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ムーの少年 単行本 – 2011/3/26
- 本の長さ245ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2011/3/26
- ISBN-104048740822
- ISBN-13978-4048740821
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011/3/26)
- 発売日 : 2011/3/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 245ページ
- ISBN-10 : 4048740822
- ISBN-13 : 978-4048740821
- Amazon 売れ筋ランキング: - 561,881位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 158,149位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
公式Twitter
https://twitter.com/suzupin
5月4日生まれ。三重県桑名市出身。
2006年、『月刊少年シリウス』にて自身初のオリジナル長編漫画『夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜』の連載を開始し、2019年、「ブーツレグ」を連載開始。現在も同時連載中。
漫画
夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜(既刊27巻、講談社刊『月刊少年シリウス』)
ブーツレグ(既刊1巻、講談社刊『月刊少年シリウス』)
ピンキーコミック(単巻、ワニブックス刊『コミックガム』)
Eine Kleine Nachtmusik(ワニマガジン社刊『robot』)
ライラ・ライクル(角川書店刊『ビーンズエース』)
小説、イラスト担当
神様家族(作:桑島由一)
ラスト・ビジョン(作:海羽超史郎)
毛布お化けと金曜日の階段(作:橋本紡)
越佐大橋シリーズ(作:成田良悟)
デュラララ!!(作:成田良悟)
世界の中心、針山さん(作:成田良悟)
Girl's Guard 君の歌は僕の歌(作:桜庭一樹)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(作:大森藤ノ)
画集
シューティングスター・カルナバル Side:夜桜四重奏(講談社刊)
シューティングスター・ビバップ Side:デュラララ!!(アスキー・メディアワークス刊)
テレビアニメ
神様家族 (2006年)
夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜(2008年)
デュラララ!! (2010年)
夜桜四重奏 〜ハナノウタ〜(2013年)
DEVIL SURVIVOR 2 the ANIMATION(2013年)
ガンダムビルドファイターズ(2013年)
ガンダムビルドファイターズトライ(2014年)
愛・天地無用!(2014年)
デュラララ!!2 (2014年)
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(2015年)
ゲーム
女神異聞録デビルサバイバー(アトラス)
デビルサバイバー2(アトラス)
デジモンワールド リ:デジタイズ(バンダイナムコ)
Caladrius(モス)
デジモンストーリー サイバースルゥース(バンダイナムコ)
その他
このライトノベルがすごい!
二次元DNsマスコットキャラ にじこちゃん(マイクロデザイン)
「TOWERanime」イメージキャラクター 田和玲子
作家。『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』で第五回角川学園小説特別賞を受賞。同作は新時代の青春小説と評され、ラジオドラマ化、映画化、コミック化される。次作の『NHKにようこそ!』はコミック化、アニメ化され世界的なヒット作品となる。その他、代表作に『超人計画』『僕のエア』『ムーの少年』『ライト・ノベル』等がある。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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読了
この本は、この本は、何もかもが、今までの滝本から変貌している
そして、この本の物語構造は、複雑で、なんというか
語る言葉を持てない
メインテーマは悟り そして夢と現実と幻想
SFでありファンタジーであり、現実を描く
で、結局、夢・幻と現実の境界があやふやになっていく
しかし最後は現実へと回帰する
しかし、その現実は本来の意味での現実ではなく、「真の世界」ではない。
いわば「夢の世界」「幻に覆われた世界」としての現実世界なのだ
この本の構造は、複雑で難解で哲学的である
だからこそ、この本の読解は難しい
現実を夢として描き
夢を現実として描く
なんだかわからないのである
でも僕はこの小説のラスト間際で、主人公が思わずアレを追いかけてしまうシーンがどうしようもなく好きなのです。
連載を読んでた頃からどうにもあの場面でアレを追いかけてしまう主人公というのが妙に気に入ってしまって…さすがにこれだけ年月がたったら印象に残るシーンも変わるだろうと思ってましたが、変わりませんでした(笑)
最後の方、主人公の一郎が何かに気づいたような内面描写がありますがはっきりとは言及されないまま終わります。作者の言う「悟りと美少女がこの本のテーマ」の悟りがそこに込められているのでしょうか?
たしかに連載版ではこういう書かれかたではなかったような…(さすがに記憶がはっきりしません!)
でも僕にとってはこの本は「理想世界の中の理想の自分と居心地の悪い現実の中の一匹のツチノコ」です
あそこで何も考えずに追いかけるという選択肢を選べる主人公は何気にすごいと思うのです。
滝本さんはこれしか作れないのか?と思っていた。それでこの本には興味が暫く無くなっていたのだが、
ふとしたきっかけで読んだ。 驚いた。作者曰く6年くらいこれを書くのに掛けたらしいが、
それに相応する非凡な出来だったと思う。
NHKにようこそ!・ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂとは全く違った新鮮な感覚になれると思う。
後半からの展開が秀逸だと個人的に思うので前半を微妙に感じてもぜひ読破してほしい。
「なんだこりゃ?スゴイけど意味わかんねぇ」と思った。
でも二読目で「もしかしたら、こういうことなのか?」
「この構成にはこんな意味があったんじゃ?」と思わされました。
あえて現実と夢。そして現実さえも虚構であるという構成であるがために、
正直、夢遊病の時に見た夢みたいな印象の作品でした。
難解です。でも考えてみてください。実りはあると思います
隠したいものを、だけど、苦痛に耐えながらさらけ出している彼の姿が小説を読めば誰でもわかります。
彼は絶えず、外に向けて発信していました(何か古い言葉ですね)
彼は絶えず、自己を否定していました(これも古い)
でも、この作品はなんでしょうか
あの、どんなに醜くても、どんなに格好悪くても、笑われようが、馬鹿にされようが、這いつくばってでも外に向けて叫び続けていた彼の姿が見られませんでした。
悟り?笑わせるなと思ってしまう。逃げちゃダメだと思う。真実は己の中にあるのではなく、絶えず自分の外にあるはずだ。
引きこもりがだんだん死語になっている昨今。それでも僕は、滝本竜彦に期待しているんだ。
なんて読後の感想を抱いた。物語の着地はとても鮮やかなものだとは思えなかった。
しかしなぜか読んでからしばらく心の中がもやもやとしていた。スマートな作品ではないかもしれないが、この作品には読者の心をざわつかせる何かがある……んじゃないかなーと思った。
内気な少年が、ヘンな美少女と出会う ボーイ・ミーツ・ガール
今回の主人公は中学生と、年齢が低めなのが特徴か
タイトルの『ムー』とはオカルト雑誌『ムー』のことだった
基本的に著者の作品って、寸止めだと思う