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アイの物語 単行本 – 2006/5/31
『神は沈黙せず』の著者がつむぐ“機械とヒトの千夜一夜物語”。
数百年後の未来、機械に支配された地上で出会ったひとりの青年と美しきアンドロイド。機械を憎む青年にアンドロイドが囁く、「物語から、この美しい世界は生まれたのよ」と。彼女が語り始めた、世界の本当の姿とは?
数百年後の未来、機械に支配された地上で出会ったひとりの青年と美しきアンドロイド。機械を憎む青年にアンドロイドが囁く、「物語から、この美しい世界は生まれたのよ」と。彼女が語り始めた、世界の本当の姿とは?
- 本の長さ465ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2006/5/31
- ISBN-104048736213
- ISBN-13978-4048736213
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2006/5/31)
- 発売日 : 2006/5/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 465ページ
- ISBN-10 : 4048736213
- ISBN-13 : 978-4048736213
- Amazon 売れ筋ランキング: - 674,432位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 167,109位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い構成で、どこに繋がってゆくのか楽しみに読み進められました。お勧めのお話です。
2024年5月6日に日本でレビュー済み
面白かったです!
かなり前にか書かれた著書で、何が革新的なプロットがあるわけではないとは思いますが、静かなセンス・オブ・ワンダーはあると思います。タンパク質からなる人類、人類知性への郷愁と諦観を感じます。
私は楽しんで読めましたのでそれでよいのですが、
レビューの数%でボロクソに貶している方がいて、殆どの方が楽しめたと書いているのになぜそんなにも評価が低いのだろう?と疑問に思い、少しだけ調べました。その方々は主に2通りに分けられると思いました。
一通り目は、人類がその限界を認めて人工知能に未来を明け渡すという結末に反感を持ちそれを自分の言葉で別の言葉で理論武装しているパターン。使い古されたプロットだ!とか。自分も人類の限界は拡大していって欲しいので、主人公と一緒に最後の章では反感を持ちましたが、それも著者は予測のうちでしょう。フィクションとして楽しめればよいと言うのがわたしの読書スタンスです。
2つ目のパターンは、(それと明記はされてないですが)単に面白くなかった、と短く書かれているもの。私は裏にこの作家の人格への反感があるように感じました。推測ですが…
自分はこの作者の本を読んだのは初めててした。少し前にニュースで亡くなったのを知り、読んでみたら琴線に触れるものがありましたので書いてます。
読み終わった後で調べてみたら結構有名な作家の先生でした。それくらいの有名どころを今まで読んだことがなかった位の、SFファンとしては私はにわかなわけです。でも業界ではかなり有名な方で、歯に衣着せぬ言動で嫌う方もいたようです。圭角が取れてないというか、他人の作品を頭ごなしにくさすような言動もあったかもしれません。過去の色々な騒動の記事も読みました。
別の物書きのかたの盗作を非難した(盗作は駄目なことなのでそれは当然とは思いますが)とか、数年前に脳梗塞?で寝たきりになり、自殺未遂をツイッターに書いて世間を騒がせた、とか。(その記事についた匿名掲示板の悪意のあるコメントに、久しぶりに匿名に隠れたコメントの心なさにげんなりしました…やはりあまり日常的に見るべきメディアではないのかも…自分には辛い)自分の体が動かせなくなったり思考が思うようにできなくなったら誰でも弱音を吐きたくもなります、人格と作品は分けて考えるのが私のスタンスです。
まとめると、
私はこの作品を面白く読めて、楽しめた。作者は故人になられたとのことですが、遅くなったけどありがとうと言いたい!
ということです。
人間は物語により感情や思想を伝達することができる。
かなり前にか書かれた著書で、何が革新的なプロットがあるわけではないとは思いますが、静かなセンス・オブ・ワンダーはあると思います。タンパク質からなる人類、人類知性への郷愁と諦観を感じます。
私は楽しんで読めましたのでそれでよいのですが、
レビューの数%でボロクソに貶している方がいて、殆どの方が楽しめたと書いているのになぜそんなにも評価が低いのだろう?と疑問に思い、少しだけ調べました。その方々は主に2通りに分けられると思いました。
一通り目は、人類がその限界を認めて人工知能に未来を明け渡すという結末に反感を持ちそれを自分の言葉で別の言葉で理論武装しているパターン。使い古されたプロットだ!とか。自分も人類の限界は拡大していって欲しいので、主人公と一緒に最後の章では反感を持ちましたが、それも著者は予測のうちでしょう。フィクションとして楽しめればよいと言うのがわたしの読書スタンスです。
2つ目のパターンは、(それと明記はされてないですが)単に面白くなかった、と短く書かれているもの。私は裏にこの作家の人格への反感があるように感じました。推測ですが…
自分はこの作者の本を読んだのは初めててした。少し前にニュースで亡くなったのを知り、読んでみたら琴線に触れるものがありましたので書いてます。
読み終わった後で調べてみたら結構有名な作家の先生でした。それくらいの有名どころを今まで読んだことがなかった位の、SFファンとしては私はにわかなわけです。でも業界ではかなり有名な方で、歯に衣着せぬ言動で嫌う方もいたようです。圭角が取れてないというか、他人の作品を頭ごなしにくさすような言動もあったかもしれません。過去の色々な騒動の記事も読みました。
別の物書きのかたの盗作を非難した(盗作は駄目なことなのでそれは当然とは思いますが)とか、数年前に脳梗塞?で寝たきりになり、自殺未遂をツイッターに書いて世間を騒がせた、とか。(その記事についた匿名掲示板の悪意のあるコメントに、久しぶりに匿名に隠れたコメントの心なさにげんなりしました…やはりあまり日常的に見るべきメディアではないのかも…自分には辛い)自分の体が動かせなくなったり思考が思うようにできなくなったら誰でも弱音を吐きたくもなります、人格と作品は分けて考えるのが私のスタンスです。
まとめると、
私はこの作品を面白く読めて、楽しめた。作者は故人になられたとのことですが、遅くなったけどありがとうと言いたい!
ということです。
人間は物語により感情や思想を伝達することができる。
2019年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
綺麗だし嫌悪感も無いし話は面白いし、この作品を嫌いだという人はあまりいないと思う 流れも文章も捉えやすくて分かりやすい 中学生くらいから楽しめるこういう毒の少ない出来の良いSFって貴重だと思う 無論、玄人にも薦める事の出来る作品
2022年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
応援しているミュージシャン(ダイチ大佐)が影響をうけたと聞いて読みました。
最初は、SF?今までに読んだことないジャンルだなぁと思ったけど…AIと人間の共生をテーマにしつつ実は人間の本質、弱さ、強さ、優しさが描かれてて読むにつれてどんどん面白くなってきました!
心に沁みる言葉もたくさん詰まってました。
特に好きな物語は「詩音が来た日」
『理解できないものは退けるのではなく、ただ許容すればいいだけのこと。それだけで世界から争いは消える』
何度も読み返したい。
最初は、SF?今までに読んだことないジャンルだなぁと思ったけど…AIと人間の共生をテーマにしつつ実は人間の本質、弱さ、強さ、優しさが描かれてて読むにつれてどんどん面白くなってきました!
心に沁みる言葉もたくさん詰まってました。
特に好きな物語は「詩音が来た日」
『理解できないものは退けるのではなく、ただ許容すればいいだけのこと。それだけで世界から争いは消える』
何度も読み返したい。
2022年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
心が温まるストーリーの中で、多くの物語りも楽しめる、とても内容に工夫を凝らされている一冊です。
2019年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新刊版も購入していたのですが(2006年)、A.I.の話しが最近話題に上がる様になりkindle版を購入して読み返しました。短編と新規書下ろしを1つのストーリーに再構成した物ですが、それぞれの物語が意味を持つ様になっています。
近未来のSFだと刊行した年代と現在で設定が変わってしまう事があると思うのですが、今読んでもおかしな処はありませんでした。(気になりませんでした)A.I.もVRもロボット(アンドロイド)も半分実現している様な感じでもう少しで現実になりそうな気がします。
ハードなSFと違い、全編にやさしさと言うか思いやりと言うかが滲みでてます。
おすすめです。
近未来のSFだと刊行した年代と現在で設定が変わってしまう事があると思うのですが、今読んでもおかしな処はありませんでした。(気になりませんでした)A.I.もVRもロボット(アンドロイド)も半分実現している様な感じでもう少しで現実になりそうな気がします。
ハードなSFと違い、全編にやさしさと言うか思いやりと言うかが滲みでてます。
おすすめです。
2017年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
終わり方に関して批判的な意見もあります。
一見すればそうした見かたも理解出来ますが
彼の作品を「ラプラスの魔」から見ている者としては
大規模破壊兵器でもなくパンデミックでもなくエイリアンの襲来でも、コズミックホラー的な存在の覚醒でもない「終焉」は作者なりの「論理的な優しさ」だと考えます。
大胆な言い方をすれば、AIの発達が著しい「現代」の「幼年期の終わり」なのかな、と。
サーラの冒険か何かのあとがきで奥様の事をノロけて浮かれまくっていた作者を思い出しながら「詩音の来た日」読むと非常に感慨深いです 笑
一見すればそうした見かたも理解出来ますが
彼の作品を「ラプラスの魔」から見ている者としては
大規模破壊兵器でもなくパンデミックでもなくエイリアンの襲来でも、コズミックホラー的な存在の覚醒でもない「終焉」は作者なりの「論理的な優しさ」だと考えます。
大胆な言い方をすれば、AIの発達が著しい「現代」の「幼年期の終わり」なのかな、と。
サーラの冒険か何かのあとがきで奥様の事をノロけて浮かれまくっていた作者を思い出しながら「詩音の来た日」読むと非常に感慨深いです 笑
2020年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いままで、海外のSFの有名なのはもちろん、最近のもかなり読んでるほうですが、それらとくらべても全く見劣りしない。むしろ最近の海外のSFは映画化ねらったようなSFというよりエンタメにふられた内容がおおいですが、それとは対照的に、しっかりSFとしての考察があり、時代を経ても伝えられるよい作品だと感じました。