ショーシャンクではないが、希望は、いい。でも、ショーシャンクの主人公はその希望を実現させるために途方もない企みを地道に続けなければならなかった。だが、その企みは強靭な意思と論理に裏打ちされていて、そして、彼は勝った。
つまり……
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詩羽のいる街 単行本 – 2008/9/25
賀来野市には、金も持たず住む場所もないのに、他人同士を結びつけ、幸せをもたらす女性がいるという。彼女の名は詩羽――現代に存在自体が奇跡の人を圧倒的な論理の力で描き、形容しがたい感動を呼ぶ奇跡の物語!
- 本の長さ357ページ
- 言語日本語
- 出版社角川グループパブリッシング
- 発売日2008/9/25
- ISBN-104048738844
- ISBN-13978-4048738842
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登録情報
- 出版社 : 角川グループパブリッシング (2008/9/25)
- 発売日 : 2008/9/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 357ページ
- ISBN-10 : 4048738844
- ISBN-13 : 978-4048738842
- Amazon 売れ筋ランキング: - 856,419位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 19,558位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年11月25日に日本でレビュー済み
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めっちゃ面白かったです。私のリアルにも詩羽ちゃん現れてくれないかな?(微笑)
2013年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
注文から手にするまでもスピーディでしたし
中古の商品も とてもいい状態でした
ありがとうございました
中古の商品も とてもいい状態でした
ありがとうございました
2021年5月9日に日本でレビュー済み
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主人公の詩羽を中心に短編小説が数話あるが、最後にそれが一気につながる感じがとても面白く読まさせていただきました。
物事の考え方などとても参考になるアイディア満載のフィクション小説であり、ビジネスのアイディアを出すうえでも参考になると思います。
この作者の別の小説も読んでいますが、とても面白いです。
おすすめです。
物事の考え方などとても参考になるアイディア満載のフィクション小説であり、ビジネスのアイディアを出すうえでも参考になると思います。
この作者の別の小説も読んでいますが、とても面白いです。
おすすめです。
2019年6月21日に日本でレビュー済み
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読書猿さんが紹介していて人生がどん底あるいはもっと転がっていっている自分は何かしなくてはと読んでみました。
この本は詩羽とやさしいけど損をしている人間が出会い人生が好転していく話です。登場人物は漫画家の卵、中学生、大学の先生、、、とそれぞれの立ち位置(本における役割?)とか登場人物のセリフまで実によく考えて作られているなと思いました。
サキさんの正体がわかった時には電車の中で読みながらにやっとしてしまいました。最後の最後まで伏線を回収していくところとか参考文献が並ぶところとか実に読みごたえがありました。
この本は詩羽とやさしいけど損をしている人間が出会い人生が好転していく話です。登場人物は漫画家の卵、中学生、大学の先生、、、とそれぞれの立ち位置(本における役割?)とか登場人物のセリフまで実によく考えて作られているなと思いました。
サキさんの正体がわかった時には電車の中で読みながらにやっとしてしまいました。最後の最後まで伏線を回収していくところとか参考文献が並ぶところとか実に読みごたえがありました。
2015年8月11日に日本でレビュー済み
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全4話構成で、ある地方都市の春、夏、秋、冬を舞台に、4人の主人公が「詩羽(しいは)」と名乗る女性に出会い、軋んでいた人生の歯車が回り始める物語。詩羽は狂言回しの役です。
詩羽はある意味、究極のお節介焼き。困っている人を見ると助けずにいられない性格で、周囲の人を幸せにすることが自分の天職だと信じて疑いません。
ただ、詩羽が他人を助けるのは「愛」とか「正義」とか「ボランティア精神」ではなく、「そうすることによって最終的に自分を含めてみんなが得をするから」という合理性に基づいての行動だというところが、実に山本弘らしいです。
アシモフの「ロビイ」が主人公の少女を危機から救ったのは「ロボット工学三原則」で人を保護しなければならないと定められているからであり、決して少女を助けたいという正義感からではなかったのと同じです。
第1話は、芽の出ない漫画家志望の青年が主人公。夢を諦めかけていたところで詩羽と出会い、閉じこもっていた殻を破って一歩踏み出そうと決意します。このエピソードは詩羽の紹介なので、あまり深刻なドラマは描かれませんが、第2話はこの世の不合理に失望した少女の自殺を詩羽が止める話、第3話はネット掲示板を炎上させる事に喜びを覚える悪人を詩羽が更生させる話、第4話はアニメの「聖地巡礼」イベントで不特定多数の人々を交流させる話・・・と、どんどんスケールが大きくなっていきます。
そして、第4話の「表向きの」ストーリーは聖地巡礼イベントなのですが、その実、劇中劇(マンガ作品が二つ出てきます)の意味そのものを問う内容になっていて・・・とメタ構造と思いきや、第4話の主人公の正体が明かされるどんでん返しが・・・うーむ、これ以上書くとネタバレになるので書けないですが、二重、三重の構造を楽しむことが出来ます。
全てのエピソードは繋がっていて、第4話でありとあらゆる伏線が綺麗に一点に収束していく様は読んでいて実に気持ちが良いです(第4話の多重構造も含めて!)。
そして、あの最後の1行、あれは反則です。「アルジャーノンに花束を」なみの反則!思わず目から汗が・・・
詩羽はある意味、究極のお節介焼き。困っている人を見ると助けずにいられない性格で、周囲の人を幸せにすることが自分の天職だと信じて疑いません。
ただ、詩羽が他人を助けるのは「愛」とか「正義」とか「ボランティア精神」ではなく、「そうすることによって最終的に自分を含めてみんなが得をするから」という合理性に基づいての行動だというところが、実に山本弘らしいです。
アシモフの「ロビイ」が主人公の少女を危機から救ったのは「ロボット工学三原則」で人を保護しなければならないと定められているからであり、決して少女を助けたいという正義感からではなかったのと同じです。
第1話は、芽の出ない漫画家志望の青年が主人公。夢を諦めかけていたところで詩羽と出会い、閉じこもっていた殻を破って一歩踏み出そうと決意します。このエピソードは詩羽の紹介なので、あまり深刻なドラマは描かれませんが、第2話はこの世の不合理に失望した少女の自殺を詩羽が止める話、第3話はネット掲示板を炎上させる事に喜びを覚える悪人を詩羽が更生させる話、第4話はアニメの「聖地巡礼」イベントで不特定多数の人々を交流させる話・・・と、どんどんスケールが大きくなっていきます。
そして、第4話の「表向きの」ストーリーは聖地巡礼イベントなのですが、その実、劇中劇(マンガ作品が二つ出てきます)の意味そのものを問う内容になっていて・・・とメタ構造と思いきや、第4話の主人公の正体が明かされるどんでん返しが・・・うーむ、これ以上書くとネタバレになるので書けないですが、二重、三重の構造を楽しむことが出来ます。
全てのエピソードは繋がっていて、第4話でありとあらゆる伏線が綺麗に一点に収束していく様は読んでいて実に気持ちが良いです(第4話の多重構造も含めて!)。
そして、あの最後の1行、あれは反則です。「アルジャーノンに花束を」なみの反則!思わず目から汗が・・・
2011年5月21日に日本でレビュー済み
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面白かったです。
この作者さんは、女の子の裸が出てくるSFとかファンタジーとか伝奇モノのイメージがあったのですが。
この作品は、ごく普通の人情モノですね。とにかく詩羽というキャラが良いです。
一方で。
妙に説教くさいのと、一部の人にしか分からないネタが多いのはマイナスです。
特に、4話目は、京アニ関連の動画を見ていないと何のことか分からないんじゃないかと。
あと、韓国人は関係ねーだろ、と思います。
韓国人云々言わなくても、似たような話は、日本人を対象にした話でもいくらでもあるでしょうに。
たまたま流行だったからネタにしたんすかね。
この作者さんは、女の子の裸が出てくるSFとかファンタジーとか伝奇モノのイメージがあったのですが。
この作品は、ごく普通の人情モノですね。とにかく詩羽というキャラが良いです。
一方で。
妙に説教くさいのと、一部の人にしか分からないネタが多いのはマイナスです。
特に、4話目は、京アニ関連の動画を見ていないと何のことか分からないんじゃないかと。
あと、韓国人は関係ねーだろ、と思います。
韓国人云々言わなくても、似たような話は、日本人を対象にした話でもいくらでもあるでしょうに。
たまたま流行だったからネタにしたんすかね。
2013年10月21日に日本でレビュー済み
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作者が好きで、どんな内容かと購入しました。SFではありませんが、夢のある話しです。