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マグダラで眠れII (電撃文庫 は 8-19) 文庫 – 2012/10/10

3.9 5つ星のうち3.9 20個の評価

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購入オプションとあわせ買い

異教徒最大の鉱山の町カザンに、近々入植があると気づいた錬金術師のクースラとウェランド。二人はなんとかカザン入植の波に乗るべく、手柄を立てようと画策する。そんな二人のもとに、“伝説の金属”の噂が舞い込んでくる。どうやら鍛冶屋組合の若き長である少女イリーネが、その金属の秘密を知っているというのだが ──。
眠らない錬金術師クースラと白い修道女フェネシスが贈る、その 「先」 の世界を目指すファンタジー第2弾!!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ アスキー・メディアワークス (2012/10/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/10/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 344ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 404886985X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4048869850
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.8 x 15 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 20個の評価

著者について

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支倉 凍砂
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1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 狼と香辛料〈14〉 (ISBN-13: 978-4048683265)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
20グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
目的を持つもの、持たざるもの、意味を見いだすもの、見いだせないもの、それぞれのエゴにまつわる様々な思い、これらを絡めた人間模様が面白いですね。何らかの形で技術系の思考と志向を持つ読者なら共感持てる部分も多く、それでも、技術一辺倒ではなく、プチロリ系も含んだ(笑)、人としての振る舞いを捨てきれない主人公の、気持ちのうつろいも織り交ぜていると思います。狼の延長にはあると思いますが、前作とは違った人との関わりの描き方に、楽しませてもらってます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年10月17日に日本でレビュー済み
内容的には結構専門的で小難しいことが多いと感じますが、行き当たりばったりで書いているように感じられる作品もある昨今、煮詰めた作品はとてもいいと思います。ライトノベルですが。

悪くはないんですが、主人公がいい人な作品ばかりで最近マンネリ化してきている気がしますから、目的のためには手段を厭わない主人公も人間っぽくてありです。(味方が死にそうでも標的を殺すために味方を置いてビルの屋上からヘリに飛び移る人とか最高ですからね)
狼と香辛料のヒロインが知的だったので、ん?、今回のヒロインもこれはこれでなかなかいいのではないでしょうか。

ただ、作者つながり、とかで買って前作のようなスタンスを希望する人は肩透かしを食らうかもしれません。(例えばFFシリーズだから、とか、バイオシリーズだから、とか)

本作は本作。単体で読めばいい作品だと思います。まだまだ話が佳境に入っている気もしないですし。

個人的には物語全体で、最後のほうストーリーが進んでほしいのに過去話祭りが起きたり、旅モノでもないのに出てくるキャラが多すぎて最初のほうのキャラが空気になったりしなければ最高ですね。
特にお願いなので白髪シスターさんを空気にしないであげてください。

最後に言わせてもらえば、三巻はよ!
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヨーロッパ中世を思わせる舞台+剣とドンパチが出てこない話が好きな人にはお勧めです。
今回は錬金術がベース、こちら方面の話がお好きな方には、やはりおすすめ
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
権力を傘に未亡人をわめき散らして脅す主人公ってどうなのよ。
随分高慢な態度の主人公なのに、ヒロインが従順なのが「※ただしイケメンに限る」の言葉が思い浮かぶ。
それにキーとなる題材のダマスカス鋼は銃夢でも出てきていて、ちょっとしたマンガ好きならネタが割れてるあたりもがっかり。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年10月25日に日本でレビュー済み
どこが悪いという訳ではないのですがシリーズとして見ればまだ序章なのでこれからですが
1冊の本として見た場合、全体的に盛り上がりに欠ける所があります。

リアルを追求するにはファンタジー要素が有り過ぎファンタジーとしては変にリアルで窮屈な感じでしょうか。

今回のアイテムも既知な方も多いもので明かす種がない種明しを見ているようでした。
「狼と香辛料」からのファンはもう少し夢が見れる展開を望んでいるのではないのでしょうか。
ヒロインのファンタジーな所も主人公の思考の一助にしかなっておらず見ていて不要なのでは?とさえ思ってしまいます。

確かに続きものを読んではいるのですが1作品ではなく1冊で評価に値するものを期待しているので評価は少し下げました。

悪い所をたくさん書きましたが世界観や雰囲気、キャラクターの掛け合いなどは自分としては好きですね。
今後に大きく期待したいです。
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年1月4日に日本でレビュー済み
前作からのファンで、あまり好印象なレビューがなかったので書こうと思いました。

前作は軽い経済学を交えてのストーリーが今作は化学を交えてになっています。
化学を知っている人にとっては中途半端な知識で書いてることが、知らない人にとってはポカンとしてしまうのが余り受け付けないのかなと思いました。
私も化学科出身なので、作中で「?」と思うことはありますが、そこはライトノベルですし気にしてもしょうがないかなと思います。
主人公とヒロインの他愛もない絡み、なにより世界観が好きなので星5を付けさせていただきます。
世界観は前作と同じような感じなので前作の雰囲気を味わいたい方は期待を裏切らないと思います。
あとは他の方がレビューで書いてますが。主人公が前作と変わり黒い(表現が正しいかわかりません)部分があります。今後の物語の伏線なのかどうかはわかりませんが、ロレンスよりはアクの強いキャラになっています。逆にヒロインは前作よりは丸くなっているかも?笑

楽しく読ましていただいてますし、今後にも期待しています。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年10月24日に日本でレビュー済み
試しに1巻を買ってみたら面白かったので2巻目も購入。
ファンタジー的な者ではなく、現実に居た科学者としての錬金術師の設定が好印象。

狼と香辛料も面白かったけど,作者が作る世界観の独特な空気が気に入ってます。
3巻目が出るのが楽しみ。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年10月12日に日本でレビュー済み
支倉凍砂の新作2冊目。

いまのところ面白くもつまらなくもないなぁ・・・?
というのが正直な感想。

山場があるような無いような。
でも今巻はけっこうハラハラしながら読みました。

前作と繋がりはまったくないのでしょうが、
雰囲気はちょっと似てるのかな?

協会が幅を利かせていて、騎士団という協会も簡単に
手が出せない巨大な機構みたいなのがあって。
商工会というのもあるみたいだけど、今のところ
存在意義はないみたい。

主人公一行は騎士団の中に属していて、身分柄、
町のなかでは大きく振舞えるけど、庇護を受ける
騎士団からは自由じゃない。
上から睨まれない程度に実績をあげつつ、自分の
目的のためどう進んでいくのか。そんなお話です。

あんまり主人公に好感が持てないのは
やっぱちょっと横暴だからかな?
殴ったり蹴ったりとかの暴力的なわけじゃないけども、
「得体のしれない錬金術師」(だと、世間には思われてる)
身分を存分に利用して好き放題。
主人公はそれを自覚しつつ、それがなんだ?と言える
人のようで、嫌われようとどう思われようとかまわない。

いまのところ好感度はない。
読者的にも、登場人物のヒロイン的にも。
獣耳付きヒロインのフェネシスさん。
最後にちょっと怪しかったのは好感度的なものじゃないよね?
なんだかとってもわかりにくいのです。

1巻でとりあえず居場所を確保した、はずだった主人公たち。
だけど、どうやらそれがつかの間のお話だったようで、
自分のやりたいことを目指すには次の町に行かなくては
ならない。でも、いまのとこ実績が足りないので連れて行って
もらえそうにない。
さてどうするか?というのが2巻のお話。

最終的に目標は達成されたようだけど、それが詐欺同然って。

なんだろうなぁ・・・ハラハラはしたけど、
面白いかどうかと言われると・・・保留としか言いようがない。
1巻もそうだったけれど、終わりに近づくにつれてどんどん
尻すぼみになってる感じもマイナス。
最後は投げっぱなし感があって、なんだかすっきりしない。

前作のイメージが強すぎるんだろうけど、
物語の雰囲気はちょっと似てるので、絵との違和感も付きまとう。
絵は・・・あってない、のかな。
前作の絵を踏襲しようとして、失敗してる感じが。

なにもかも、保留かな・・・。
41人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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