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トーキョー・プリズン 単行本 – 2006/3/1

4.1 5つ星のうち4.1 54個の評価

元軍人のフェアフィールドは、巣鴨プリズンの囚人・貴島悟の記憶を取り戻す任務を命じられる。貴島は捕虜虐殺の容疑で死刑を求刑されているが、その記憶からは戦争中の記憶がすっぽりと抜け落ちているというのだ。時を同じくして、プリズン内で不可解な殺人事件が起きる。その殺人は<密室状況>で為されていた。フェアフィールドは貴島の協力を得て、事件の謎を追うのだが……。
実力派作家が満を持して放つ、傑作エンタテインメントの誕生!
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商品の説明

著者について

1967年三重県生まれ。2001年『黄金の灰』でデビュー、同年『贋作「坊っちゃん」殺人事件』で第12回朝日新人文学賞を受賞。他の著書に『はじまりの島』『新世界』『聖フランシスコ・ザビエルの首』などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2006/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 326ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4048736760
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4048736763
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 54個の評価

著者について

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柳 広司
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1967年三重県生まれ。神戸大学法学部卒業。2001年『黄金の灰』でデビュー。同年『贋作「坊ちゃん」殺人事件』で第12回朝日新人文学賞受賞。08年に刊行した『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『パルテノン』(ISBN-10:4408550078)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
54グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
太平洋戦争後の占領下の日本を舞台に外人探偵の謎解きが面白い。時代背景として、戦争責任とは何かという問題も語られて、登場人物たちの戦中戦後の人生と絡まり合って縦走的。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年2月4日に日本でレビュー済み
戦後まもない時代、戦争犯罪人が収容される巣鴨プリズンを主な舞台としたミステリー。

記憶喪失の囚人貴島悟を安楽椅子探偵としたプリズン内の連続服毒死事件の捜査と、ニュージーランド人の私立探偵が貴島悟が犯したとされる戦争捕虜虐待致死等の再調査が並行して描かれる。

戦犯を収監した刑務所の様子や戦争責任論も語られ、ミステリー以外の部分も読み応えあります。ミステリーとしても、すっきりとはいきませんが意外な真相も用意され、良く練られていました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
謎解きや、事実解明を読んでいて、「え?それはさすがにないでしょ、、」「え?それはうまくできすぎじゃないかな、、」という違和感を覚える箇所が結構あります。
読み応えはあるかも知れませんが、パーツパーツの物語を後から、うまく筋が通るように組み立てたような印象を覚える作品でした。
なので、読後感として、「ああ!!なるほど!!だから小説ってすばらしい!」には達成しないですね。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつも、ハラハラドキドキ!
柳さんは、本当にカッコいい登場人物を創り上げるのが上手いです。
納得の結末が待ってました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年4月29日に日本でレビュー済み
戦争とか、原爆とか、ともかく何もかもがぎっちりつまっており、さらにミステリーでものがたりで歴史がわかる。人とは、かくも弱い存在なのか。柳広司、もう天才です。すごい作家です。

『ジョーカー・ゲーム』シリーズがあまりにも面白かったので、まあ、柳先生の他の作品はボチボチかなあなんて思っていました。とんでもない!戦争を忘れている世代にぜひ読んでほしい。戦地で闇雲に戦うだけが、あの頃の戦争ではなかった・・・そこから、派生したいろいろな人生が。。

これは、多くの人に読んでもらいたいです。
そして、戦争とは何だったのか、考えてもらいたい。

ミステリー仕立てにもなっているので、軽く読めます。読みやすいです。そして、たくさんのことを学べます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年4月3日に日本でレビュー済み
戦後の巣鴨プリズンを舞台にしたミステリー。この作品はミステリーの要素より、主人公のキジマの戦争に対する思想や発言のほうが非常に興味深かった。プリズンで起きる不可解な殺人は必要か?と思うようなラスト50ページの犯人と動機の解明。他の作品も読んでみます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年8月23日に日本でレビュー済み
戦後の巣鴨プリズン、という新鮮な舞台。そして、主人公がニュージーランド人で、日本人に対する違和感を語るあたりも新鮮。だが、その魅力が書ききれていないのと、トリックなどに真似が多い。中盤では結構ワクワク感もあるのに残念。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年7月28日に日本でレビュー済み
単なるドンデン返しがうまいだけでは、作品は薄っぺらくなってしまう。登場人物たちに人間性の深みを与えなくてはいけない。しかし、日常の中で人間は仮面をかぶっており、非日常に置いてやることで、人間性をあぶりだすことが容易になる。終戦時が選ばれたのはそのためだ。口先だけの偽善が許されない時代なのだ。追い詰められた時代の中でそれぞれがそれぞれの本当を探そうとする。単に殺人事件のトリックを解いているだけではないのだ。開戦の謎、日本人の本質にも迫っているのだ。僕たちはいつも間違ってしまう。今も現在進行形だよね。また、間違ってしまうのか?そういうことも考えさせられるので、2重の意味で面白いのだ。作者はそれまで、歴史上の人物たちを主人公にしてそのキャラクターに合わせたファンタジーのような推理物が得意だった。それはそれで十分面白いのだが、この作品はそこから数歩進んでいるように思うのだ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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