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だから、国連はなにもできない 単行本 – 2003/7/1
- 本の長さ295ページ
- 言語日本語
- 出版社アーティストハウスパブリッシャーズ
- 発売日2003/7/1
- ISBN-104048981269
- ISBN-13978-4048981262
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ソマリア、ハイチ、ルワンダ…。難民の大量虐殺、深刻な飢餓。無力な国連が世界を滅ぼす! 国連平和維持軍と行動を共にしてきた著者が、主体性のまったくない国連の実態と危険性を浮き彫りにする。
登録情報
- 出版社 : アーティストハウスパブリッシャーズ (2003/7/1)
- 発売日 : 2003/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 295ページ
- ISBN-10 : 4048981269
- ISBN-13 : 978-4048981262
- Amazon 売れ筋ランキング: - 544,766位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 353位国際法
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2014年4月13日に日本でレビュー済み
いきつくところ、先進国の兵士がなんでこんなので命を落とす必要があるんだって話だわな
なので途上国の兵士がお金を貰って犠牲になったりする
その上で、この手の活動の御用商人みたいなのが山ほど来るし
そういうところにはお金は降ってくる
でも現場の兵士の装備にとかにはまともに予算は回ってこない
とはいえ、この手の国をほったらかしにしておくと
結果として近隣諸国まで不安定になって大きな問題になり
先進国にとってもテロやシーレーンへの脅威などが出てくる
そうなる前に介入してしまうのが”安上がり”ではある
しかしそれはあくまでも先進国の利害の観点からであって
どうあっても人道的オンリーでどうのとはなんないのよね
えぐいことをいうと、失敗国家の民衆数万人の命と
先進国の高度に訓練された兵士の命数人を交換できるかという話だわな
なので途上国の兵士がお金を貰って犠牲になったりする
その上で、この手の活動の御用商人みたいなのが山ほど来るし
そういうところにはお金は降ってくる
でも現場の兵士の装備にとかにはまともに予算は回ってこない
とはいえ、この手の国をほったらかしにしておくと
結果として近隣諸国まで不安定になって大きな問題になり
先進国にとってもテロやシーレーンへの脅威などが出てくる
そうなる前に介入してしまうのが”安上がり”ではある
しかしそれはあくまでも先進国の利害の観点からであって
どうあっても人道的オンリーでどうのとはなんないのよね
えぐいことをいうと、失敗国家の民衆数万人の命と
先進国の高度に訓練された兵士の命数人を交換できるかという話だわな
2003年9月21日に日本でレビュー済み
この本は、筆者のルワンダ、ハイチ、ボスニア、ソマリアなどでの記者としての実体験を述べたものである。国連軍が介入した、そのような地域での国連平和活動の無力さを赤裸々に述べており、その原因は国連憲章の「内政不干渉の原則」と「各国の主権原則」であると言う。しかし、筆者は国連は無力だと強調したいのではなく、あくまでも国連の現状を認識して、それをどう変えればよいかを読者に考えさせてくれる。また、本書は物語口調で書かれているので、登場人物が多くて、人名がカタカナなので少しイメージが掴み難いという欠点はあるが、専門書とは違い、シャーナリスティックで読み易い本である。