「エスケヱプ・スピヰド」ペアの作品。
相変わらずの戦闘アクションの表現と男臭さが実に良い!おもしろい!
次巻なかなか出ないですね…難しいのかな…。願いを込めて★5つで!
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ニアデッドNo.7 (電撃文庫) 文庫 – 2017/4/8
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『エスケヱプ・スピヰド』の九岡望×吟が贈る、現代ダークファンタジー!
目覚めた少年は、何者でもなかった。
“再葬開始”の合図と共に、いつの間にか持っていた火の粉を纏う刃を振るい、異形の敵を倒すのみ。
“境死者(ニアデッド) No.7”──赤鉄。それが、彼に新たに与えられた名だった。
なぜ自分は戦うのか──。No.6である美しき少女・紫遠と共に、訳のわからぬまま死闘に身を投じる赤鉄は、やがてある事実にたどり着く。No.7の称号を持つ“先代”がいたこと、そして自分がその人物に殺され、No.7を“継承”したことを……。
現代ダークファンタジー、開幕!
目覚めた少年は、何者でもなかった。
“再葬開始”の合図と共に、いつの間にか持っていた火の粉を纏う刃を振るい、異形の敵を倒すのみ。
“境死者(ニアデッド) No.7”──赤鉄。それが、彼に新たに与えられた名だった。
なぜ自分は戦うのか──。No.6である美しき少女・紫遠と共に、訳のわからぬまま死闘に身を投じる赤鉄は、やがてある事実にたどり着く。No.7の称号を持つ“先代”がいたこと、そして自分がその人物に殺され、No.7を“継承”したことを……。
現代ダークファンタジー、開幕!
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2017/4/8
- 寸法10.6 x 1.7 x 14.9 cm
- ISBN-104048928406
- ISBN-13978-4048928403
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商品の説明
著者について
●九岡 望:『エスケヱプ・スピヰド』にて第18回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、作家デビュー。
●吟:ライトノベルの挿絵やケータイ向けゲームなどのイラストで活躍するフリーのイラストレーター。
●吟:ライトノベルの挿絵やケータイ向けゲームなどのイラストで活躍するフリーのイラストレーター。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2017/4/8)
- 発売日 : 2017/4/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 328ページ
- ISBN-10 : 4048928406
- ISBN-13 : 978-4048928403
- 寸法 : 10.6 x 1.7 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,218,942位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
※ネタバレあります。
前作から一年以上ぶりの新作ということで、遅まきながら読了。
訳も分からず不死身になった主人公が、教育係の少女と共にアンデッドなる敵を再葬していくうちに自分の過去や記憶を知る物語である。一応、ボーイミーツガールではある。グロも血潮ブシャーもあるよ。
なるほど、面白い。
とはいえ、個々の世界観設定やキャラ立ては特段珍しいものではなく、むしろ既視感が付きまとう。ストーリーに関しても過去に作者が語っていたように、あっと驚くようなどんでん返しがあるわけでもなく、予想通りに進み、予想通りの着地点へと行き着く。
が、そこは九岡望クオリティと言うべきか。氏の淡々としながらも随所で熱量や泥臭さ、切なさや儚さといった感情を想起させる不思議な文章で綴られてしまうと、「……面白ぇよ」としか言えない。所々で差し込まれるラフな表現(本作で言えば「座って」からの地の文で座った、で改行するなど)流石は瑞っ子を公言しているだけあるなと感心する。
主人公らの人を超越した膂力や再生力、忽然と得物を引き出しての臨戦態勢など、異能バトル物にありがちな設定でありながら、どこか「陳腐だな」とばっさり切り捨てられないのは、やはり文章の成せる技巧だと思う。どんなテンプレな設定でも作者の腕前一つでこうも印象が違うものか、と改めて思い知らされた。
最近のライトノベルと言えば個人的な感想ではあるが、意外性偏重のあまり「何でそうなるの?」「それができるならそもそもさ……」という突飛な展開や、「何でそんな上から目線なんだ?」「割りとクズな主人公なのにやたらヒロインや仲間がお神輿している」という悪い意味で一癖も二癖もあるキャラ立てが珍しくない中、処女作からそうだが氏の描く展開は筋が通り、キャラも嫌味がなくクスっとできるような愛嬌があるので好感が持てる。まあ完全に趣味嗜好の問題なのだが。
戦闘描写に関しても流石の一言である。小説という平面世界においてキャラに躍動感を与えるための術、上から下或いは下から上への「高さ」をふんだんに盛り込んでいるのは勿論の事、常軌を逸したスピード感やダイナミックな動きなど、今更ではあるがやはり九岡望は分かっている。どうすれば華があって画的に映える戦闘シーンを描けるか、分かっている。
あと、毎度恒例ながら建物破壊に始まる周囲の物を割る、砕く、ひしゃげる、切る、空気や温度の変化までも戦闘の余波として描写する辺りは、破壊活動にカタルシスを覚える私としては大満足である。ハリウッドのアクション映画めいた派手さが実に良い。
また発想や物語や構成という面では、アンデッドというホラー映画の定番を踏襲しつつも、普通の人間には主人公らの姿が見えないという設定のおかげで思い切りバトルもでき、序盤は卓越したバトル描写で物語を引っ張りつつ、読み疲れる中盤で世界観説明や終盤の布石の仕込みを済ませるなど、読者の目を意識しているのが素晴らしい。
エスケヱプ・スピヰドはともかく、サムライ・オーヴァドライブはそこら辺がイマイチだなと思ったので。
それはキャラクターにも言える。一読して思ったのは、やはり氏にはこの雰囲気の萌えが合うな、と。前作のような露骨なそれではなく、あくまで可愛らしい趣味嗜好とか、ふとした瞬間の仕草や表情で萌えを演出する方が性に合っているように思える。
紫遠はイラストの影響も多分にあるがDARKER THAN BLACKの銀を彷彿とさせるし、やはりイラストの質は重要だなと。
とはいえ個人的に、紫遠の武装と青薇の一人称は「やられた」と思った。浪漫があってイイよね、色んな意味で。
緋霧の口調もまた中々に乙だった。ここに視点切り替えの効能を見たように思う。
最後に読後感だが、死を演出して尚爽やかな読後感を残すのは難しいので、正直に凄いなと感服した。エスケヱプ・スピヰド一巻に及ばないまでも、かなり上々である。次巻への引きも良い。
あと、氏にはやはり異なる正義感同士の対立より、男同士の信念のぶつかり合いの方が上手く描けるのではないかと思う。死に引き裂かれ、戦う事でしか己の意思を証明できない二人の激突が熱くならないわけがない。
とまあ総括として、続刊が待ち遠しい新作であった。
最後に一つ。初登場時に「夕里子さん、いらなくね?」と思っていた時期が私にもありました。
駄文、失礼しやした。
前作から一年以上ぶりの新作ということで、遅まきながら読了。
訳も分からず不死身になった主人公が、教育係の少女と共にアンデッドなる敵を再葬していくうちに自分の過去や記憶を知る物語である。一応、ボーイミーツガールではある。グロも血潮ブシャーもあるよ。
なるほど、面白い。
とはいえ、個々の世界観設定やキャラ立ては特段珍しいものではなく、むしろ既視感が付きまとう。ストーリーに関しても過去に作者が語っていたように、あっと驚くようなどんでん返しがあるわけでもなく、予想通りに進み、予想通りの着地点へと行き着く。
が、そこは九岡望クオリティと言うべきか。氏の淡々としながらも随所で熱量や泥臭さ、切なさや儚さといった感情を想起させる不思議な文章で綴られてしまうと、「……面白ぇよ」としか言えない。所々で差し込まれるラフな表現(本作で言えば「座って」からの地の文で座った、で改行するなど)流石は瑞っ子を公言しているだけあるなと感心する。
主人公らの人を超越した膂力や再生力、忽然と得物を引き出しての臨戦態勢など、異能バトル物にありがちな設定でありながら、どこか「陳腐だな」とばっさり切り捨てられないのは、やはり文章の成せる技巧だと思う。どんなテンプレな設定でも作者の腕前一つでこうも印象が違うものか、と改めて思い知らされた。
最近のライトノベルと言えば個人的な感想ではあるが、意外性偏重のあまり「何でそうなるの?」「それができるならそもそもさ……」という突飛な展開や、「何でそんな上から目線なんだ?」「割りとクズな主人公なのにやたらヒロインや仲間がお神輿している」という悪い意味で一癖も二癖もあるキャラ立てが珍しくない中、処女作からそうだが氏の描く展開は筋が通り、キャラも嫌味がなくクスっとできるような愛嬌があるので好感が持てる。まあ完全に趣味嗜好の問題なのだが。
戦闘描写に関しても流石の一言である。小説という平面世界においてキャラに躍動感を与えるための術、上から下或いは下から上への「高さ」をふんだんに盛り込んでいるのは勿論の事、常軌を逸したスピード感やダイナミックな動きなど、今更ではあるがやはり九岡望は分かっている。どうすれば華があって画的に映える戦闘シーンを描けるか、分かっている。
あと、毎度恒例ながら建物破壊に始まる周囲の物を割る、砕く、ひしゃげる、切る、空気や温度の変化までも戦闘の余波として描写する辺りは、破壊活動にカタルシスを覚える私としては大満足である。ハリウッドのアクション映画めいた派手さが実に良い。
また発想や物語や構成という面では、アンデッドというホラー映画の定番を踏襲しつつも、普通の人間には主人公らの姿が見えないという設定のおかげで思い切りバトルもでき、序盤は卓越したバトル描写で物語を引っ張りつつ、読み疲れる中盤で世界観説明や終盤の布石の仕込みを済ませるなど、読者の目を意識しているのが素晴らしい。
エスケヱプ・スピヰドはともかく、サムライ・オーヴァドライブはそこら辺がイマイチだなと思ったので。
それはキャラクターにも言える。一読して思ったのは、やはり氏にはこの雰囲気の萌えが合うな、と。前作のような露骨なそれではなく、あくまで可愛らしい趣味嗜好とか、ふとした瞬間の仕草や表情で萌えを演出する方が性に合っているように思える。
紫遠はイラストの影響も多分にあるがDARKER THAN BLACKの銀を彷彿とさせるし、やはりイラストの質は重要だなと。
とはいえ個人的に、紫遠の武装と青薇の一人称は「やられた」と思った。浪漫があってイイよね、色んな意味で。
緋霧の口調もまた中々に乙だった。ここに視点切り替えの効能を見たように思う。
最後に読後感だが、死を演出して尚爽やかな読後感を残すのは難しいので、正直に凄いなと感服した。エスケヱプ・スピヰド一巻に及ばないまでも、かなり上々である。次巻への引きも良い。
あと、氏にはやはり異なる正義感同士の対立より、男同士の信念のぶつかり合いの方が上手く描けるのではないかと思う。死に引き裂かれ、戦う事でしか己の意思を証明できない二人の激突が熱くならないわけがない。
とまあ総括として、続刊が待ち遠しい新作であった。
最後に一つ。初登場時に「夕里子さん、いらなくね?」と思っていた時期が私にもありました。
駄文、失礼しやした。
2018年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とりわけアクション描写が秀抜で良い意味でライトノベルをしてくれている
かつ読んでるこちら側が熱くなれるような文章で、読了感がとてもよかった
続きが読みたい
かつ読んでるこちら側が熱くなれるような文章で、読了感がとてもよかった
続きが読みたい
2017年5月18日に日本でレビュー済み
どのような作品でも全く新しいものを作り出すことはできないけれど
新しく見せることができる
キャラクターもそんなに魅力的ではないし(イラストは素敵でした・表紙買い)、いまいち生かしきれていない。
メインヒロインが紫遠でなく一般人の女の子(名前忘れた)ならストーリーに深みが出た気がする。
世界観もうーん、小さい?物語の始まりとしての壮大さはないかな。これは好みの問題ではある。
全体にある中二病臭が拭いきれないのが残念。
特に最近のラノベのキャラクター先行が好みじゃないところに、最後畳み掛けるように続き物臭のするキャラクター乱れ打ちが気持ち悪かったので、売りました。
表紙買いいい加減やめなきゃな
新しく見せることができる
キャラクターもそんなに魅力的ではないし(イラストは素敵でした・表紙買い)、いまいち生かしきれていない。
メインヒロインが紫遠でなく一般人の女の子(名前忘れた)ならストーリーに深みが出た気がする。
世界観もうーん、小さい?物語の始まりとしての壮大さはないかな。これは好みの問題ではある。
全体にある中二病臭が拭いきれないのが残念。
特に最近のラノベのキャラクター先行が好みじゃないところに、最後畳み掛けるように続き物臭のするキャラクター乱れ打ちが気持ち悪かったので、売りました。
表紙買いいい加減やめなきゃな
2017年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦闘描写の加速感が心地良い。
サムライ・オーヴァドライブも良かったのに次が出ずで悲しかったので
今回はたくさん売れて続きが読めますように!の期待を込めて星5つで。
エスケヱプ・スピヰドと登場人物の配置がなんとなくかぶるなぁ、という印象がありますが面白いは面白かったです。
サムライ・オーヴァドライブも良かったのに次が出ずで悲しかったので
今回はたくさん売れて続きが読めますように!の期待を込めて星5つで。
エスケヱプ・スピヰドと登場人物の配置がなんとなくかぶるなぁ、という印象がありますが面白いは面白かったです。
2017年4月16日に日本でレビュー済み
面白かったです。地方都市に夜な夜な現れる怪物達を人知れず狩る主人公達の活躍に目を引き寄せらせました。
あまり萌え要素などなく、淡々とした描写がホラーっぽい感じでよかったです。
反面、前作サムライオーヴァードライブに比べると、設定の作り込みというか、世界観の広がりが弱い気がしました。次巻への引きが足りない気も。
あまり萌え要素などなく、淡々とした描写がホラーっぽい感じでよかったです。
反面、前作サムライオーヴァードライブに比べると、設定の作り込みというか、世界観の広がりが弱い気がしました。次巻への引きが足りない気も。
2017年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世の中では行方不明者が1万人単位でいるという。こんな風に外死者にさらわれた人、子供がいるのかもしれないと思いながら読み進んだ。
そこには悲しみに暮れる家族がいるのに(捜索チラシの少年)他人は関係ないとばかりにチラシを踏みにじる。本当にあの子はどこへ行ったのか?もしももう死んでしまっているのなら安らかでいて欲しい、いや、境死者になっているならよいのに。などとつらつら想像力を掻き立てられた。しかし本書での境死者の交代劇はトラジディだ、悲しみに満ちている。それにしても、現代にありがちなことの細やかな描写がチクりと胸に刺さり、読みながらところどころぽろりと涙が落ちた。コウノトリのゆりかごにいたという主人公のこともそう。親に対する気持ちの表現も、ちょっと状況は違ってもあるあると共感する人も多々いるだろう。
もちろん、戦い部分のスピード感は素晴らしかったし、表現する言葉の選び方がすごいなぁと感心した。でも最後の戦いには背景に悲劇があった。あの首なしにも過去があって… 懐かしいスリーピーホロウの話も出てきて子供のころディズニーアニメ(かな?)で観て、ドキドキしたことも思い出した。
この作者は博学で読ませる文章を書くなと思う、読み込めば端々に"なにか"が散りばめられている。文章だけでも想像力を高められた。そうして読む中でモノクロのイラストがドン!と入りまたまた想像力増大。読み終わり、カラーイラストを見ると生臭い血色も悲しい赤に見えた。黒も紫もそう。イラストレーターも才能あふれる方だ。これはこれで終わってもじーんと胸に来たことは忘れない。電撃文庫?ってな感じでしたね。
そこには悲しみに暮れる家族がいるのに(捜索チラシの少年)他人は関係ないとばかりにチラシを踏みにじる。本当にあの子はどこへ行ったのか?もしももう死んでしまっているのなら安らかでいて欲しい、いや、境死者になっているならよいのに。などとつらつら想像力を掻き立てられた。しかし本書での境死者の交代劇はトラジディだ、悲しみに満ちている。それにしても、現代にありがちなことの細やかな描写がチクりと胸に刺さり、読みながらところどころぽろりと涙が落ちた。コウノトリのゆりかごにいたという主人公のこともそう。親に対する気持ちの表現も、ちょっと状況は違ってもあるあると共感する人も多々いるだろう。
もちろん、戦い部分のスピード感は素晴らしかったし、表現する言葉の選び方がすごいなぁと感心した。でも最後の戦いには背景に悲劇があった。あの首なしにも過去があって… 懐かしいスリーピーホロウの話も出てきて子供のころディズニーアニメ(かな?)で観て、ドキドキしたことも思い出した。
この作者は博学で読ませる文章を書くなと思う、読み込めば端々に"なにか"が散りばめられている。文章だけでも想像力を高められた。そうして読む中でモノクロのイラストがドン!と入りまたまた想像力増大。読み終わり、カラーイラストを見ると生臭い血色も悲しい赤に見えた。黒も紫もそう。イラストレーターも才能あふれる方だ。これはこれで終わってもじーんと胸に来たことは忘れない。電撃文庫?ってな感じでしたね。