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ゆうれい談 山岸凉子全集 17 (あすかコミックス・スペシャル 1-17) 新書 – 1986/12/3

4.8 5つ星のうち4.8 4個の評価

ゆうれい談

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (1986/12/3)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1986/12/3
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 241ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4049230178
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4049230178
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 4個の評価

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山岸 凉子
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カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
4グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2006年9月22日に日本でレビュー済み
収録されている作品は商品の説明(↑)に書かれているとおりですが、この角川版「山岸凉子全集17」の特筆すべきは、そのアトにもうひとつ収録されているインタビュー記事。題して、『山岸凉子の幽霊譚』。

14ページに渡るこのインタビュー、元は徳間書店刊の「リュウ」に初掲されたものであるよし、文末に説明がついています。

インタビューの中で告白されている作者の実体験こそが「あやかしの館」「蓮の糸」「天沼矛(あめのぬぼこ)−第三話・薄櫻(うすざくら)」等々の作品を生み出すことにつながり、また当時執筆中だった「日出処の天子」の神懸かり的な迫力につながったのかと思うと、それらの作品もまた読み直してみたくなるから不思議です♪
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年3月7日に日本でレビュー済み
 気づいたのは、かなり遅かったが、24年組で有名な著者の作品は、長篇は勿論、中短篇集も面白い。
 中短篇集の中では、比較的地味な本書は、冒頭からコミカルなタッチ、かつ、題材からも、少女漫画に偏見を持つ方々も、受容可能かも。

 かく言う私も、少女漫画(少女漫画家?)は、非常に苦手でした。
 歳の離れた従姉が多かったので、遊びに行く都度、『週刊マーガレット』や『少女フレンド』(楳図かずおによる一連のシリーズは大好きだったが)を見せられ、辟易したものでした。
 手塚治虫作『リボンの騎士』のヒロインの大きな目を、さらに誇張したような巨眼に退いたし、ガキだったので、バックに散らした花などで、深層心理を表現するとか、少女漫画にありがちな手法に馴染めなかったし、第一、少女、女性の妄想的としか思えなかった恋愛中心の作品の多さに、降参だった。

 しかし、本作は、読者からの手紙(頭から血をだらだら流した女性が、猛スピードで車を運転して脇を通って行くのを見たという、臨死体験の話とか凄い)や御本人の体験を基にした創作がメインで、かつ、個人的に興味があった怪談集。
 しかも、予想、期待を超える怖さ!
 著者は、「念が籠もっているようで、申し訳ないが、手紙の総てを焼き捨てた」みたいに書いているが、それらが作品化されなかったのは、つくづく、残念だなあ。
 
 素材に恵まれたという点も大きいが、とにかく、語り口が、どの短篇においても単に上手いと言うより、頗る巧みで、優れた知性さえ伝わってくる。
 本書未収の代表作の一編「天人唐草」なんかも、ステレオタイプかもしれないが、よく出来た話だ。

 昔、NHK教育で拝見した著者は、美しいお姉さんで、声は凛としていて、話し方、仕種に品があり、すっかり、ファンになってしまったっけ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート