大阪の個展より前のだったけど、懐かしく見られました
また、5人が見たいな🎵
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,683¥1,683 税込
発送元: Amazon 販売者: クロスタイムオンライン
¥1,683¥1,683 税込
発送元: Amazon
販売者: クロスタイムオンライン
¥8¥8 税込
配送料 ¥248 6月14日-16日にお届け
発送元: ブックサプライ北大阪DC 販売者: ブックサプライ北大阪DC
¥8¥8 税込
配送料 ¥248 6月14日-16日にお届け
発送元: ブックサプライ北大阪DC
販売者: ブックサプライ北大阪DC
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
大野智作品集 FREESTYLE II 単行本 – 2015/7/24
大野 智
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,683","priceAmount":1683.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,683","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"MttYoGC56jWBqXZRpfH9Dwtj%2Fb3Z79QVKmseS2nEVr3M8B8s%2Bd77cRAEVfjB9XVSFY35Jn0kE115huLeq14wl6am2LyWfIZ9l4wah7XpyO0lDjbcmyww27B6vvEUiruydsGycK%2BQqbrHo3X30Dc066lElCrMVpgh1ymXjTNLAw2GUlAsdfQg%2Fek8CQH7TMhv","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥8","priceAmount":8.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"8","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"MttYoGC56jWBqXZRpfH9Dwtj%2Fb3Z79QVxRuNujikPdbplqCiLTo7XdKdfzZiZkKHFhTullGd%2BXsqkcf66VJX6rh8EegJKA2U%2Bp4LJRJbIkavk7ReHX9gVDb55mnTVYEFgfAqD%2F0q3ojIQktxl6ME%2Fn%2BX%2FnGj%2FUgVVcbX9uzDliH4qiyNhn214A%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
前作『FREESTYLE』から7年。
強烈な個性と自由な感性はそのままに、「好きだから描く」というシンプルな情熱が到達した新たな境地。
楽しいと思うものだけを凝縮した、大野智作品集第2弾。
強烈な個性と自由な感性はそのままに、「好きだから描く」というシンプルな情熱が到達した新たな境地。
楽しいと思うものだけを凝縮した、大野智作品集第2弾。
- 本の長さ112ページ
- 言語日本語
- 出版社M.Co.
- 発売日2015/7/24
- 寸法25.7 x 21 x 1 cm
- ISBN-104048955012
- ISBN-13978-4048955010
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 大野智作品集 FREESTYLE II
¥1,683¥1,683
最短で6月13日 木曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
¥800¥800
最短で6月13日 木曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : M.Co. (2015/7/24)
- 発売日 : 2015/7/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 112ページ
- ISBN-10 : 4048955012
- ISBN-13 : 978-4048955010
- 寸法 : 25.7 x 21 x 1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 275,725位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,140位アート・建築・デザイン作品集
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
466グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最高です☆活動再開を願いながら大野くんに浸っています❤︎
2020年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
保存用の2冊めが欲しかったのでこのタイミングで購入できて良かったです
2020年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても丁寧な梱包でした。大野智君の過去の作品集に触れたかったので、とても良かったです。品物もキレイでした
2021年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初回の個展から7年目が経ちました。
明るい作品が増えたと思います。
これからも絵を描いってほしいと思います。
明るい作品が増えたと思います。
これからも絵を描いってほしいと思います。
2015年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作品集の最初に、今の自分を見てほしいとあるのが全てであり、
作品に誠実に向き合っている制作過程も見れ、
インタビューで作品への素直な想いも聞けたことで
サイトウくん(作品名)をはじめ
大野くんが日々の中で出逢って興味を持って
描きたい作りたいと感じたものを
いろいろな想いとともに
忙しい中、一生懸命向き合って作った作品であることがわかる。
その作品を通して、たくさんの大野智を感じられた。
また、たのしんで作っているのもたくさん感じる事が出来た。
初めての油絵作品は
一度描き終えてから何年か経っていて、個展を前にして
もっと描き加えようか迷う気持ちの葛藤をラジオでファンに相談し、
描いたその時のままの作品を見たいという意見を取り入れたように、
作品にはその時その時の大野くんが向き合っていた自分がいて、
今の大野くんを作ってきたいろいろな想い、出逢い、葛藤、楽しさ
大野くんの人生の1ページがたくさん詰まっていると感じました。
昔の作品の中に若いころの一途な想いが垣間見れたことは
大野くんが自分の想いに忠実に作品を作っていたことを改めて感じ、
アイドルとしては無防備なくらい
作品の中に、飾らず、計算無く、想いに忠実に、正直な自分を見せてくれている人柄に
改めて、愛おしさを感じました。
今の自分を、作品を通して正直に見せるということは、
(アイドルとしては不器用なのかもしれないけれど)
ファンへの彼なりの、とても誠実な信頼心あふれる向き合い方のようにも感じた。
ファンとしても、ずっと大切にしたい作品集だと思いました。
そして是非また、これからの大野くんの作品も見せてほしいと思った。
今回の作品ぜひ個展で実物を見て欲しい。特に『ちょんまげ』の裏側は、写真集では表現しきれない大野くんのすごさが見れます。
作品に誠実に向き合っている制作過程も見れ、
インタビューで作品への素直な想いも聞けたことで
サイトウくん(作品名)をはじめ
大野くんが日々の中で出逢って興味を持って
描きたい作りたいと感じたものを
いろいろな想いとともに
忙しい中、一生懸命向き合って作った作品であることがわかる。
その作品を通して、たくさんの大野智を感じられた。
また、たのしんで作っているのもたくさん感じる事が出来た。
初めての油絵作品は
一度描き終えてから何年か経っていて、個展を前にして
もっと描き加えようか迷う気持ちの葛藤をラジオでファンに相談し、
描いたその時のままの作品を見たいという意見を取り入れたように、
作品にはその時その時の大野くんが向き合っていた自分がいて、
今の大野くんを作ってきたいろいろな想い、出逢い、葛藤、楽しさ
大野くんの人生の1ページがたくさん詰まっていると感じました。
昔の作品の中に若いころの一途な想いが垣間見れたことは
大野くんが自分の想いに忠実に作品を作っていたことを改めて感じ、
アイドルとしては無防備なくらい
作品の中に、飾らず、計算無く、想いに忠実に、正直な自分を見せてくれている人柄に
改めて、愛おしさを感じました。
今の自分を、作品を通して正直に見せるということは、
(アイドルとしては不器用なのかもしれないけれど)
ファンへの彼なりの、とても誠実な信頼心あふれる向き合い方のようにも感じた。
ファンとしても、ずっと大切にしたい作品集だと思いました。
そして是非また、これからの大野くんの作品も見せてほしいと思った。
今回の作品ぜひ個展で実物を見て欲しい。特に『ちょんまげ』の裏側は、写真集では表現しきれない大野くんのすごさが見れます。
2015年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
という言葉を思い出しつつ本を開き、見ている間はそれを忘れて、最初の作品集と交互によく眺めている。
前回の作品でまず驚いたのはフィギュア、今回のそれもとても面白かった。
最初の作品集を初めて見た時は、歯をがっちり見せてくしゃっと笑うワイルドな黒人の絵に惹かれたが
小さな頭部のずらっと並んだフィギュアが、まあ強烈で
どちらかというと一歩「引かせる」インパクトで、虚ろな笑顔が何体もずらっと並び、地面に埋もれたり、様々な場面で面白可笑しく配置され
室内ではなく、外の世界でしれっと命をもらって生きてるみたいな、小さな造形物を眺めているうち、その面白さに気付いた。好きになった。
同じ表情でも、一人一人に違う帽子をかぶせていて個がある。
あのサイズでは難しい帽子の精巧な作り、一つにどれほどの時間を要しただろうか。何よりアイドル業の合間を縫って、こんな細部にまでこだわり、何体も作り続ける、寡黙な彼から放出されるエネルギーが半端ないし、興味深い。
大野さんは他の媒体でもかっこつけた言葉で語らない人だが
歌も芝居も踊りも、精巧を極める様子が垣間見える。言葉を用いず、放出したものだけで鑑賞者に問う、表現方法に譲れないものを感じる。
創作に没頭すると、時に暗い深みにも陥るのに、あの表の華やかな世界との行き来で自分を保ち、でも失わない素直さ、「変な欲はないよ」と言った通り、制作が生きる糧という魅力的なアーティストだ。
新作フィギュアも、ちょっとしたグロさや遊び心が健在で、中でも草間さんへのオマージュが投影されたドットの「サイトウくん」が面白い。
個展で実物を猛烈に見たかった(チケとれず)が、行けた人の一人は作品集で見るよりはるかに「可愛いくて、お茶目だった」と。
そしてなんといってもパグ。
顔とボディの濃淡がまずハッとするほど美しく、可愛い。パグを飼っていない自分でもパグの愛らしさに初めて気付いたくらい。
会見で披露された二体のうち、作品集には、左側の小首かしげたパグが載っていない。すごく残念だ。開催前に仕上げたなら仕方がないが
有無を言わせずバン、と感動がきたあのパグ犬は、
前回から7年以上も経ち、その時間と葛藤と、進化がすべて一瞬で伝わるようなー「もう一体描きなよ」と直前で言った師匠の厳しく優しく的確すぎるアドバイスと、それにしっかり応えた大野智の魂があり、二体で完成品だと感じる。
実物を鑑賞できた人が、心底羨ましい。
本には載っていないけれど、会場には展示された絵も何点もあるそうで
開催が終わればすべてどこかに保管され、またいつ鑑賞できるかわからない。ぜひ発行元には、改訂版として全作品を掲載した作品集を、世に出してもらいたい(難しいだろうけど)。
彼の次の展開は、きっとまた先になるのだろう。葛藤も戸惑いも、なくなることもないだろうけれど
嵐のゆるいリーダー然とした姿とは裏腹に、ぶれない芯で、歌も踊りもアートも芝居も、芸事にストイックで、孤高な大野智のあらゆる表現を、これからも待っていたい。
前回の作品でまず驚いたのはフィギュア、今回のそれもとても面白かった。
最初の作品集を初めて見た時は、歯をがっちり見せてくしゃっと笑うワイルドな黒人の絵に惹かれたが
小さな頭部のずらっと並んだフィギュアが、まあ強烈で
どちらかというと一歩「引かせる」インパクトで、虚ろな笑顔が何体もずらっと並び、地面に埋もれたり、様々な場面で面白可笑しく配置され
室内ではなく、外の世界でしれっと命をもらって生きてるみたいな、小さな造形物を眺めているうち、その面白さに気付いた。好きになった。
同じ表情でも、一人一人に違う帽子をかぶせていて個がある。
あのサイズでは難しい帽子の精巧な作り、一つにどれほどの時間を要しただろうか。何よりアイドル業の合間を縫って、こんな細部にまでこだわり、何体も作り続ける、寡黙な彼から放出されるエネルギーが半端ないし、興味深い。
大野さんは他の媒体でもかっこつけた言葉で語らない人だが
歌も芝居も踊りも、精巧を極める様子が垣間見える。言葉を用いず、放出したものだけで鑑賞者に問う、表現方法に譲れないものを感じる。
創作に没頭すると、時に暗い深みにも陥るのに、あの表の華やかな世界との行き来で自分を保ち、でも失わない素直さ、「変な欲はないよ」と言った通り、制作が生きる糧という魅力的なアーティストだ。
新作フィギュアも、ちょっとしたグロさや遊び心が健在で、中でも草間さんへのオマージュが投影されたドットの「サイトウくん」が面白い。
個展で実物を猛烈に見たかった(チケとれず)が、行けた人の一人は作品集で見るよりはるかに「可愛いくて、お茶目だった」と。
そしてなんといってもパグ。
顔とボディの濃淡がまずハッとするほど美しく、可愛い。パグを飼っていない自分でもパグの愛らしさに初めて気付いたくらい。
会見で披露された二体のうち、作品集には、左側の小首かしげたパグが載っていない。すごく残念だ。開催前に仕上げたなら仕方がないが
有無を言わせずバン、と感動がきたあのパグ犬は、
前回から7年以上も経ち、その時間と葛藤と、進化がすべて一瞬で伝わるようなー「もう一体描きなよ」と直前で言った師匠の厳しく優しく的確すぎるアドバイスと、それにしっかり応えた大野智の魂があり、二体で完成品だと感じる。
実物を鑑賞できた人が、心底羨ましい。
本には載っていないけれど、会場には展示された絵も何点もあるそうで
開催が終わればすべてどこかに保管され、またいつ鑑賞できるかわからない。ぜひ発行元には、改訂版として全作品を掲載した作品集を、世に出してもらいたい(難しいだろうけど)。
彼の次の展開は、きっとまた先になるのだろう。葛藤も戸惑いも、なくなることもないだろうけれど
嵐のゆるいリーダー然とした姿とは裏腹に、ぶれない芯で、歌も踊りもアートも芝居も、芸事にストイックで、孤高な大野智のあらゆる表現を、これからも待っていたい。
2015年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作は正直、少し不安定に感じるデッサンもありました。
今作も作品によって、おお…!!と素直に感嘆するもの、
ひとりの美術家大野智としては発展途上に感じる作品もあります。
嵐の大野智さんではなく、あくまでひとりの絵を描く青年の作品として見たとき、
天才だとか、稀有な才能だとか、特別だという感想は抱きません。
ただ、素直に、楽しくて、ちょっとクスッと笑って、
とても好きな絵が見つかる、素敵な作品集でした。
本人がメッセージ性はないと語り、
特別でもないと謙虚な気持ちでいて、
ただ、制作に向き合う気持ちや制作風景が多く切り取られ
インタビューや写真が充実していて
彼がアイドルであることを抜きにしても
「作家」自身を感じられる作品集になっていると思います。
個人的にはそういう画集が好きなので、そこにも満足しています。
メンバーが挑んだ肖像画やそのコメントは微笑ましく、
そして確かに目覚ましい成長があり
彼らがリスペクトし合う姿がとても素敵で
それぞれがいい7年間を過ごしてきたんだろうなと思いました。
美術を学んでいた私にとって、作品を上手い下手で見る技術的な目線はあります。
一方で、ファインアートとは、
上手い、と褒められる絵が至上ではないとも思います。
それぞれの作品が好きかどうかは、見た人の素直な気持ちに委ねられていて
大野さんも本のなかでそう語ります。
個人的には、学生の時に仲間の絵を何年も見続けていたような感覚です。
確実に上手くなっています。目を見張る作品もあります。
だから、心から、この到達点を「すごい!」と思いますし
卒展のような感慨深さがあります。
クスッと笑ったり、
当時話していたことが蘇る懐かしい作品もあります。
若い作家の挑戦と成長が、掲載されています。
習作に感じるかもしれないし、秀作ばかりに感じるかもしれません。
私は、その、作品たちに向かい合うリアルな気持ちをとても心地よく拝見しました。
買って良かったです。
余談1
サイトウくんの顔が見られる日が来るとは思いませんでした。笑
余談2
カバーを外した表紙にも作品があります。
今作も作品によって、おお…!!と素直に感嘆するもの、
ひとりの美術家大野智としては発展途上に感じる作品もあります。
嵐の大野智さんではなく、あくまでひとりの絵を描く青年の作品として見たとき、
天才だとか、稀有な才能だとか、特別だという感想は抱きません。
ただ、素直に、楽しくて、ちょっとクスッと笑って、
とても好きな絵が見つかる、素敵な作品集でした。
本人がメッセージ性はないと語り、
特別でもないと謙虚な気持ちでいて、
ただ、制作に向き合う気持ちや制作風景が多く切り取られ
インタビューや写真が充実していて
彼がアイドルであることを抜きにしても
「作家」自身を感じられる作品集になっていると思います。
個人的にはそういう画集が好きなので、そこにも満足しています。
メンバーが挑んだ肖像画やそのコメントは微笑ましく、
そして確かに目覚ましい成長があり
彼らがリスペクトし合う姿がとても素敵で
それぞれがいい7年間を過ごしてきたんだろうなと思いました。
美術を学んでいた私にとって、作品を上手い下手で見る技術的な目線はあります。
一方で、ファインアートとは、
上手い、と褒められる絵が至上ではないとも思います。
それぞれの作品が好きかどうかは、見た人の素直な気持ちに委ねられていて
大野さんも本のなかでそう語ります。
個人的には、学生の時に仲間の絵を何年も見続けていたような感覚です。
確実に上手くなっています。目を見張る作品もあります。
だから、心から、この到達点を「すごい!」と思いますし
卒展のような感慨深さがあります。
クスッと笑ったり、
当時話していたことが蘇る懐かしい作品もあります。
若い作家の挑戦と成長が、掲載されています。
習作に感じるかもしれないし、秀作ばかりに感じるかもしれません。
私は、その、作品たちに向かい合うリアルな気持ちをとても心地よく拝見しました。
買って良かったです。
余談1
サイトウくんの顔が見られる日が来るとは思いませんでした。笑
余談2
カバーを外した表紙にも作品があります。