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サッカーボーイズ 14歳 蝉時雨のグラウンド 単行本 – 2009/7/28
- 本の長さ332ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2009/7/28
- ISBN-104048739611
- ISBN-13978-4048739610
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009/7/28)
- 発売日 : 2009/7/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 332ページ
- ISBN-10 : 4048739611
- ISBN-13 : 978-4048739610
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,334,706位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 31,265位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
小説家。千葉県生まれ。法政大学経済学部卒。
商社、出版社勤務を経て、2006年小説家としてデビュー。
●著書
■『海が見える家』(小学館文庫)
■『海が見える家 それから』(小学館文庫)
■「帰宅部ボーイズ」(幻冬舎文庫)
■『あの人が同窓会に来ない理由』(幻冬舎文庫)
■『バー・ピノッキオへようこそ』(幻冬舎文庫)
■『最近、空を見上げていない』(角川文庫)
■『はじめて好きになった花』(祥伝社文庫)
■『たとえば、すぐりとおれの恋』(祥伝社文庫)
■『銀座の紙ひこうき』(中央公論新社)
○サッカー小説
■『ここからはじまる』(新潮社文庫)
■『ホームグラウンド』 (角川文庫)
■『スパイクを買いに』(角川文庫)
■『ムーンリバーズを忘れない』(ハルキ文庫)
■『サッカーの神様をさがして』(角川文庫)
★サッカーボーイズ・シリーズ
■『サッカーボーイズ 再会のグラウンド』
■『サッカーボーイズ13歳雨上がりのグラウンド』(角川文庫)
■『サッカーボーイズ 14歳 蝉時雨のグラウンド』(角川文庫)
■『サッカーボーイズ 15歳 約束のグラウンド』(角川文庫)
■『サッカーボーイズ 卒業 ラストゲーム』(角川文庫)
■『高校サッカーボーイズU-16』(角川文庫)
■『高校サッカーボーイズU-17』(角川文庫)
■『高校サッカーボーイズU-18』(角川書店)
■ジュニア版『サッカーボーイズ 再会のグラウンド』(つばさ文庫)
■ジュニア版『サッカーボーイズ13歳 雨上がりのグラウンド』 (角川つばさ文庫)
■ジュニア版『サッカーボーイズ 14歳 蝉時雨のグラウンド』(角川書店つばさ文庫
■ジュニア版『サッカーボーイズ 15歳 約束のグラウンド』(角川つばさ文庫)
■ジュニア版『サッカーボーイズ卒業 ラストゲーム』(角川つばさ文庫)
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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サッカーの中だけではない人間関係が非常に面白く描かれています。
登場人物の年齢やスポーツ小説としての話の流れや物語の雰囲気としては、野球小説の「バッテリー」(あさのあつこ著/角川文庫)と似ていると思う。
本作は遼介が14歳(中学2年生)の1年間を描いており、野球部を辞めてサッカー部に入ったキーパーのオッサの不調とその原因〜解決、小学校が違うグループ間の溝、サッカーの指導が出来るコーチの不在とその解決、星川の引き抜き危機など、1年間を描くだけあって様々な問題に触れているが、なかなか上手くまとまっている。
また、1年生女子の麻奈が入部したことで、女子サッカーの話題にも軽く触れており、なでしこJAPANが女子W杯で優勝して今は日本中が盛り上がっているので、少しタイムリーだなと感じた。
(本作の単行本が出版されたのは丁度2年前なので、なでしこJAPANの快挙とは関係無いのではあるが…)
本作の内容は、私とは少し状況は異なるものの、自分の中学時代と重なる点が多々あり、木暮コーチの存在は正直うらやましく感じた…
サッカーボーイズは数少ないサッカー小説の中では最も読みやすい作品である。
ただ、思春期の少年達の内情が多く描かれているので、試合の緊迫感や迫力にはやや欠ける。
ピッチ内の話が中心の迫力あるサッカー小説を求めるならば、「サッカーボーイズ」と同じく主人公の1年間を1冊で描いている連載小説「龍時」(野沢尚著/文春文庫)を勧める。
(「龍時」は著者の野沢尚さんが自殺してしまった為に、3冊目で中途半端に終了してしまい、まだまだ続くはずであった続編が読めないのが悔やまれる作品ではあるが…)
今作は14歳の揺れ動く心が描かれていて、僕が14歳だった当時を思い出し共感できた。本当に極悪なキャラや、完全にドロップアウトしてしまう登場人物がいないので、少しぬるさを感じてしまうが、安心して読める青春サッカー小説としてはオススメできる。
小学時代にサッカーをしていたので、喜んで繰り返し読んでいました。
「・・・蝉時雨のグランド」だけが文庫が出版されなくて、待つこと数ヶ月。
とうとう諦めて単行を購入した次第です。
中2になった息子は待ってましたとばかり、学校の朝読書タイムに読んだり、
寝る前に読んだり。気に入ると繰り返して読んでいるようです。
同世代なので、感性も合うのでしょう。
あれだけ夢中になっているので、子どもさんにお勧めの1冊ですよ。
むしろ、スポーツとは無縁の生活をおくっている。
しかし、この本は、特別。
サッカーボーイズ第三弾を書店で見たとき、まず表紙に惹かれた。
青いユニフォームの少年の顔が、私をまっすぐ見ているような、不思議な感覚に陥った。
読み進めていくと、丁寧な心理描写に心を奪われる。
彼らは、誰一人として、サッカーを説明するだけにいるのではなっかった。
彼らは、物語を進めるためだけの、駒でもない。
彼らは、「本の中」という架空の世界で呼吸をしている。
乾いた本の中で、砂まみれ、泥だらけになりながら、戦っている。
そんな感覚に陥る。
サッカーが好きな人には、少し物足りないかもしれませんが、サッカーに嫌気がさした人、大好きだった人に読んでもらいたい。
また、なんとなく毎日を生きてる人、やりたいことが見つからない人、大好きだったものをあきらめかけている人に、読んでもらいたい。
この作品を読むと、きっと元気になれますよ。ホントです。