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怪談熱 単行本 – 2009/2/28

4.0 5つ星のうち4.0 27個の評価

実話怪談作家が遭遇する執筆中の激しい悪寒と熱。特定の話だけがこの怪現象を引き起こすようだが…。実話怪談の先に開く真の恐怖のとば口を描く表題作の他、誰の身にも起こりうる怖い怪異を集めた本格怪談短編集!
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商品の説明

著者について

1962年福岡県生まれ。デザイナー、コピーライター、専門学校講師を経て作家活動に入る。『すじぼり』(角川書店)で第10回大藪春彦賞受賞。その他の著書に『アンデッド』『オトシモノ』『いわくつき日本怪奇物件』『怪の標本』など多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 角川グループパブリッシング (2009/2/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/2/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 285ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4048739255
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4048739252
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 27個の評価

著者について

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福澤 徹三
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1962年、福岡県生まれ。デザイナー、コピーライター、専門学校講師を経て作家活動に入る。2008年『すじぼり』(角川文庫)で第10回大藪春彦賞を受賞。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルで執筆。著書に『灰色の犬』『群青の魚』(光文社文庫)『そのひと皿にめぐりあうとき』(光文社)、『黒い百物語』『怖の日常』『忌談』(角川ホラー文庫)、『作家ごはん』(講談社文庫)『羊の国のイリヤ』(小学館文庫)、『死に金』『おれたちに偏差値はない』(文春文庫)など多数。『東京難民』(光文社文庫)は映画化、『白日の鴉』(光文社文庫)はテレビドラマ化、『侠飯』『Iターン』(文春文庫)はテレビドラマ化・コミック化された。

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
27グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
じわじわゾワゾワくる怖さです。
テンポよく進んでいく話に飽きずに読めました。
2022年8月18日に日本でレビュー済み
「ブラックアウト」がの雰囲気が大好きで、レビューを書こうと思ったら、しおゆいさんが私の伝えたかった事を全て書いて下さってました(笑)
2011年1月5日に日本でレビュー済み
未だに「福澤徹三」=「実話怪談」と思い込んでしまう私。「怪の標本」が凄く好きだったからなあ。この本は短篇小説集ですので、お間違えのないように。

文章の上手さからすぐに物語世界に入り込めます。 「ブラックアウト」が1番好きでした。
主人公は売れない飲み屋やってるけど、仕事にもやる気ない20代の男。同棲相手は子持ちのヘルス嬢、浮気相手はホステス、そこにまた別の女が関わってきて、と…
読んでいけば大体オチの想像はつくと思いますが、やはりラストにはしみじみ厭な気分なり、怖くなりました。
主人公の男にどっぷり入り込んでるから、飲み屋の開店前のけだるさ、夏の暑さ、酒でごまかす弱さ、店のおツマミをコンビニで酒をディスカウントストアで仕入れるチープさ、もうぐったりやられました。
読み終えてもう主人公の男に入り込まずに済んで、ホッとした位(笑)

作者の心理描写の妙故か、とにかく主要登場人物にはどこかしら「絶望」「諦め」「厭世」が感じられますね。そのうえで皆がとても静か。
「太陽さんありがとう!さあ、今日も頑張るゾ!」なんてキャラクターはともかく、
「ぎゃあああお化けだ幽霊だうわあああ助けて〜」なんてキャラクターも出て来ない。
皆が怪異に遭遇しながら、目を見張り言葉も出せず冷や汗だけを流し、でもどこかで「ホラこうなると思ってた」と言わんばかりの諦観ぶり。
作品世界自体が既に澱んだ沼の中や、嫌に成る程暑い真夏の夕方の様。 この世界なら必ず何かが起こるよ、そしてそれは怖くて嫌な事に違いないよ…。

ラストの作品のラスト一行。あああ嫌…。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年2月1日に日本でレビュー済み
派手さはないですがじわじわと
恐怖が染み込んできます。
嫌な怖さがずっと傍にいる感じです。

9つの短編が収録されています。

原因が分からないまま、ただ静かに
怖さが漂っている話や、
ブラックユーモアな話や、
あっと驚くミステリー的な話等
バラエティー豊かです。

僕のオススメは

『最後の礼拝』

ネタバレしたらダメなのであまり語れませんが
最後にあっと驚かされます。
怪談というよりはミステリーです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実話怪談かな、っと思って買ったら、怪談小説でした。
ここ、ひっかからないで!!

1話目は実話怪談を書いてる人が巻き込まれる怪談。
他の作品もパラ見したけど、じっと っとして張り付いてくるような気味悪さがあります
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年4月4日に日本でレビュー済み
野村綺堂、都築道夫に連なる正統派恐怖小説の書き手のようです。
初めて読む作家のこれは短編集です。

表題作の「怪談熱」はすごく怖いです。
怪物も幽霊も血しぶきもない。それどころか明確な怪異すら抑えに抑えられています。それでいて怖い。なにが怖いのか、わからないのに、怖い。これを計算して書いたのだとすると、そら恐ろしい作家といわねばなりません。

ただ、明確な怪異を出した「夏の蟲」などは、かえって恐怖がそがれてしまっています。まだまだこれからの作家なのかもしれません。

作風はかなり地味です。
はでに血がドバーッと飛び散るようなのが好きなかたは、避けた方がよいでしょう。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート