タイトルと表紙から、夜の銀座を舞台にした大人のストーリーを想像したが、頻発する卑猥な単語、
特異な趣味を持つ登場人物など、想像していたものと全くかけ離れたストーリーだった。
登場人物については、好感もしくは共感を持てる人物は一人もいない。
ストーリ展開については、緊張感のある場面がこれといってあるわけでなく、淡々と進んでいくだけ。
また、このようなストーリーであれば、殺されるのは銀座のクラブのホステスではなく、新宿か六本木の
キャバクラ嬢の方がマッチしているのではないかと思う。
これといっていいと思えるところが一つもなく、何が言いたいのかよくわからない小説だった。
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探偵は黒服 単行本 – 2005/10/29
藤田 宜永
(著)
銀座でホステス連続殺人事件が発生
33歳の福光信輔は銀座のクラブ「コネッサンス」の黒服。ある夜、ビルの間の小道で同じ店にいた美咲の死体を発見する。警察に疑われた信輔は独自の調査を始めるが・・・。長編ミステリー。
33歳の福光信輔は銀座のクラブ「コネッサンス」の黒服。ある夜、ビルの間の小道で同じ店にいた美咲の死体を発見する。警察に疑われた信輔は独自の調査を始めるが・・・。長編ミステリー。
- 本の長さ372ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2005/10/29
- ISBN-104048736337
- ISBN-13978-4048736336
登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2005/10/29)
- 発売日 : 2005/10/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 372ページ
- ISBN-10 : 4048736337
- ISBN-13 : 978-4048736336
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,318,023位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 385,587位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1950(昭和25)年、福井市生れ。早大中退後、渡仏。エール・フランス勤務、帰国後のフランス語教師などを経て、エッセイを書きはじめる。1986年『野望のラビリンス』で小説デビュー。1995(平成7)年、『鋼鉄の騎士』で日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会特別賞受賞。1997年の『樹下の想い』で恋愛小説にも新境地を開き、2001年『愛の領分』で直木賞を受賞した。他の作品に『リミックス』『乱調』などがある。
カスタマーレビュー
星5つ中2.5つ
5つのうち2.5つ
2グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年12月17日に日本でレビュー済み
夜の銀座が舞台。
ホステスが二人続けて殺される。高級クラブの黒服である主人公が犯人を探す。
ソープ嬢の恋人、その女のエロアニメオタクの弟とくたびれた父、いやに親切な弁護士、ホストクラブの男や経営者など、アヤシイ登場人物がどっさり。
謎解きも楽しいが、BGMとして使われるクレイジーケンバンドやエミネム、男と女の根本の違いなどが大いに語られる。
ラストは犯人逮捕で終わらなければならないのが、探偵小説の窮屈さなのだろうが(奥さんの小池真理子もそれがいやで最近探偵小説は書かないとNHKで話していたっけ)、作者のいつものテーマである、「男って悲しいな〜」観は大いに伝わってくる。
ホステスが二人続けて殺される。高級クラブの黒服である主人公が犯人を探す。
ソープ嬢の恋人、その女のエロアニメオタクの弟とくたびれた父、いやに親切な弁護士、ホストクラブの男や経営者など、アヤシイ登場人物がどっさり。
謎解きも楽しいが、BGMとして使われるクレイジーケンバンドやエミネム、男と女の根本の違いなどが大いに語られる。
ラストは犯人逮捕で終わらなければならないのが、探偵小説の窮屈さなのだろうが(奥さんの小池真理子もそれがいやで最近探偵小説は書かないとNHKで話していたっけ)、作者のいつものテーマである、「男って悲しいな〜」観は大いに伝わってくる。