中古品:
¥94 税込
配送料 ¥257 5月29日-30日にお届け
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: ■通常24時間以内に出荷可能です。■クリーニング済み。■中古品ではございますが、良好なコンディションです。■万が一品質に不備があった場合は返金対応。■防水梱包です。■決済は、クレジットカード、コンビニ決済・ATM・ネットバンキング・Edy払いがご利用可能です。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

iモード事件 単行本 – 2000/7/1

3.9 5つ星のうち3.9 108個の評価

商品の説明

メディア掲載レビューほか

空前のヒット商品iモード誕生の裏に,こんな波瀾万丈の物語があったとは知らなかった
1999年2月にサービスを開始したNTTドコモのiモードサービスの契約者数は,同年8月に100万を突破し,2000年8月にはおそらく1000万を超える。これは,もはや単なるヒット商品ではない。もしホームラン商品という言葉があるなら,これは場外ホームラン商品である。

これだけ利用者が多いのだから,iモードとは何か,という説明は必要ないかもしれないが,携帯電話でレストランガイドの検索,ゲームや占い,天気予報や株価情報のチェックが簡単にできるというサービスがiモードである。もちろん電子メール機能もある。利用料金は通話時間に応じた課金ではなく,送受信したデータ量に応じて課金されるため,時間を気にすることなく安心して利用できる。おまけに利用者は意識していないかもしれないが,このiモードはインターネットにつながっている。つまり,iモード利用者はインターネット利用者でもあり,NTTドコモは利用者数1000 万人をかかえる日本最大のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)でもあることになる。

このiモード誕生の秘話を書いたのが,本書「iモード事件」である。筆者は,1997年にリクルートからスカウトされて,NTTドコモ・ゲートウェイビジネス部企画部長としてiモードのコンテンツ開発を担当してきた松永真理さん。彼女は,その功績からドコモ社内の技術部門の社長賞である「R&D賞」を受賞し,日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2000にも選ばれている。本書は,彼女でなければ書けなかった,iモードが生まれるまでの様々な出来事をまとめたものである。

物語は,1997年3月,「とらばーゆ」の編集長であった彼女に「とらばーゆ」の話が持ち込まれるところから始まり,2000年3月に赤いバラの花束を手にNTTドコモを退社するところで終わる。この間に,様々な事件が起きるのだが,ここでは紹介しない。登場人物はみんな個性的で,生き生きと描かれている。敬称を略させていただくが,頭の固いドコモ本社からチームを守るリーダーの榎,英語の単語を並べて議論をリードしていく経営コンサルタント軍団を率いる横浜,NECからやってきた「おじさん」の川端,演歌の好きな御曹司の笹川,彼女がベンチャー企業から引き抜いてきた夏野など,みんな魅力的に描かれている。

もちろん,最後は,iモードの大成功というハッピーエンドであることは分かっているのだが,読み始めれば途中で止められない。次々と事件が起き,難問が持ち上がり,iモードサービスを担当するゲートウェイビジネス部やiモードプロジェクト自体の行方が心配になってしまう。そして,おそらく読み終えた時,いつの間にか自分も彼女たちと一緒になってiモードを立ち上げたような錯覚におちいってしまう。そんな本である。

(早稲田大学 国際情報通信研究センター 客員教授 前川 徹)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)
--
ブックレビュー社

内容(「MARC」データベースより)

超アナログ人間がITするには? 世界最先端の携帯電話はどのようにして生まれたか? 成功するビジネスモデルはどう描く? 42歳で転職、iモード成功の立て役者がその秘密を明かす、リアルビジネス・ドキュメント。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2000/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 221ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4048836331
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4048836333
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 108個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
松永 真理
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
108グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2018年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仕事の進め方など、読んでいて面白かったです!!
今の時代にも通じるものなので、また読みたいです。
2011年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
携帯でインターネットなんて、当時の人にはその発想はなく、当たり前にその恩恵を受けて育った世代に読んでほしい。
これからインターネット業界でビジネスに参加される方、新卒の方などには、是非読んでほしいです。

全てはこの一冊から始まっているということに、感慨深くもあり、逆に言うと日本の携帯ビジネスをここまで複雑した筆者たちに、感銘を受けながらも、若干の憤慨も笑
そのおかげでかく言う自分もインターネットビジネスに足を踏み入れることになったのだから。

内容としては、インターネットも何も知らなかった筆者が、ヘッドハンティングにより、民営化したdocomoのimode事業部にスカウトされてからの、紆余曲折や筆者自身の心の変化、今は有名になった夏野氏の登場など、見どころ盛りだくさんです!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いまさらながら、とてもおもしろかった。エリート部長や、スタイリッシュなアントレプレナー、超有名御曹司、アホな外資コンサルなど、トレンディードラマ張りに役者が揃っているし、何よりビジネスを取り回し世界を動かす楽しさが伝わってくる。
たった10年ちょいで、ここまでスマートフォンに置き換わったのはビックリだけど、またこんな改革者が出てきて、そのうち世界をひっくり返すでしょ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月4日に日本でレビュー済み
著者の松永さんはiモードの生みの親と称されているが、

読み終えてから思うに、その表現はちょっとだけ違う気もしてきた。

確かに

開発チームをまとめ、事業の方向を指し示し、iモードの名称決定など実績は大きいのだが

それよりも

この書に出ててきて著者に関わる人間たちみんなが生みの親、そう認識できる。

そして松永さん自身もその気持ちを綴っている。

あくまで「開発者のひとり」としての私的観点からの記録というのが正しいのだろう。

最初この本をとったとき、ビルゲイツやマイケルデルに匹敵する自叙伝を期待していたが、

実際はそうでなかったにせよ、認識を改められただけで十分。読みやすいし。

これからITビジネスはもっともっとチームプレイになっていくはず、

迷ったとき、仕事に行き詰まったとき

世界の通信業界に金字塔を打ち立てた、この記録は間違いなく道しるべになりうるだろう。

主要な登場人物を映画「七人の侍」に見立てたのもおもしろく

むしろ、そちらの方に関心が向いてしまった。。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数年前にも一度読んだことがあるのですが、
自分が新規事業の担当になり、この本を思い出して、
再度購入しました。

新規事業担当になったばかりで、不安でつらくて、
仕方なかった私としては、非常に勇気付けられるものが
ありました。
松永さんはすばらしいと思います。

書き方は物語風ですが、随所に仕事の参考になるノウハウが
書かれています。

新規事業、企画担当、プロジェクトリーダー、
チームリーダーの方々は自分の仕事と重ね合わせて
読めると思います。
2006年5月30日に日本でレビュー済み
42歳で「とらばーゆ」編集長からNTTドコモにとらばーゆしたiモードの産みの親のひとり、松永真理さんが明かす、メガヒットの舞台裏。

笑いあり、涙ありの展開は、まるでドラマのよう。

「私はいままで陽のあたるところに行こうとしたことはないのよ。行ったところを陽に当たるようにしようと頑張ってきたのよ」

「『わかってくれない』のなら『わかってもらう』までだ」

彼女の言葉のひとつひとつがとても力強く、時に私を励ましてくれる。

人とのつながり方、意志の伝え方、そして去り方。

強く、やさしく、ひょうきんで・・

そしてすがすがしい。

仕事の、そして人生のお手本になる一冊です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年9月16日に日本でレビュー済み
筆者は有能なネゴシエーターである。
ただそれだけ。
大きな企業ならそれなりに優秀でモチベーションの高い人間もいるだろうから、
あとはタクトを振る指揮者の技量だといえばその通りだ。
だったら、そう書けばいいのに、
ベンチャーを目指すひとのバイブルというようなコピーを打つのは反則だと思う。
大企業のなかで官僚主義的なシステムで勝ち残って行きたいひとには良い教本かもしれないが、ホントの刷新を求めるひとにはちっとも参考にならない。著者が随所に挟む自慢話にも辟易です。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者に興味があり購入しました。
今は「昔懐かしい」になってしまいましたが、当時はよくお世話になったiモードの開発物語です。時系列で、事実がしっかりつながっていて読みやすかったです。
ただ、他のレビューがあまりに良すぎたので、そこからの期待値と比べると、「?」な感じでした。
著者個人は、コンセプトメーカーとしてはすごい人ですが、組織人として見ると、合う人としか付き合わない感じの人かな、という印象です。実際、組織をまとめ上げてiモードリリースまで持っていったのは、著者を引っ張ってきた上司、というのが本を読んだ印象です。もう一つ、同じ時期にPrime Readingでコンサルタント側にいた人の著書を読みましたが、他のメンバーと比べてこの本の著者とは距離を置いている印象でした。
そういう情報も含めてこの本を読んでみると、会社の辞め方の記述はあいまいで何か引っかかるものがある印象です。iモード開発者として持ち上げられた人がなぜ直後に辞めたのか、著者の略歴を拝見してその経緯に興味があったため、またこの本のラストシーンは退職するところと紹介されていたのでその辺の記載があるかと思い購入してみたのですが、肩透かしでした。やはり当事者は書きにくかったのかと思います。
こういう格好いい仕事の仕方もあるよ、という点では、役に立ちました。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート