VJを侍(はべ)らせ
舞姉に甘え
愛可に「置き去り」にされ
秋に眩惑される
その男、「二次元」
この作品に出てくる「嫁」達は
決して男の支配下にはない
対等な「戦友(パートナー)」として 描かれています
遊び人の江別を薄っぺらだと断じながらも
「VJは俺の嫁!」宣言の脆弱さや幼さが
たくましく、荒々しく、「野生」的な
舞姉&キングとの対比であらわされ
愛可には消費者ではなく「供給者」としての
決意と覚悟を問われる等
リア充の「爆風」で吹き飛ぶような
非常にパンチの利いたストーリーです
とりあえず、表紙VJにパンツを
もちろん豹柄で
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ゴールデンタイム外伝 二次元くんスペシャル (電撃文庫 た 20-20) 文庫 – 2012/6/8
三次元に絶望した男 ── その名も二次元くん。本名は佐藤。大学一年生。 大学でも三次元の女は完全スルー、脳内嫁(名前はVJ。セーラー服で日本刀を持って戦う14歳。好きな食べ物はチョイス)との対話や自作小説の執筆に明け暮れていた。 そんな彼へ三次元からの刺客が現れる。 中学時代の後輩 ── 魔性の秋。雰囲気のある美少女で、思わせぶりな微妙すぎる距離感をもって接してくる。 大学の同級生 ── 同人戦士・愛可。二次元に生きる者同士の共感を武器に二次元くんに迫りくる。 さらには天然チャラ男の友人・江別までもがハーレム合コンを武器に揺さぶりをかけてくる。 はたして二次元くんは二次元への想いを貫けるのか!? 心の彷徨を鮮やかに描く二次元叙情巨編!
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2012/6/8
- 寸法10.7 x 1.7 x 15 cm
- ISBN-104048866311
- ISBN-13978-4048866316
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2012/6/8)
- 発売日 : 2012/6/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 264ページ
- ISBN-10 : 4048866311
- ISBN-13 : 978-4048866316
- 寸法 : 10.7 x 1.7 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 594,318位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1978年生まれ、東京在住。PCゲーム会社退職後、フリー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 わたしたちの田村くん〈2〉 (ISBN-13: 978-4840231527 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方のレビューの通り、すごい作品で有ることは間違いないと思います。読んでみる価値はあると思います。ゴールデンタイム外伝となっていますが、「二次元君」の名前と基本設定が良いのでそれを使った、全く別の作品と考えるべきでしょう。
勿論物語ですから単純化・誇張されているとはいえ、本作品での二次元君をはじめとする主要登場人物それぞれの、大きく異なる価値観や行動原理が、想像できるか、理解できるか、は読者次第と思います。これが敷居の高さになるように私は感じました。それが越えられないと読み進める気になりません。好きか嫌いか、また読みたいと思うかはその辺で分かれるでしょうね。なので、本作品を皆が楽しめるか、広くお勧め出来るかと聞かれると私は正直疑問です。少なくとも私はかなり疲れました…私から見た特殊な個性は二次元君だけではないので余計です。そして最後はよく綺麗にまとめたものだと思います。そこが救いでしょうか。
勿論物語ですから単純化・誇張されているとはいえ、本作品での二次元君をはじめとする主要登場人物それぞれの、大きく異なる価値観や行動原理が、想像できるか、理解できるか、は読者次第と思います。これが敷居の高さになるように私は感じました。それが越えられないと読み進める気になりません。好きか嫌いか、また読みたいと思うかはその辺で分かれるでしょうね。なので、本作品を皆が楽しめるか、広くお勧め出来るかと聞かれると私は正直疑問です。少なくとも私はかなり疲れました…私から見た特殊な個性は二次元君だけではないので余計です。そして最後はよく綺麗にまとめたものだと思います。そこが救いでしょうか。
2012年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本編でもそうですが、このひと何でそんなに心理描写が的確なの?
怖いぐらいなんですけど。想像力でここまで書けるものなのか。作家の力というものを感じます。
俺の目は今赤くなっているか。超熱いセリフも有り。
間違いない一作。
怖いぐらいなんですけど。想像力でここまで書けるものなのか。作家の力というものを感じます。
俺の目は今赤くなっているか。超熱いセリフも有り。
間違いない一作。
2012年6月8日に日本でレビュー済み
竹宮ゆゆ子の「ゴールデンタイム」シリーズ外伝、本編ではいまいち影の薄い「二次元くん」こと佐藤隆哉の物語です
久しぶりに自分のオタク部分をバラバラに、木っ端微塵にされたなあ、と呆然としてます
「なんで世界は脳内嫁みたいに完璧じゃないの?」
「なんで世間の人たちは俺と違って他人と上手くやれてんの?」
「なんで現実世界は母ちゃんみたいに俺に対して優しくしてくれないの?」
中島梓の「 コミュニケーション不全症候群 (ちくま文庫) 」、あるいは斎藤環の「 戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫) 」のようなオタク分析本だというなら分かります
小説、それもオタクに優しい筈のライトノベルがオタク自身が日ごろ目をそらし続けている『傷』の部分に手を突っ込んで
情け容赦なくばっくり切り開いて精神から血を絞り出すような痛みを与えてくれるとは…
オタクにとっては劇薬・毒薬と同レベルの強烈さを持った一冊です
成人して周りが自分と違って他人とうまく付き合えて、女とセックスしてるのに俺は魔法使いになるのかと「世界の中で俺だけ一人ぼっち」状態で
絶望してるオタク諸君は覚悟して読みましょう、それほど本作は容赦ないです
それ以上に本作を女性が書いたという事が衝撃的です
男にとって呪縛の様な「まともな男は、大人はかくあらねばならない、それが出来ないのは人間としておかしい」という
世間の理想像と現実の自分との乖離からくるオタク男の苦しさを竹宮ゆゆ子は女の身でありながら、どうやってここまでリアルに描き出せたのか?
それとも女であるからここまで身も蓋も無いオタクの描き方ができたのか?
繰り返しになりますが、今作は毒です、劇物です。魂から血を流す覚悟が無ければ読むべきではないでしょう
自分がオタクであると思っている、オタクである事を世間的に「傷」だと思っている、そしてその「傷」から目を逸らしているとも思ってる
そしてその自分のオタクとしての生と向き合わなければ駄目だとも思っている、そこまで覚悟している方なら読むべきでしょう
久しぶりに自分のオタク部分をバラバラに、木っ端微塵にされたなあ、と呆然としてます
「なんで世界は脳内嫁みたいに完璧じゃないの?」
「なんで世間の人たちは俺と違って他人と上手くやれてんの?」
「なんで現実世界は母ちゃんみたいに俺に対して優しくしてくれないの?」
中島梓の「 コミュニケーション不全症候群 (ちくま文庫) 」、あるいは斎藤環の「 戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫) 」のようなオタク分析本だというなら分かります
小説、それもオタクに優しい筈のライトノベルがオタク自身が日ごろ目をそらし続けている『傷』の部分に手を突っ込んで
情け容赦なくばっくり切り開いて精神から血を絞り出すような痛みを与えてくれるとは…
オタクにとっては劇薬・毒薬と同レベルの強烈さを持った一冊です
成人して周りが自分と違って他人とうまく付き合えて、女とセックスしてるのに俺は魔法使いになるのかと「世界の中で俺だけ一人ぼっち」状態で
絶望してるオタク諸君は覚悟して読みましょう、それほど本作は容赦ないです
それ以上に本作を女性が書いたという事が衝撃的です
男にとって呪縛の様な「まともな男は、大人はかくあらねばならない、それが出来ないのは人間としておかしい」という
世間の理想像と現実の自分との乖離からくるオタク男の苦しさを竹宮ゆゆ子は女の身でありながら、どうやってここまでリアルに描き出せたのか?
それとも女であるからここまで身も蓋も無いオタクの描き方ができたのか?
繰り返しになりますが、今作は毒です、劇物です。魂から血を流す覚悟が無ければ読むべきではないでしょう
自分がオタクであると思っている、オタクである事を世間的に「傷」だと思っている、そしてその「傷」から目を逸らしているとも思ってる
そしてその自分のオタクとしての生と向き合わなければ駄目だとも思っている、そこまで覚悟している方なら読むべきでしょう
2013年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最新刊まで全て読んでいますが、この巻だけ内容が酷いです。
本当に本人が書いたのか疑問が残りました。(駒都エージの知り合いの
エロゲライターが書いたんじゃないの?という様な出来)
二次元君みたいなキャラは、カオスヘッドの主人公みたいに良く描かれている
人がいるのですから、もっと膨らませて書いて欲しいなと思います。
本編に出てくる生き生きとしたキャラクター達の影も形もありません。
シリーズのファンの方もこの巻だけは読まない方が良いと思います。
本当に本人が書いたのか疑問が残りました。(駒都エージの知り合いの
エロゲライターが書いたんじゃないの?という様な出来)
二次元君みたいなキャラは、カオスヘッドの主人公みたいに良く描かれている
人がいるのですから、もっと膨らませて書いて欲しいなと思います。
本編に出てくる生き生きとしたキャラクター達の影も形もありません。
シリーズのファンの方もこの巻だけは読まない方が良いと思います。
2012年7月23日に日本でレビュー済み
ラノベでありながらオタクをバッサリと切る本作。
外伝と称していますが、読み応えは結構ありました。
思春期特有の痛さや
オタク特有の逃げ腰な姿勢など
リアルに痛感するようなことが多くあり
なかなか読んでいて辛いところもあります。
特に十代の時に感じる
「自分だけが悩んでいる」「自分だけが考えている」
という自惚れや自意識過剰をよく捉えていると思います。
その点は主人公より周りのキャラクターが良く書かれています。
外伝というより短編として読む価値はあります。
自分に都合の良い世界を構築していくことに
ふと疑問を感じたなら読んでみることをお勧めします。
外伝と称していますが、読み応えは結構ありました。
思春期特有の痛さや
オタク特有の逃げ腰な姿勢など
リアルに痛感するようなことが多くあり
なかなか読んでいて辛いところもあります。
特に十代の時に感じる
「自分だけが悩んでいる」「自分だけが考えている」
という自惚れや自意識過剰をよく捉えていると思います。
その点は主人公より周りのキャラクターが良く書かれています。
外伝というより短編として読む価値はあります。
自分に都合の良い世界を構築していくことに
ふと疑問を感じたなら読んでみることをお勧めします。
2012年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
二次元君のオタクの葛藤が興味深く描かれている。
二次元に生きると宣言しても、三次元を捨てきれないオタクの本音に容赦ない。
但し、最後のまとめだけは納得できないものがある。
ネタバレになるので詳細は省くが、
援交さえ疑われる男関係の乱れた幼馴染である秋の現状を知りながら、
また、三次元の女の貞操感の欠如、ビッチ性を嫌悪し唾棄していながら、
一切をスルーして告白は無いでしょう。
蛇足ながら、若い女が男に拉致られた時に心配するのは外傷じゃないでしょ。
そのあたりも完全にピントハズレというか。。。
二次元に生きると宣言しても、三次元を捨てきれないオタクの本音に容赦ない。
但し、最後のまとめだけは納得できないものがある。
ネタバレになるので詳細は省くが、
援交さえ疑われる男関係の乱れた幼馴染である秋の現状を知りながら、
また、三次元の女の貞操感の欠如、ビッチ性を嫌悪し唾棄していながら、
一切をスルーして告白は無いでしょう。
蛇足ながら、若い女が男に拉致られた時に心配するのは外傷じゃないでしょ。
そのあたりも完全にピントハズレというか。。。
2012年6月10日に日本でレビュー済み
まずは、ゴールデンタイムとして読まないほうがいいと思います。
単巻ものの竹宮ゆゆこが書いた作品だと思って読んだほうがいいと思います。
ゴールデンタイムはとらドラ!からいきなり精神年齢を上げてきているのを外伝はさらに上げた感じです。
とらドラ!めちゃめちゃ好きでライトノベルを読みたい人には読んでて面白いかと言うと厳しいかもしれませんね…
ゴールデンタイムもライトノベルのぎりぎり一般文芸に入るレベルだったのをさらに上げた感じなので昔のゆゆこ作品を好きな人には…
ていうか、この作者はとらドラ!から作風がらっと変えたよね。まぁ僕個人としては、とらドラ!にはとらドラ!良さがありゴールデンタイムにはゴールデンタイムの良さがあるのでどちらも好きなんですが!
竹宮ゆゆこの作品が好きな人はぜひ読む価値があると思います。
単巻ものの竹宮ゆゆこが書いた作品だと思って読んだほうがいいと思います。
ゴールデンタイムはとらドラ!からいきなり精神年齢を上げてきているのを外伝はさらに上げた感じです。
とらドラ!めちゃめちゃ好きでライトノベルを読みたい人には読んでて面白いかと言うと厳しいかもしれませんね…
ゴールデンタイムもライトノベルのぎりぎり一般文芸に入るレベルだったのをさらに上げた感じなので昔のゆゆこ作品を好きな人には…
ていうか、この作者はとらドラ!から作風がらっと変えたよね。まぁ僕個人としては、とらドラ!にはとらドラ!良さがありゴールデンタイムにはゴールデンタイムの良さがあるのでどちらも好きなんですが!
竹宮ゆゆこの作品が好きな人はぜひ読む価値があると思います。