、組み合わせ、ライトノベル風のイラストで包んで完成という感慨しか抱けなかった(セカイ系とは個人とセカイをダイレクトにつなぐがゆえに、その結末においては結局、空疎な内面を反映した閉塞感が最大の障壁という実にありふれた結末しか用意できない作品群を指すといっても過言ではないと思うので、このような作品自体がまさにプチ文壇の中での閉塞感を明示する作品は、純セカイ系文学を標榜する野心的作品ともいえる…といいかも)。
主人公は無差別殺人を繰り返すぼく、もちろんその殺人に理由はない。かといって快楽系ではなく、それが習慣、自然体だからといういわゆる逝っちゃった人間。その行為とはうらはらに平凡を望みセカイに対し恬淡と生きていると文中では説明している。そして彼を否応なしに事件(物語)にまきこむ電波系確信型最強ヒロイン。設定として無為に能力に恵まれた逝っちゃった人間がわらわら登場しては、思わせぶりなメタテキストやら文脈やらの哲学消費系言語を塗しつつ、単にどこにも行き着かないという閉塞感を示して終了というある意味脱力系(読者がね)の極地に読者を連れて行ってくれる。
この作品を読み進める中で、ウザイほどにいちいち感じざるを得ない既視(読?)感、別にオリジナリティ、イノベーション、天啓たる閃きものを信じているわけではないですし、あらゆるもの(想像力含め)が過去の蓄積の延長線上に花開くことも重々承知しているわけですがものには限度というものがあると思います(とりわけ新人作家ならば)。
29人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート