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備前風呂屋怪談 湯女の櫛 単行本 – 2011/7/1
岩井 志麻子
(著)
江戸時代初期、備前岡山の風呂屋に天女のような湯女がいた。女は夜ごと男の伽をしながら寝物語に不可思議な話を始めた……。『ぼっけえ、きょうてえ』の著者が満を持して贈る、時代怪談!
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2011/7/1
- ISBN-104048742124
- ISBN-13978-4048742122
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商品の説明
著者について
1964年岡山県生まれ。99年「ぼっけえ、きょうてえ」で日本ホラー小説大賞を受賞。同作で山本周五郎賞を受賞する。『チャイ・コイ』で婦人公論文芸賞、『自由戀愛』で島清恋愛文学賞を受賞。著書に『岡山女』『夜啼きの森』など多数。
登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011/7/1)
- 発売日 : 2011/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 223ページ
- ISBN-10 : 4048742124
- ISBN-13 : 978-4048742122
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,596,235位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・江戸時代(?)の岡山・岡山弁・岡山の女性が語る話、と、岩井志摩子さんお得意の要素満載です。ちょっと怖い、ちょっと不思議な話を楽しみながら読めました。
2021年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全てを飲み込める母性のような女を上手く表せている本だと、ぼっけいの方がインパクトは大きいですね。何故か目が離せず一気読みでした。
2023年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦時下、敵兵の鼻を削いだのは日本兵ではないし
朝鮮人を強制徴用とか女子どもを奴隷として売っぱらったとか、
冗談でも笑えないけど。
朝鮮人を強制徴用とか女子どもを奴隷として売っぱらったとか、
冗談でも笑えないけど。
2013年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先に続編を購入してしまい早く読みたかったが近くで販売していなかった 見つかって良かったです
2012年12月15日に日本でレビュー済み
物語設定の上手さに先ず驚きました。
風呂屋(湯屋とは違う)の垢こすりの後の、男女の床の中で絶世の美女から語られるちょっと怖い話が収められています。
小早川秀秋のご落胤か、朝鮮王朝の血を引く姫君か、技芸に優れ教養も高い、何をやらせてもそつのない才女藤が、この物語の主人公です。
藤の周りに集まる男たちは、彼女と床を共にすることだけが目的ではありません。
彼女の語り上手の物語に惹かれてくるのです。
嘘とも真実ともつかない話であり、誰それから聞いた話と言いながら彼女の脚色が加わった話です。
それが、客を惹きつけてやみません。
ここには、八編の短編が収められていますが、個人的には第四話の「彫物師」が好きです。
黄楊の木で彫られた女性の人形が、「生」を持つかのような話です。
そこには、それを作る人たちの並々ならぬ情熱が注がれており、それが「彫物」をそれ以上のものにし、「生」さえもたらします。
そして、ついには作り手がこの「人形」にのめり込んでゆくと言う話です。
その他の作品も、それぞれちょっとづつ心に響くものを持っており、楽しく読むことが出来ました。
風呂屋(湯屋とは違う)の垢こすりの後の、男女の床の中で絶世の美女から語られるちょっと怖い話が収められています。
小早川秀秋のご落胤か、朝鮮王朝の血を引く姫君か、技芸に優れ教養も高い、何をやらせてもそつのない才女藤が、この物語の主人公です。
藤の周りに集まる男たちは、彼女と床を共にすることだけが目的ではありません。
彼女の語り上手の物語に惹かれてくるのです。
嘘とも真実ともつかない話であり、誰それから聞いた話と言いながら彼女の脚色が加わった話です。
それが、客を惹きつけてやみません。
ここには、八編の短編が収められていますが、個人的には第四話の「彫物師」が好きです。
黄楊の木で彫られた女性の人形が、「生」を持つかのような話です。
そこには、それを作る人たちの並々ならぬ情熱が注がれており、それが「彫物」をそれ以上のものにし、「生」さえもたらします。
そして、ついには作り手がこの「人形」にのめり込んでゆくと言う話です。
その他の作品も、それぞれちょっとづつ心に響くものを持っており、楽しく読むことが出来ました。
2012年11月24日に日本でレビュー済み
岩井さんの「ぼっけえ、きょうてえ」「夜啼きの森」が好きすぎるんで…
あのじっとりと貧しくて田舎で夢も希望も無くて出て来る人間はろくでなしばかりで毎日生活していくのに精一杯でエロでもやんなきゃやってられねえよなあ、っていう世界にぐったりやられたんで…。
(それでも異様に美しい世界だった)
同じような作品を期待してたんでちょっと残念でした。
今回その辺の社会や生活描写はあっさり略されてます。
しかしまあ「そんな暗い作品読みたくねえよ、ただ怪談が読みたいんだよ」って方にはオススメかも。
湯女が語る怖い話の数々、って体裁の作品です。
あのじっとりと貧しくて田舎で夢も希望も無くて出て来る人間はろくでなしばかりで毎日生活していくのに精一杯でエロでもやんなきゃやってられねえよなあ、っていう世界にぐったりやられたんで…。
(それでも異様に美しい世界だった)
同じような作品を期待してたんでちょっと残念でした。
今回その辺の社会や生活描写はあっさり略されてます。
しかしまあ「そんな暗い作品読みたくねえよ、ただ怪談が読みたいんだよ」って方にはオススメかも。
湯女が語る怖い話の数々、って体裁の作品です。
2011年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
岩下 自体はエロイ人ってのは分かる。その人が作家だってのも知らなかったんだけどラジオでエロ怖い話って触れ込みだったんで買ってみた。
結果から言うと、全然エロくない。女性目線のエロイ描写に期待していたんだけど、全体的にぼやけてる印象しか残らない。
半分ほど読んで読むのを止めてしまった。主人公は女性なんだけど、もうちょっと主人公の心情に切れ込んだ表現とか、そういう手法が欲しかった。
残念だけど、私の感性では、のめり込むような魅力は感じられなかった。
結果から言うと、全然エロくない。女性目線のエロイ描写に期待していたんだけど、全体的にぼやけてる印象しか残らない。
半分ほど読んで読むのを止めてしまった。主人公は女性なんだけど、もうちょっと主人公の心情に切れ込んだ表現とか、そういう手法が欲しかった。
残念だけど、私の感性では、のめり込むような魅力は感じられなかった。