結構網羅的に書かれていて、独学で特定分野職人になっていた30代エンジニアだった自分にとっては新しい発見がけっこうあった。
署名には反するが、UNIXで仕事をしている人、が読んでも結構面白いのではないかと思える本だった。
また、新人教育に使っている教材に手を加えた、と言っているだけあって、説明がとても丁寧だったと思う。
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はじめてUNIXで仕事をする人が読む本 大型本 – 2014/3/21
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日2014/3/21
- ISBN-104048913921
- ISBN-13978-4048913928
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商品の説明
著者について
木本雅彦(きもとまさひこ)
1972年生。東京工業大学大学院情報理工学研究科博士課程修了。博士(理学)。2003年より株式会社創夢に勤務。
カーネルドライバ開発から、ネットワークアプリケーション、Webアプリケーション開発までの幅広いレイヤーをこなす。普段はFreeBSDをメインの生活環境として使う。
また、2007年より小説家としての執筆活動も行う。主な著作に「くあっどぴゅあ」(ファミ通文庫)、「星の舞台からみてる」(ハヤカワ文庫JA)、「人生リセットボタン」(PHP研究所)などがある。
UNIX技術者と小説家の両方の経験を活かし、ASCII.Technologies上で、IT業界小説「株式会社初台アーバンギルド」を連載していた。
松山直道(まつやまただみち)
1964年東京生まれ。株式会社創夢創業メンバー兼現取締役。WIDEプロジェクトに初期から参加しており、主にインターネット関連の研究活動等に従事。
特にIPv6関連技術の研究開発や普及を推進するコミュニティにおいて積極的に活動している。
またルータ等ネットワーク関連機器類の開発業務にも携わる。社内のCISO(最高情報セキュリティ責任者)を務める。
自宅のネットワークは、10年以上前から/29と/48のデュアルスタック。日本UNIXユーザ会幹事。
稲島大輔(いなじまだいすけ)
1982年生まれ。2007年より株式会社創夢に勤務。組み込み機器へのブートローダ・カーネルの移植から、ネットワークプロトコルの実装など、主に低位層から中位層の業務を担当。
趣味では関数型言語でアプリを作ったりすることの方が多い。UNIX環境としては2014年現在でもデスクトップ・サーバともにNetBSDを常用。pkgsrcを気に入っている。
株式会社創夢(かぶしきがいしゃ そうむ)
1984年創立。創立以来一貫して、UNIXとインターネットを事業の主軸においている。
JUNET時代には創夢を経由してネットに接続する企業も多かった。かつてはX11R5のマニュアルを出版するなど、X Window Systemに力を入れていた時期もあった。
エンジニアが作ったエンジニアのための会社であり、エンジニアが楽しく仕事ができる環境を作るというビジョンを持っている。
事業範囲はUNIXの移植、デバイスドライバの開発、研究用ソフトウェアの開発、サーバ・ネットワークの設計・構築・運用管理など。
「普通の会社だとこういう仕事引き受けてくれないんだよなあ」という種類の面倒な仕事を、軽いフットワークと重量級の馬力でさばくのが得意な、特異な会社。
1972年生。東京工業大学大学院情報理工学研究科博士課程修了。博士(理学)。2003年より株式会社創夢に勤務。
カーネルドライバ開発から、ネットワークアプリケーション、Webアプリケーション開発までの幅広いレイヤーをこなす。普段はFreeBSDをメインの生活環境として使う。
また、2007年より小説家としての執筆活動も行う。主な著作に「くあっどぴゅあ」(ファミ通文庫)、「星の舞台からみてる」(ハヤカワ文庫JA)、「人生リセットボタン」(PHP研究所)などがある。
UNIX技術者と小説家の両方の経験を活かし、ASCII.Technologies上で、IT業界小説「株式会社初台アーバンギルド」を連載していた。
松山直道(まつやまただみち)
1964年東京生まれ。株式会社創夢創業メンバー兼現取締役。WIDEプロジェクトに初期から参加しており、主にインターネット関連の研究活動等に従事。
特にIPv6関連技術の研究開発や普及を推進するコミュニティにおいて積極的に活動している。
またルータ等ネットワーク関連機器類の開発業務にも携わる。社内のCISO(最高情報セキュリティ責任者)を務める。
自宅のネットワークは、10年以上前から/29と/48のデュアルスタック。日本UNIXユーザ会幹事。
稲島大輔(いなじまだいすけ)
1982年生まれ。2007年より株式会社創夢に勤務。組み込み機器へのブートローダ・カーネルの移植から、ネットワークプロトコルの実装など、主に低位層から中位層の業務を担当。
趣味では関数型言語でアプリを作ったりすることの方が多い。UNIX環境としては2014年現在でもデスクトップ・サーバともにNetBSDを常用。pkgsrcを気に入っている。
株式会社創夢(かぶしきがいしゃ そうむ)
1984年創立。創立以来一貫して、UNIXとインターネットを事業の主軸においている。
JUNET時代には創夢を経由してネットに接続する企業も多かった。かつてはX11R5のマニュアルを出版するなど、X Window Systemに力を入れていた時期もあった。
エンジニアが作ったエンジニアのための会社であり、エンジニアが楽しく仕事ができる環境を作るというビジョンを持っている。
事業範囲はUNIXの移植、デバイスドライバの開発、研究用ソフトウェアの開発、サーバ・ネットワークの設計・構築・運用管理など。
「普通の会社だとこういう仕事引き受けてくれないんだよなあ」という種類の面倒な仕事を、軽いフットワークと重量級の馬力でさばくのが得意な、特異な会社。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014/3/21)
- 発売日 : 2014/3/21
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 248ページ
- ISBN-10 : 4048913921
- ISBN-13 : 978-4048913928
- Amazon 売れ筋ランキング: - 962,517位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 298位Unixオペレーティングシステム
- カスタマーレビュー:
著者について
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1972年静岡県生まれ。博士(理学)。
ライトノベル/SF作家。
BSD屋、UNIX屋、インターネット屋の技術者。
2006年、『声で魅せてよベイビー』で第8回エンターブレインえんため大賞佳作を受賞し、翌年同作にてデビュー。
他の著書に『クロノレイヤーに僕らはいた』(トクマノベルスEdge)、『くあっどぴゅあ』(ファミ通文庫)、『星の舞台からみてる』(ハヤカワ文庫JA)、『人生リセットボタン』(PHP研究所)などがある。
IT技術系のネタを、呼吸をするかのように使うので、えてして読者がおいてけぼりになりがち。
2014年には、技術書である『はじめてUNIXで仕事をする人が読む本』を執筆。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
はじめに断っておくと私はUNIX歴15年。
UNIXに手を染めた当時は、 新The UNIX Super Text 上 改訂増補版 という本(正確にはこの本の改訂前)に大変お世話になった。
あれも大変良書なのだが、後進にUNIXのいろはを学ぶ本としてお勧めするにはちょっと躊躇いがあった。理由は、発行年が古くて今の入門者に知っておいてもらいたい最新トピックが無いこと、それに値段が張ること(本気度の高い人にならいいのだけど)。
そこへ来てこの本の登場はとてもありがたい。安心して勧められる。
内容は、日常的に使っている人々ならどれも知っているレベルの話だと思う。
しかし、とはいっても、そのレベルの話を漏れなく覚えている人というのもまた居ないと思う。
よって、自分としても復習を兼ねて作業机の書棚に置いておき、ふと疑問が出てきた時に読み返したいし、
後半のネットワーク・セキュリティー周りのトピックで頭の中の情報をアップデートしておきたい。
確かにこの時代、ググれば中に書かれている情報は手に入るだろう。
しかし、信頼できる情報に辿り着くまでに、過剰な時間とコストを知らず知らずのうちに払っていることが多い。
入門レベルの人であるほど、その量は計り知れない。
そんなところで苦労するより、おとなしくこの本を手元に置いておくべきだ。
UNIXに手を染めた当時は、 新The UNIX Super Text 上 改訂増補版 という本(正確にはこの本の改訂前)に大変お世話になった。
あれも大変良書なのだが、後進にUNIXのいろはを学ぶ本としてお勧めするにはちょっと躊躇いがあった。理由は、発行年が古くて今の入門者に知っておいてもらいたい最新トピックが無いこと、それに値段が張ること(本気度の高い人にならいいのだけど)。
そこへ来てこの本の登場はとてもありがたい。安心して勧められる。
内容は、日常的に使っている人々ならどれも知っているレベルの話だと思う。
しかし、とはいっても、そのレベルの話を漏れなく覚えている人というのもまた居ないと思う。
よって、自分としても復習を兼ねて作業机の書棚に置いておき、ふと疑問が出てきた時に読み返したいし、
後半のネットワーク・セキュリティー周りのトピックで頭の中の情報をアップデートしておきたい。
確かにこの時代、ググれば中に書かれている情報は手に入るだろう。
しかし、信頼できる情報に辿り着くまでに、過剰な時間とコストを知らず知らずのうちに払っていることが多い。
入門レベルの人であるほど、その量は計り知れない。
そんなところで苦労するより、おとなしくこの本を手元に置いておくべきだ。
2014年3月27日に日本でレビュー済み
内容については申し分ないのですが、一点、気に掛かった事があります。
> 2.7 grep
>
> fgrepは、patternに正規表現を指定できない分、高速な処理が可能だ。
fixed string(固定文字列)であっても、pattern が単一文字列であれば fgrep と egrep の処理時間はほとんど変わりません。fgrep の方が速くなるのはpattern に複数の固定文字列(キーワード)を指定した場合です(以下の a,b,c は固定文字列)。
$ grep -F "a"$'\n'"b"$'\n'"c"$'\n'... filename
つまり、
$ grep -E 'a|b|c|...' filename
を、上記の様に書き換えると多少速くなるということです。もっとも、fgrep で複数のキーワードを指定して使う事は(現在では)ほとんどない、とは思いますが…。
不思議なのは、この事に関する知見(grepの内部で使われている検索アルゴリズムなど)を教えていただいたのは創夢社の人なのでした。10年以上も前の事なので、その人はもう居ないのかもしれませんが…。
> 2.7 grep
>
> fgrepは、patternに正規表現を指定できない分、高速な処理が可能だ。
fixed string(固定文字列)であっても、pattern が単一文字列であれば fgrep と egrep の処理時間はほとんど変わりません。fgrep の方が速くなるのはpattern に複数の固定文字列(キーワード)を指定した場合です(以下の a,b,c は固定文字列)。
$ grep -F "a"$'\n'"b"$'\n'"c"$'\n'... filename
つまり、
$ grep -E 'a|b|c|...' filename
を、上記の様に書き換えると多少速くなるということです。もっとも、fgrep で複数のキーワードを指定して使う事は(現在では)ほとんどない、とは思いますが…。
不思議なのは、この事に関する知見(grepの内部で使われている検索アルゴリズムなど)を教えていただいたのは創夢社の人なのでした。10年以上も前の事なので、その人はもう居ないのかもしれませんが…。
2014年5月22日に日本でレビュー済み
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が読むとさらに嫌になるでしょう。
あくまで中級者向け以上限定の書籍です。
第一章でまごついているようだと、先へ進めません。
逆に言えば初学者は第一章で何が自分に足りないか感じて、特定のディストリビューションでよりわかりやすい本を探すと良いでしょう。
あくまで中級者向け以上限定の書籍です。
第一章でまごついているようだと、先へ進めません。
逆に言えば初学者は第一章で何が自分に足りないか感じて、特定のディストリビューションでよりわかりやすい本を探すと良いでしょう。
2014年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
unix系で仕事をしてはないですが、自宅PCはubuntuを使っている都合上、読んで見たくなって購入しました。仕事で使うには、CUIが必要だとは思いますが、DOCが英語のまま使うのができないので、翻訳という作業と、使い方を日本語にしていると思う本でした。私はubuntuがメジャーになる前にはvinelinuxを使っていました。インストール説明書の日本語を体験して通過すると、英語のままのDOCだったするのが、あたり前だったあの頃にこんな本が出版されたらよかったのになぁと思ってしまいました。
2015年4月28日に日本でレビュー済み
UNIX初心者は対象ではないと序文に書かれている通りで、「仕事をする」というからには、その前から当然経験済みだよね、ってことが前提で、ただ「仕事をする」にあたって抜け漏れがあるといけないので、プロとして網羅的に見直しておきましょうね。という趣旨の本です。ですから、はじめてUNIXを触る人のための本ではないので、もしあなたが初心者だったら少し難しいと思います。初心者ではないけどプロにはもう一歩っていう人向けだと思います。