放浪少年だったコルと、半分狼なおてんば娘ミューリとの物語
この前のシリーズは、ホロといい、ロレンスといい世の中の暗い所を
知った上で、戦っていったのですが、これは、聖職者をめざしている
ある意味世間知らずのコルと脳天気なミューリの明るい話でより
ラノベ向きと思えるんですが少し違う感じがします。
狼と羊皮紙の2巻目です。
こんどは、生きてゆくのに精一杯な北の孤島ケソンで
人減らしのために娘を奴隷にするという厳しい現実に
打ちのめされます。さらに大きな商会が来て、
多量に奴隷として差し出すことにより、島が一時的に
潤う様を見て、自分の無力さと何か解決策がないかを
探す巻になっています。
脳天気によりラノベ向きのキャラクターになったのですが
ストーリー自体は重たい内容で、少し苦手な読者もいるような
気がします。また、このシリーズ全体にいえることですが
特に、脳天気な結末まで書いて欲しいのですがそこまで
記述されていないので、どちらかというと重いイメージの
方が強く残って少し残念です。
とはいえ、瀕死のミューリが底力を発揮してコルを守ろうと
する様は圧巻ですし、ストーリーの流し方は超一流で
この中世の世界観にひきこまれ感は最高です。
若い世間知らずと脳天気な二人の物語なのでもっと明るい話を
期待したいところですが、暗めな話になっているのが残念では
ありますが、さらに絆が深くなったこの巻 とても良かったです
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新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙II (電撃文庫) 文庫 – 2017/3/10
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賢狼ホロの一人娘ミューリの新たなる旅は、海賊の住む島!?
港町アティフでの聖書騒動を乗り越えた青年コルと、賢狼の娘・ミューリ。恋心を告げて開き直ったミューリから、コルは猛烈に求愛される日々を送っていた。
そんな中、ハイランド王子から次なる任務についての相談が。今後の教会勢力との戦いでは、ウィンフィール王国と大陸との海峡制圧が重要になってくる。そのため、アティフの北にある群島に住む海賊たちを、仲間にすべきかどうか調べて欲しいというのだ。
海賊の海への冒険に胸を躍らせるミューリであったが、コルは不安の色を隠せない。なぜなら海賊たちには、異端信仰の嫌疑がかけられていたのだ。彼らが信じるのは、人々が危機に陥ると助けてくれるという“黒聖母”。不思議な伝説が残る島で、二人は無事任務を遂行することができるのか――。
港町アティフでの聖書騒動を乗り越えた青年コルと、賢狼の娘・ミューリ。恋心を告げて開き直ったミューリから、コルは猛烈に求愛される日々を送っていた。
そんな中、ハイランド王子から次なる任務についての相談が。今後の教会勢力との戦いでは、ウィンフィール王国と大陸との海峡制圧が重要になってくる。そのため、アティフの北にある群島に住む海賊たちを、仲間にすべきかどうか調べて欲しいというのだ。
海賊の海への冒険に胸を躍らせるミューリであったが、コルは不安の色を隠せない。なぜなら海賊たちには、異端信仰の嫌疑がかけられていたのだ。彼らが信じるのは、人々が危機に陥ると助けてくれるという“黒聖母”。不思議な伝説が残る島で、二人は無事任務を遂行することができるのか――。
- 本の長さ360ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2017/3/10
- 寸法10.6 x 1.8 x 14.8 cm
- ISBN-10404892754X
- ISBN-13978-4048927543
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.6
189
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5つ星のうち4.6
131
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5つ星のうち4.6
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5つ星のうち4.7
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5つ星のうち4.7
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価格 | ¥770¥770 | ¥792¥792 | ¥770¥770 | ¥814¥814 | ¥770¥770 | ¥792¥792 |
内容紹介 | 聖職者を夢見る青年コルは、夢を叶えるため、恩人であるロレンスが営む湯屋を旅立つ。そんなコルの荷物には、狼の耳と尻尾を持つ、ホロの娘ミューリが潜んでいた。ファン待望、『狼と香辛料』の新シリーズ! | 聖職者を目指す青年コルと、賢狼の娘ミューリの次なる任務は、北の群島に住む“海賊”の内偵。冒険に胸躍らせるミューリだが、コルは彼らの異端信仰疑惑に頭を悩ませており――!? 「狼」と羊皮紙の旅、第2巻! | 海賊の住む島からの船旅の途中、聖職者志望の青年コルと賢狼の娘ミューリは、荒天によりウィンフィール王国の港町デザレフにたどり着く。そこで二人は商人の娘から助けを求められ――? | ウィンフィール王国第2位の都市でコルを待ち受けていたのは、世界の命運を左右する教会と王国の争いだった。戦争勃発不可避と思われる中、コルに加勢を申し出たのは、ロレンスのかつての好敵手・女商人エーブで!? | コルとミューリは一時の休暇を利用し、調べ物のためブロンデル修道院を訪れることに。その道中で、行き倒れの少年騎士に出くわすのだが、彼は“薄明の枢機卿”であるコルを目の敵にしていて――!?シリーズ第5弾! | コルと2人だけの騎士団を結成したミューリは、騎士という肩書きに夢中になっていた。そこにハイランドから、新大陸を目指しているという老領主の調査を頼まれる。彼には悪魔と取引しているという不穏な噂があり!? |
商品の説明
著者について
●支倉 凍砂:第12回電撃小説大賞《銀賞》を受賞し、電撃文庫『狼と香辛料』にて2006年にデビュー。
●文倉 十:ライトノベルの挿絵ほか、フリーで活躍するイラストレーター。
●文倉 十:ライトノベルの挿絵ほか、フリーで活躍するイラストレーター。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2017/3/10)
- 発売日 : 2017/3/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 360ページ
- ISBN-10 : 404892754X
- ISBN-13 : 978-4048927543
- 寸法 : 10.6 x 1.8 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 90,738位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 狼と香辛料〈14〉 (ISBN-13: 978-4048683265)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年9月18日に日本でレビュー済み
またもやステージが変わり、今回は寂れた港町での物語でした。そしてヒロイン以外のヒロインが登場しない、一本道です。主人公の真面目さと、成長が頼もしく、面白いです。道を誤った時も、支えて正す、読者に媚びないヒロインも前作に引き続き好感が持てます。
2017年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テーマは商売から信仰に変わりましたが、物語の展開的には前作とそう変わりはありません。
前半舞台紹介(風土、歴史、環境など)、ミューリと掛け合いをしながら街を回る。
中盤以降では問題に対する自分の非力さに悩んだり、発破をかけられたり、ミスをしたり、怒られたりする。
最後の最後、諦めかけたところで土壇場の閃きをし、大きな力を借りて問題をとりあえず解決。
展開的に目新しいものを期待すると、肩すかし感があるかもしれません。
もちろん、これまでの「狼と香辛料」の雰囲気・面白さは問題なくありますので、コルとミューリの物語が見たい!
いう方は問題なく楽しめると思います。
前半舞台紹介(風土、歴史、環境など)、ミューリと掛け合いをしながら街を回る。
中盤以降では問題に対する自分の非力さに悩んだり、発破をかけられたり、ミスをしたり、怒られたりする。
最後の最後、諦めかけたところで土壇場の閃きをし、大きな力を借りて問題をとりあえず解決。
展開的に目新しいものを期待すると、肩すかし感があるかもしれません。
もちろん、これまでの「狼と香辛料」の雰囲気・面白さは問題なくありますので、コルとミューリの物語が見たい!
いう方は問題なく楽しめると思います。
2017年3月28日に日本でレビュー済み
単に、支倉先生のファンということもあるのでしょうが、今回もとてもよかったです。
緻密に語られる心理描写、旅のなかで貧困にあえぐ北の大地の人々の生活の情景が丁寧に書き込まれているからこそ、彼らの出したコルの出した提案がとてもすんなりと読者に理解できるのだろうとおもいます。 商人じゃないので、ホロとロレンスの時の様なお金的な意味でのワクワクはないですが、この後どんな旅が続くのか次の作品が楽しみです。 次はどこに行くんですかね。
緻密に語られる心理描写、旅のなかで貧困にあえぐ北の大地の人々の生活の情景が丁寧に書き込まれているからこそ、彼らの出したコルの出した提案がとてもすんなりと読者に理解できるのだろうとおもいます。 商人じゃないので、ホロとロレンスの時の様なお金的な意味でのワクワクはないですが、この後どんな旅が続くのか次の作品が楽しみです。 次はどこに行くんですかね。
2017年4月24日に日本でレビュー済み
作者あとがきにて、シリアスが多いのが気になったとの記述がありましたが、
砂糖と塩の関係で、片方があるからもう片方が映えるのです(言われるまでもないと思いますが)
狼と香辛料の売りは「思考停止の萌ラブコメじゃないラノベ」ですので、今後とも今の路線でお願いしたいです
砂糖と塩の関係で、片方があるからもう片方が映えるのです(言われるまでもないと思いますが)
狼と香辛料の売りは「思考停止の萌ラブコメじゃないラノベ」ですので、今後とも今の路線でお願いしたいです
2017年4月18日に日本でレビュー済み
非常に良かったです。
前作の行商の旅路で起こる様々なエピソードとは全く異なる、しかも(個人的な意見ですが)扱いの難しい信仰•宗教が中心の話なので、第1巻はともかく2巻以降の展開に不安があったのですが、そこは流石の支倉先生、見事に素晴らしい作品に仕上がっていました。
まだ手に取られていない方は是非とも読んでみてください。
前作の行商の旅路で起こる様々なエピソードとは全く異なる、しかも(個人的な意見ですが)扱いの難しい信仰•宗教が中心の話なので、第1巻はともかく2巻以降の展開に不安があったのですが、そこは流石の支倉先生、見事に素晴らしい作品に仕上がっていました。
まだ手に取られていない方は是非とも読んでみてください。
2017年4月27日に日本でレビュー済み
聖職者を目指す青年コルと、妹分であり人ならざるものである少女の冒険物語。
狼と香辛料の続編(外伝)である以上は前シリーズとの比較は避けられない。
ロレンスの目的が商人として成功を収め、自分の店を持つことであり、ホロの目的は故郷に帰ることである。
旅の目的が明確で地に足がついているのに対して、コルは教会改革であり宗教革命である。
ちょっと目的が壮大過ぎて感情移入しずらく、わかりにくい。
商人であるロレンスの場合は商売敵との競争という題材がシンプルでわかりやすい。
人間同士の駆け引き、騙し合い、信頼などがとてもドラマチックで面白い。
ロレンスが人間として、商人として成長していく様に共感できる。
対して、コルの場合は聖職者志望なので、神への信仰心と、人間的な欲求との葛藤。自分の内面との対話がメイン。
頭でっかちで世間知らずで、自分の未熟さに愕然としながらも一歩前を進む心の強さと人々への慈しみの心を持った所はとても魅力的。
ただ、心の内面の話が中心なので冒険譚としては派手さに欠けるのは否めない。
コルの聖職者としての信仰心と生真面目な性格は、結果として物語の幅を狭めているのではないだろうか?
あと気になったのが、1巻と同様に終盤に来てギアを一気に上げ過ぎなような気がする。
終盤でピンチに陥ったコルが、土壇場でひらめいた策を人ならざるもの力で強引に実行する。
2巻続けてこれではさすがに芸がない。もうちょっとひねりが必要かと思います。
聖職者としてみんなに便宜をはかってもらいすぎな気もします。
3巻は1つ階段を上がったコルを読んでみたいです。
色々書きましたがコルの信仰心は本物ですね。
私ならミューリに「兄様、ニョッヒラに帰ろうよ」なんて甘えた声で言われたら抵抗できません。
狼と香辛料の続編(外伝)である以上は前シリーズとの比較は避けられない。
ロレンスの目的が商人として成功を収め、自分の店を持つことであり、ホロの目的は故郷に帰ることである。
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ちょっと目的が壮大過ぎて感情移入しずらく、わかりにくい。
商人であるロレンスの場合は商売敵との競争という題材がシンプルでわかりやすい。
人間同士の駆け引き、騙し合い、信頼などがとてもドラマチックで面白い。
ロレンスが人間として、商人として成長していく様に共感できる。
対して、コルの場合は聖職者志望なので、神への信仰心と、人間的な欲求との葛藤。自分の内面との対話がメイン。
頭でっかちで世間知らずで、自分の未熟さに愕然としながらも一歩前を進む心の強さと人々への慈しみの心を持った所はとても魅力的。
ただ、心の内面の話が中心なので冒険譚としては派手さに欠けるのは否めない。
コルの聖職者としての信仰心と生真面目な性格は、結果として物語の幅を狭めているのではないだろうか?
あと気になったのが、1巻と同様に終盤に来てギアを一気に上げ過ぎなような気がする。
終盤でピンチに陥ったコルが、土壇場でひらめいた策を人ならざるもの力で強引に実行する。
2巻続けてこれではさすがに芸がない。もうちょっとひねりが必要かと思います。
聖職者としてみんなに便宜をはかってもらいすぎな気もします。
3巻は1つ階段を上がったコルを読んでみたいです。
色々書きましたがコルの信仰心は本物ですね。
私ならミューリに「兄様、ニョッヒラに帰ろうよ」なんて甘えた声で言われたら抵抗できません。
2018年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作では、商業のからくりや、二人の大人のやりとりが興味深く読み進めて全作読破しました。
今作は、子供がキャイキャイ騒ぎながらの描写が多く、子供の我儘を我慢しながら読み進める感じがどうしても強いです。
また、コルの頑なさが宗教由来であるのも少し気になり、私なのか日本人気質なのか八百万の神的な思考からは、一神教での盲目的な信仰は少し鼻につきます。
後半のコルが任務と言うか、広義には信仰の成就のために、ミューリの好意を利用しようと考え、ミューリの心を傷付ける描写は、唾棄すべき行で、その後にミューリが命がけでコルを助けるシーンを以てしても、「もうこの作品を読んでいても楽しくない」と感じ、この巻までにしようと思います。
元より、ケモミミ娘と修道士見習いのファンタージか、「マグダラで眠れ」程ガラッと設定が別であれば読み進められたかもしれませんが、ロレンスとホロの世界観の続編となると、毛色が違いすぎて、どうしても楽しめないです。
今作は、子供がキャイキャイ騒ぎながらの描写が多く、子供の我儘を我慢しながら読み進める感じがどうしても強いです。
また、コルの頑なさが宗教由来であるのも少し気になり、私なのか日本人気質なのか八百万の神的な思考からは、一神教での盲目的な信仰は少し鼻につきます。
後半のコルが任務と言うか、広義には信仰の成就のために、ミューリの好意を利用しようと考え、ミューリの心を傷付ける描写は、唾棄すべき行で、その後にミューリが命がけでコルを助けるシーンを以てしても、「もうこの作品を読んでいても楽しくない」と感じ、この巻までにしようと思います。
元より、ケモミミ娘と修道士見習いのファンタージか、「マグダラで眠れ」程ガラッと設定が別であれば読み進められたかもしれませんが、ロレンスとホロの世界観の続編となると、毛色が違いすぎて、どうしても楽しめないです。