手堅くまとめた児童向けSFだが,主人公の少女の一人が,はっきり犯罪者であるのにきちんと贖罪もしないのはいただけない。
児童向けであっても,悪役として犯罪者が出てくるのはかまわないし,主人公が自覚的に悪であるならまだしも,後付の理屈で目的が良いからかまわないなどとするのは好ましくない。
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C&Y 地球最強姉妹キャンディ 大怪盗をやっつけろ! (カドカワ銀のさじシリーズ) 単行本 – 2008/12/26
11歳の竜崎知絵(ちえ)が初めてあった妹は、抜群の運動神経とサバイバル能力を持つ、地球最強の女の子、虎の門夕姫(ゆうき)だった。二人はあったその日から、世界をまたにかける世紀の怪盗と戦うはめに!!
- 本の長さ392ページ
- 言語日本語
- 出版社角川グループパブリッシング
- 発売日2008/12/26
- ISBN-104048739166
- ISBN-13978-4048739160
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商品の説明
著者について
1956年京都府生まれ。ゲーム/創作集団「グループSNE」にて、ゲームデザイナーおよび小説家として活躍。2003年刊行の『神は沈黙せず』で注目されたのちは、文芸エンターテインメント作家としても高く評価されている。
登録情報
- 出版社 : 角川グループパブリッシング (2008/12/26)
- 発売日 : 2008/12/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 392ページ
- ISBN-10 : 4048739166
- ISBN-13 : 978-4048739160
- Amazon 売れ筋ランキング: - 943,399位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,461位こどものSF・ファンタジー
- - 76,615位文芸作品
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2010年3月6日に日本でレビュー済み
2014年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
次回作「夏休みは・・・・・」と同一の感想です。
双方の差を記すとすると今作は、主人公2人が自分達と同年代の子供たちとあまりにも違いがありすぎて戸惑ったり、
(虎ノ門嬢)苦しんだり(知美嬢)というのが印象に残りました。正直これらのシリーズに限らずなんとなく周りと歩調や意見を合わせて息苦しい気分を味わっているのは老若男女の区別なく味わっていることでしょう。私は味わっている代表です。
著者は自分の娘に聞かせる話として執筆したと銀のさじ公式ページに記されていました。そのことから本書の面白さはそういった鬱屈の撃退方法的なところが魅力ではないかと思います。
出てくる航空機や戦闘ロボット、宇宙船や潜水艦は実在のものをモデルにしているのも魅力の一つである。
最後に蛇足ではあるが「夏休みは・・・・・」では主人公2人は全く違う価値観に触れ意見が対立します。
気になる方は購入をお勧めします。
双方の差を記すとすると今作は、主人公2人が自分達と同年代の子供たちとあまりにも違いがありすぎて戸惑ったり、
(虎ノ門嬢)苦しんだり(知美嬢)というのが印象に残りました。正直これらのシリーズに限らずなんとなく周りと歩調や意見を合わせて息苦しい気分を味わっているのは老若男女の区別なく味わっていることでしょう。私は味わっている代表です。
著者は自分の娘に聞かせる話として執筆したと銀のさじ公式ページに記されていました。そのことから本書の面白さはそういった鬱屈の撃退方法的なところが魅力ではないかと思います。
出てくる航空機や戦闘ロボット、宇宙船や潜水艦は実在のものをモデルにしているのも魅力の一つである。
最後に蛇足ではあるが「夏休みは・・・・・」では主人公2人は全く違う価値観に触れ意見が対立します。
気になる方は購入をお勧めします。
2009年5月19日に日本でレビュー済み
挿絵がもっとあって欲しかったなあ。できれば加藤直之で!
2016年9月15日に日本でレビュー済み
もともと私自身が山本弘作品を好んで読んでおり、この本は著者HPでの紹介で気になっていました。娘も小学2年生で、だいぶ活字に慣れてきたので学校のプールから帰ってからと、夕食の前後と読み続け、4日くらいで読み終わりました。
厚めの本を読むことで、読めるんだという自信を得ることができますし、全般的に楽しみながら笑顔で読んでいました。
厚めの本を読むことで、読めるんだという自信を得ることができますし、全般的に楽しみながら笑顔で読んでいました。
2009年7月27日に日本でレビュー済み
カドカワの銀のさじシリーズの中の1冊。対象は小中学生といったところか。
子供向けと侮ってはいけない。あの山本弘の作品だから、奇想天外なところはあるけど、ちゃんとしたSFになっている。
ストーリーも対照的な主人公の姉妹の性格をうまく描き分け、どんでん返しもあり、読み飽きない内容になっている。
きっと子供たちが読んでも面白いんだろうな。自分も子供の頃だったら、ワクワクして読んだことだろう。
子供向けと侮ってはいけない。あの山本弘の作品だから、奇想天外なところはあるけど、ちゃんとしたSFになっている。
ストーリーも対照的な主人公の姉妹の性格をうまく描き分け、どんでん返しもあり、読み飽きない内容になっている。
きっと子供たちが読んでも面白いんだろうな。自分も子供の頃だったら、ワクワクして読んだことだろう。
2009年4月12日に日本でレビュー済み
父が幼い頃に他界してしまった運動オンチの天才児、竜崎知絵に母の再婚を機に妹ができた。名は虎ノ門夕姫。しかしこの子、冒険家の父と生活をともにしていたことで抜群の運動能力とサバイバルスキルを身につけた天真爛漫な子で、千絵は少し敬遠気味だった。そんな中世界一の怪盗、アラジンが自分の次なる計画のために千絵(の頭脳)を必要とし、誘拐を企てていることが判明。二人でこの危機を乗り越えられるか!?というのが内容。
なんとなくハードカバーの本が欲しいと思って買ったのだが…………(たぶん)児童書だった!!!!(爆笑)一般の人には説明は不必要と思われる事柄まで説明書きがしてあり、難しい漢字を意図的に平仮名にしてある部分もあるのでつたないな印象があるのは否めない(対象年齢10〜14位?)。が、失敗したと思いつつ最後まで読んでみたら意外に面白かった(笑)いわゆるオーソドックスな勧善懲悪が話の軸だが、現代社会に対する憂いや嘆きが子どもの視点からピュアに伝わってくる。子どもの情操教育に非常にいいと思うし、内容も面白くて飽きない。
読書嫌いな子どもにいいかと。大人の方は凝った文章や内容を求める人には向かないが子どもの頃のピュアな感覚が味わえるので読んでみてもいいかと思います。
なんとなくハードカバーの本が欲しいと思って買ったのだが…………(たぶん)児童書だった!!!!(爆笑)一般の人には説明は不必要と思われる事柄まで説明書きがしてあり、難しい漢字を意図的に平仮名にしてある部分もあるのでつたないな印象があるのは否めない(対象年齢10〜14位?)。が、失敗したと思いつつ最後まで読んでみたら意外に面白かった(笑)いわゆるオーソドックスな勧善懲悪が話の軸だが、現代社会に対する憂いや嘆きが子どもの視点からピュアに伝わってくる。子どもの情操教育に非常にいいと思うし、内容も面白くて飽きない。
読書嫌いな子どもにいいかと。大人の方は凝った文章や内容を求める人には向かないが子どもの頃のピュアな感覚が味わえるので読んでみてもいいかと思います。