プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
燃えるスカートの少女 単行本 – 2003/5/30
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥3,369","priceAmount":3369.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"3,369","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Dk1psv0LdxsAV9%2BxwED4d5u4bt8g%2BVubxOvrPfLfA%2FSpXLG2U85qzzswaJuMvH2WZUK398wxqgrTE6C7XP1uxsBDuyb9CV7HEpVyQUK7WRNWv%2FDswkFSFkTVK0O6bSGBzmjnE9nJ7gVzyvEUSbQ7kZFE5S%2B%2B9tZyV0Ze%2FK8wE2d%2Fits%2B6Tpnt4jVoswD812Q","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥750","priceAmount":750.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"750","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Dk1psv0LdxsAV9%2BxwED4d5u4bt8g%2BVubU317t4dN8M0NhJWJc%2Fq5aqqP3ovr5iNyQJDuUW6rJypJwT66NPgOi6qwDgc1O2stly49UkTyKCa%2F7dp%2BDRZRUDIjouMhdD3YEw5w1debVijwFxLzcN919sE3Szha4Lci0%2BpsIhabRElm4Z3CjMvqnQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
R・ブラッドベリ、R・カーヴァーの読者たちは、きっと彼女の虜になる。
戦争で「唇」を失った夫、父が死んだ日に異常性欲に見舞われた図書館司書、せむし男と激しい恋におちた高校生……ファンタジックな物語が、とてつもなく切なく、哀しく、けれど温かく描かれる、全11篇の短篇集。
戦争で「唇」を失った夫、父が死んだ日に異常性欲に見舞われた図書館司書、せむし男と激しい恋におちた高校生……ファンタジックな物語が、とてつもなく切なく、哀しく、けれど温かく描かれる、全11篇の短篇集。
- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2003/5/30
- ISBN-104048972081
- ISBN-13978-4048972086
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
不可思議で、奇妙で、痛々しく、哀しみに満たされた、現実を語る物語たち。この世界のあらゆることの、儚さ、哀しさ、愛しさ。少女たちが繰り広げるそれらの感情が、物語を超え、現実の世界に突き刺さる。傑作短編集。
登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2003/5/30)
- 発売日 : 2003/5/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 250ページ
- ISBN-10 : 4048972081
- ISBN-13 : 978-4048972086
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,093,355位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変、面白かったです。ユニークな発想に脱帽。繰り返し読めます。
2004年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
描かれる事象は突飛なものばかりなのですが、そこに見出されるものは都会に住む人の、あるいは自分を見失った人達の切実な孤独感でした。恋人がサンショウウオになったり、母が祖母を産んだり、小鬼と人魚が高校に通っていたり、火の手と氷の手を持つ少女達がいたりと並のファンタジーより奇抜な世界なのに、登場する女の子達のなんと現実的なことでしょう。ベンダーの描く女の子達は容姿も充分魅力があって、強面の世界に対して張り合っていくだけの自信も備えていて、一見したところ夢をかなえる資格充分なのですが、やはりそこにはままならぬ世の理があって、それに直面した時あたりはばからぬ孤独感に苛まれてしまいます。読者は、その孤独感に一種の『せつなさ』を感じ、彼女達の切実な訴えを噛みしめるのでしょう。軽く読めてしまいますが、なかなか濃い一冊でした。
2023年5月14日に日本でレビュー済み
燃えるスカートの少女という表題作を読んだ。
大枠の父と少女の関係性の中に鼠やポールや燃えるスカートの少女のイメージが投げ込まれる。
そう、投げ込まれるのだ。どれもが物語としては投げられている。
1トンもあるナップザックやこつこつと叩くというイメージはファンタジックで現実感が無い。
こつこつという音は心音であり、ポールは自分の中の別の人格というか、逃げ場なのか。
タイトルになっている、燃えるスカートの少女は少女の人生の中の後悔する一瞬のことなのか。
理論的に分析しようとすること自体が野暮で、感覚的に感じろということか。
なんらかの瞬間や感情やイメージをコラージュしているのか。
一読しただけでは、あまり分からなかった。翻訳されているからなのか元からそうなのか。
大枠の父と少女の関係性の中に鼠やポールや燃えるスカートの少女のイメージが投げ込まれる。
そう、投げ込まれるのだ。どれもが物語としては投げられている。
1トンもあるナップザックやこつこつと叩くというイメージはファンタジックで現実感が無い。
こつこつという音は心音であり、ポールは自分の中の別の人格というか、逃げ場なのか。
タイトルになっている、燃えるスカートの少女は少女の人生の中の後悔する一瞬のことなのか。
理論的に分析しようとすること自体が野暮で、感覚的に感じろということか。
なんらかの瞬間や感情やイメージをコラージュしているのか。
一読しただけでは、あまり分からなかった。翻訳されているからなのか元からそうなのか。
2009年5月2日に日本でレビュー済み
レビューで評判がすごくいいので借りてみた本で16の短編が収録されている。
まずは『思い出す人』。
恋人が逆進化してしまう女の子の話。
「ある日まで彼は私の恋人だったのに、その次の日には猿になっていた。それから一か月たち、いまは海亀。」
カフカの変身を思い出す不条理さ。
彼女は日々退化(じゃなくて“逆進化”って言ってた)する恋人と一緒にいる。
「なんで?」とか「どうなるの?」とかは一切ない。
その他の話も、不条理。
やっぱり「なんで?」とか「結末は?」とかは一切ない。
『溝への忘れもの』
戦争で唇をなくした夫。唇があるはずの場所にはめられたプラスチックの板が話すたびにカチカチと音を立てる。
キスができない夫、唇と一緒になにかが失われてしまった。
その喪失感に苛まれる妻。
短い短いお話が16。
どれも満たされない人間(小鬼もいるけど)が主人公。
満たされない思いを抱えて不条理な世界で漂う。
なんかそんな感じ。
不条理とセックスと喪失感。
これっていわゆる純文学?
直木賞より芥川賞が好きって人にオススメ。
けっこう面白かったです。
不条理だけど。
まずは『思い出す人』。
恋人が逆進化してしまう女の子の話。
「ある日まで彼は私の恋人だったのに、その次の日には猿になっていた。それから一か月たち、いまは海亀。」
カフカの変身を思い出す不条理さ。
彼女は日々退化(じゃなくて“逆進化”って言ってた)する恋人と一緒にいる。
「なんで?」とか「どうなるの?」とかは一切ない。
その他の話も、不条理。
やっぱり「なんで?」とか「結末は?」とかは一切ない。
『溝への忘れもの』
戦争で唇をなくした夫。唇があるはずの場所にはめられたプラスチックの板が話すたびにカチカチと音を立てる。
キスができない夫、唇と一緒になにかが失われてしまった。
その喪失感に苛まれる妻。
短い短いお話が16。
どれも満たされない人間(小鬼もいるけど)が主人公。
満たされない思いを抱えて不条理な世界で漂う。
なんかそんな感じ。
不条理とセックスと喪失感。
これっていわゆる純文学?
直木賞より芥川賞が好きって人にオススメ。
けっこう面白かったです。
不条理だけど。
2018年12月13日に日本でレビュー済み
最初は読んでいて嫌だなーと思っていたが段々面白くなってきた。特にほかの作家の退屈な小説を読んでから読み直すと、すごく詩的でキレがある小説なんだなとわかった。「フーガ」と「無くした人」がよかった。
2024年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私にはどのストーリーも難解でした💦作者の意図するところを読み取る能力が不足しているようです🙇♀️
2003年9月6日に日本でレビュー済み
この本に収録されているどの短編にもいえることなのかもしれないけれど、11番目の短編「癒す人」は、せつなさと残酷さとやさしさが同居しあうような、複雑なおもいを喚起させる作品だ。この作品には、火の手をもつ女の子と、氷の手をもつ女の子が登場するのだけれど、この異質な二人の少女の断絶と交流をとおしてえがきだされる物語はうつくしくもかなしい。結末は幸福的ではないはずなのに、いやむしろひじょうに残酷なはずなのに、最後の一節はかぎりないやさしさに包まれている。なんどもなんどもかみしめて読みたい作品だ。
グリッサン、コンデ、アジェンデといったカリブ海=アメリカ文化圏の作家たちを伴侶に、おわりなき言語と思考の旅をつづける訳者の新著『コヨーテ読書』もあわせて読んでみた㡊??。
グリッサン、コンデ、アジェンデといったカリブ海=アメリカ文化圏の作家たちを伴侶に、おわりなき言語と思考の旅をつづける訳者の新著『コヨーテ読書』もあわせて読んでみた㡊??。
2009年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひとつひとつの言葉が泡のようで、切なくて、哀しくて、ちょっとエッチで、胸の奥の奥というかもっと下のほうがキュンとするような不思議な感覚になりました。月明かりの下、ベッドの中でこっそり読みたいです。
なんて、いってんじゃネーよ、不思議少女がぁ〜!!
うちの娘がこんな本読んでたら、説教だね。間違いなく。
ちょっと来て、ここに座れと。
おまえは、寺山修司を読んだのかと。ガルシア・マルケスを読んだのか、と。
そもそも不条理とはどういうことなのか、と。
おまえは何が書きたいのかと。イタロ・カルヴィーノから何を学んだのかと。
娘はきっと言うね「私が書いたんじゃないんもん」って。
そもそも娘いないけどね。
評判よかったんで、読んだけど、つらい、つらい、つらいわけよ。
とにかく、言葉が空虚というか何ものこららないわけよ。
イメージが全然、わかないわけよ。
何?うちの娘ぐらいの年の女の子ならわくわけ?
娘いないけどね。
無理したような、わざとらしいエッチなシーンあったり、
使い古されたシュールなイメージだったり、
不思議少女版ケータイ小説??
ちなみに、同じ1969年生まれのアメリカの女性作家ケリー・リンクとは大違い。
マジック・フォー・ビギナーズ (プラチナ・ファンタジイ)
表題作のラストの6行の燃えるスカートの少女の記事を新聞で読んだときの
イメージだけが、ちょっとリアリティあったかな。
色がポップなカップのケーキ。でも口当たりはモソモソ。
ご馳走さまでした。
なんて、いってんじゃネーよ、不思議少女がぁ〜!!
うちの娘がこんな本読んでたら、説教だね。間違いなく。
ちょっと来て、ここに座れと。
おまえは、寺山修司を読んだのかと。ガルシア・マルケスを読んだのか、と。
そもそも不条理とはどういうことなのか、と。
おまえは何が書きたいのかと。イタロ・カルヴィーノから何を学んだのかと。
娘はきっと言うね「私が書いたんじゃないんもん」って。
そもそも娘いないけどね。
評判よかったんで、読んだけど、つらい、つらい、つらいわけよ。
とにかく、言葉が空虚というか何ものこららないわけよ。
イメージが全然、わかないわけよ。
何?うちの娘ぐらいの年の女の子ならわくわけ?
娘いないけどね。
無理したような、わざとらしいエッチなシーンあったり、
使い古されたシュールなイメージだったり、
不思議少女版ケータイ小説??
ちなみに、同じ1969年生まれのアメリカの女性作家ケリー・リンクとは大違い。
マジック・フォー・ビギナーズ (プラチナ・ファンタジイ)
表題作のラストの6行の燃えるスカートの少女の記事を新聞で読んだときの
イメージだけが、ちょっとリアリティあったかな。
色がポップなカップのケーキ。でも口当たりはモソモソ。
ご馳走さまでした。