無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
キャット・シッターの君に。 単行本 – 2006/10/31
- 本の長さ231ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2006/10/31
- ISBN-104048737295
- ISBN-13978-4048737296
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2006/10/31)
- 発売日 : 2006/10/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 231ページ
- ISBN-10 : 4048737295
- ISBN-13 : 978-4048737296
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,463,093位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 34,463位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年8月15日に日本でレビュー済み
主人公は中川芹(せり)。33歳の独身女性で、湘南で一人暮らし。ヨットハーバーでのアルバイトとキャットシッターで生計を立てている。ヨット選手としての活躍を続けられなかった経験と、恋愛で深く傷ついた過去をかかえている。そんな芹の前に現れたのはタマの飼い主であるカメラマンの一郎。仕事以外でも会うようになっていくが、彼も挫折を乗り越えようとしているようだ・・・。二人の仲がどうなっていくのか、また、キャットシッターの客として登場してくる人たちの人生模様も気になり、興味をつなぐのだが、本作には不満な点がいくつかある。
まず、文章に味わいが希薄であるということ。時々こまぎれの文を羅列している箇所もある。「・・・。わたしは言った。電話を切った。自分のクルマに乗る。マリーナを出た。」といった調子なのだが、こういうのはスピーディーとは言わないと思う。パサパサした印象で最後まで慣れることができなかった。
場面の描写でも腑に落ちないところがある。たとえば、芹が一郎の部屋を訪ねて、彼の土産であるマグロを調理し、二人で食べながら長い話をするところ。猫のタマがいるはずなのだが、まるで触れられていない。魚をねだりにもこないし、二人もタマにおすそ分けする気はないらしい。場面の最後で部屋のすみにいたタマにキャットフードを与えている。そんなことがあるだろうか。芹は猫好きという設定だが、子供時代のエピソードを除き、全般に猫に対する態度は実にあっさりしている。また、小雨が降り出した音が聞こえるという記述があるが、小雨では屋内にいては聞こえないだろうし、まして音楽がかかっているのだ。こんなふうに書いていくとなんだかアラ探しのようでもあるが、ディテールは大切だと思う。小説は虚構だけれども、無理に作っているなと感じてしまうとちょっと入っていきにくい。いいなと思える部分もあったので、残念だった。
まず、文章に味わいが希薄であるということ。時々こまぎれの文を羅列している箇所もある。「・・・。わたしは言った。電話を切った。自分のクルマに乗る。マリーナを出た。」といった調子なのだが、こういうのはスピーディーとは言わないと思う。パサパサした印象で最後まで慣れることができなかった。
場面の描写でも腑に落ちないところがある。たとえば、芹が一郎の部屋を訪ねて、彼の土産であるマグロを調理し、二人で食べながら長い話をするところ。猫のタマがいるはずなのだが、まるで触れられていない。魚をねだりにもこないし、二人もタマにおすそ分けする気はないらしい。場面の最後で部屋のすみにいたタマにキャットフードを与えている。そんなことがあるだろうか。芹は猫好きという設定だが、子供時代のエピソードを除き、全般に猫に対する態度は実にあっさりしている。また、小雨が降り出した音が聞こえるという記述があるが、小雨では屋内にいては聞こえないだろうし、まして音楽がかかっているのだ。こんなふうに書いていくとなんだかアラ探しのようでもあるが、ディテールは大切だと思う。小説は虚構だけれども、無理に作っているなと感じてしまうとちょっと入っていきにくい。いいなと思える部分もあったので、残念だった。
2006年12月10日に日本でレビュー済み
短編かと思って読み始めたら実はそうでなし。
人がペットを飼う理由はさまざまだけど
言えない気持ちや想いの代償だったりすると思います
主人公と近い年齢でもあり、かなり感銘受けました
30代 多くの人が夢破れ現実に妥協しながら
家族や自分の為に歩んでいる所と思います。
そんな気持ちに折り合いがついた人 つかない人
一度読んだら、元気をもらえると思います。
人がペットを飼う理由はさまざまだけど
言えない気持ちや想いの代償だったりすると思います
主人公と近い年齢でもあり、かなり感銘受けました
30代 多くの人が夢破れ現実に妥協しながら
家族や自分の為に歩んでいる所と思います。
そんな気持ちに折り合いがついた人 つかない人
一度読んだら、元気をもらえると思います。
2007年1月6日に日本でレビュー済み
読みやすいですが、単行本で出すほどの内容ではないような気がします。
コミックを読む感覚ですらすら〜と読めます。
なのでこの値段は高い。後になにか残るものもないし。
文庫本だったら、星4つなんですけどね。
気になったことは、車を運転しているのにもかかわらず、アルコール(ビール,ワイン)を
飲んでいること。
はっきりと、飲んだ後に車を運転している描写はないのですけどね。
このご時勢にどうかと思うのですが。
コミックを読む感覚ですらすら〜と読めます。
なのでこの値段は高い。後になにか残るものもないし。
文庫本だったら、星4つなんですけどね。
気になったことは、車を運転しているのにもかかわらず、アルコール(ビール,ワイン)を
飲んでいること。
はっきりと、飲んだ後に車を運転している描写はないのですけどね。
このご時勢にどうかと思うのですが。