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恋する文豪 単行本 – 2006/9/1
柴門 ふみ
(著)
文豪は恋をし、小説を書いた。柴門ふみは小説にツッコミを入れ、愛を知る
徳富蘆花、三島由紀夫、山本周五郎、吉行淳之介、村上春樹ら全24人のベストセラーを、「恋愛論」の著者である柴門さんが、「恋」の観点からひもといた文学・文豪論。イラストやゆかりの地情報も入り、お得!
徳富蘆花、三島由紀夫、山本周五郎、吉行淳之介、村上春樹ら全24人のベストセラーを、「恋愛論」の著者である柴門さんが、「恋」の観点からひもといた文学・文豪論。イラストやゆかりの地情報も入り、お得!
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2006/9/1
- ISBN-104048839586
- ISBN-13978-4048839587
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2006/9/1)
- 発売日 : 2006/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 4048839586
- ISBN-13 : 978-4048839587
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,542,742位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 40,885位エッセー・随筆 (本)
- - 190,189位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普段ほとんどミステリーしか読まないけど、名作も読んで見ようかなて思いました(^^)
2008年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古典名作(雪国/太陽の季節etc)から恋愛観を読み解く内容で、とにかく目からウロコの面白さ!
本書を読んだら、あの古典名作(友情/風立ちぬ)もトンでもキャラの暴走小説にしか見えなくなって来ます。
本書を読んで古典名作を読むか、古典名作を読んで本書を読むか。
紹介されている古典名作と是非あわせて読みたい一冊!
本書を読んだら、あの古典名作(友情/風立ちぬ)もトンでもキャラの暴走小説にしか見えなくなって来ます。
本書を読んで古典名作を読むか、古典名作を読んで本書を読むか。
紹介されている古典名作と是非あわせて読みたい一冊!
2011年9月7日に日本でレビュー済み
iPhoneやAndroidアプリで著作権の切れた
文豪の傑作を集めた「青空文庫」が無料で読めるようになった昨今。
そうはいっても時代が古すぎて、とっつきにくい…
というときに大いに役立つ本です。
紹介しているタイトルに、
青空文庫にある小説がかなり含まれているのでオススメ。
文学者もびっくりの柴門さん風の新解釈がほどこされ
作品が時代を超えてぐっと身近になります。
ただし全部読むと、ネタバレしてしまうので
1 柴門さんの解説の冒頭だけ読む
2 小説を読む
3 小説読了後に読み返す
ちするといいでしょう。
文豪の傑作を集めた「青空文庫」が無料で読めるようになった昨今。
そうはいっても時代が古すぎて、とっつきにくい…
というときに大いに役立つ本です。
紹介しているタイトルに、
青空文庫にある小説がかなり含まれているのでオススメ。
文学者もびっくりの柴門さん風の新解釈がほどこされ
作品が時代を超えてぐっと身近になります。
ただし全部読むと、ネタバレしてしまうので
1 柴門さんの解説の冒頭だけ読む
2 小説を読む
3 小説読了後に読み返す
ちするといいでしょう。
2010年11月22日に日本でレビュー済み
なんとなく敬遠していた純文学。でもこの本を読んでいるうちに、改めて読みたくなってきました。
たんなる解説書ではなく、柴門さんらしい切り口なのがよいです。
たんなる解説書ではなく、柴門さんらしい切り口なのがよいです。
2006年11月10日に日本でレビュー済み
万葉の歌には、旅に出る男の紐を結ぶという愛執表現がある。本書のオビには「柴門ふみは小説にツッコんで男心の紐を解く」とそれに拮抗するきわどい表現がある。
書名からして男心をさらけ出される感じだが、24人中2人の女流作家が入っている。樋口一葉と宇野千代。内に秘める恋を温める一葉、外にあらわに示す情熱の千代。適切な2人を選んでいると納得する。
さて、男は誰がふさわしいか、と言っても誰でもいい。これをテーマにしない小説、作家がどれほどあるか。幸田露伴の「五重塔」くらいしかすぐに浮かんでこない。
「恋する文豪」というドキッとするタイトルはいいとして、「恋をしないで文豪になれるでしょうか」と聞きたい。「体験しなくても、想像力で創作できるのが文豪である」と言われるであろうか。
「こころ」に漱石の恋愛体験がどのように裏打ちされているかが分かって書名に見合う内容になるはずである。そんなないものねだりしても始まらないが、この魅力的タイトルには作品論より作家論の方向でまたドキッとさせてください。
書名からして男心をさらけ出される感じだが、24人中2人の女流作家が入っている。樋口一葉と宇野千代。内に秘める恋を温める一葉、外にあらわに示す情熱の千代。適切な2人を選んでいると納得する。
さて、男は誰がふさわしいか、と言っても誰でもいい。これをテーマにしない小説、作家がどれほどあるか。幸田露伴の「五重塔」くらいしかすぐに浮かんでこない。
「恋する文豪」というドキッとするタイトルはいいとして、「恋をしないで文豪になれるでしょうか」と聞きたい。「体験しなくても、想像力で創作できるのが文豪である」と言われるであろうか。
「こころ」に漱石の恋愛体験がどのように裏打ちされているかが分かって書名に見合う内容になるはずである。そんなないものねだりしても始まらないが、この魅力的タイトルには作品論より作家論の方向でまたドキッとさせてください。
2006年10月10日に日本でレビュー済み
どれもこれも、名作と名高い作品ばかりですが、なんと読んだことあるのは漱石の「こころ」だけ。自分の読書不足も感じますが、あえてこういう題材の作品を選ばなかったといういいわけもなきにしもあらず。男女関係があまりにもどろどろしていて、感情も複雑で激しいし、現代、なかなかこうheavyには向き合っていられない。そこを柴門ふみさんは、うまく人間の深層に踏み込み、私たちにも理解しやすく解説してくださっているので、齢を重ねた今、文豪たちの名作・大作、読んでみようかなっという気にさせてくれました。文豪たちの文章、表現はさすがに息を呑むほどすばらしいし。
2006年11月21日に日本でレビュー済み
若い女性の恋愛指南役として名高いエッセイスト兼漫画家、柴門ふみの面目躍如たる力作がこの本である。とにかく文章がうまい、わかり易い、若者用語と言うか、そうそう、今風に言えばこういう事だよねという「ツボ」を抑えた、文学史的解説の数々。うん、彼女はますます芸達者になってきたという感じの筆運び。
選び抜かれた日本を代表する小説の数々は、最近の若者にはちょっと縁遠いものが多い。しかし、やや年配の方々には懐かしい作品群である。であるから、若者には恋愛小説入門編の様相を呈しており、上級者には今風解説とはこの様なものであるか、の感をしみじみと抱かせるに足る仕上がりとなっている。どの立場に立って読んでも楽しい。
特に大事なのは、じゃあ1度原作を読んでみようかなと思わせる「原文」が、要所要所にちゃんと散りばめられていることだ。そう、紹介するにはこうでなくてはならぬ。オリジナルがあっての解説なのだ。という訳で、本当にお勧めです。つまらない書評・文学史的解説より、遥かに原作のイメージが刷り込まれること、間違いなし!
選び抜かれた日本を代表する小説の数々は、最近の若者にはちょっと縁遠いものが多い。しかし、やや年配の方々には懐かしい作品群である。であるから、若者には恋愛小説入門編の様相を呈しており、上級者には今風解説とはこの様なものであるか、の感をしみじみと抱かせるに足る仕上がりとなっている。どの立場に立って読んでも楽しい。
特に大事なのは、じゃあ1度原作を読んでみようかなと思わせる「原文」が、要所要所にちゃんと散りばめられていることだ。そう、紹介するにはこうでなくてはならぬ。オリジナルがあっての解説なのだ。という訳で、本当にお勧めです。つまらない書評・文学史的解説より、遥かに原作のイメージが刷り込まれること、間違いなし!