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毎秒が生きるチャンス! ナリッシュブックス (nourish books) 単行本 – 2004/9/29
ランス・アームストロング
(著),
曽田 和子
(著)
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- 本の長さ310ページ
- 言語日本語
- 出版社学習研究社
- 発売日2004/9/29
- ISBN-104054024963
- ISBN-13978-4054024960
登録情報
- 出版社 : 学習研究社 (2004/9/29)
- 発売日 : 2004/9/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 310ページ
- ISBN-10 : 4054024963
- ISBN-13 : 978-4054024960
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,316,812位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年10月10日に日本でレビュー済み
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There are lots of things that can go wrong in one's life, and everyone should hope to be able to handle each crisis as well as Lance Armstrong has done. In this much-awaited follow-up of his firstbook, "It's not about the bike", Lance gives his readers a much wider view of his world, his personality, and matters closer to the heart, than he did in his first book. His very real description of post-September 11 NYC, and the wide-spread anti-American attitude in Europian nations that he felt while riding his bike through them, the never-ending battle with paparacci and various nay-sayers, his struggle during the 2003 TDF, marital problems with his first wife, and his love toward his children, and the day he got his clean bill of health, and about cancer survivorship, are all worth reading. I'd even say that it's better than the first book.
2016年10月23日に日本でレビュー済み
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人生の表と裏。表が輝かすぎると裏の闇が深くなる…ということなのか…。彼のことは大好きなのですが追い付いていくのが疲れた気分ではありました。
2005年9月3日に日本でレビュー済み
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アームストロングは2005年のツール・ド・フランスで前人未到の7連覇を達成しました。私はそれを契機に『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』から読みました。彼の肺や脳にまで転移した睾丸癌に立ち向かう不屈の精神に圧倒されるばかりでした。出来ることは全てやり尽くす。その精神力が彼を強い人にしたのだろうと思いました。『毎秒が生きるチャンス!』には、アームストロングの2000-2003年までの4回のレースの模様が描かれています。彼が優秀な成績を残す一方で、フランスのマスコミは彼の薬物使用疑惑について書きたてました。アメリカ反ドーピング機関の検査員は「無作為」の検査を時間や場所に関わらず繰り返し要求する。当時妻が産気づいている時までも・・・。アームストロングはツール・ド・フランスの難関となる山を練習のために登り、その山が「つかめた」と感じなければすぐに引き返して登りなおす。雪であろうと練習は欠かさない。普通の人ではやらない(できない)練習をし、自転車のあらゆる細部にこだわり、データの奴隷になり、チームメイトとの素晴らしい助け合いによって勝負を勝ち取ったのだと語っています。最も過酷なスポーツのチャンピオンはこれほどにもやり抜くのか・・・と感銘を受ける本です。選手であると同時に、彼は「癌生還者」としての自分の使命を常に念頭に置いて活動しています。
2011年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の趣味が自転車であることからランスアームストロングのこの本を読みました。しかし、読み進めるにつれ人の目に見えないところでのあらゆることは凄まじいと言うべきものだと思った。この人の生き方はとても参考になるし、逆にこのような生き方が出来れば人生は素晴らしいものになるでしょう。
2008年9月10日に日本でレビュー済み
ドーピング疑惑から世間の目をそらせるための本。到底物書きとは縁のない人間がある日突然「私作家です」と言えるようになった昨今。チャリヲタにはバイブルなんでしょうね、この本も。
2005年4月15日に日本でレビュー済み
ランス本は出る都度即買いしてます。
"Pain is temporary. Quitting lasts forever." 本書冒頭に出てくるランスのとても印象的な言葉。「癌は人生で起こった最良のこと。」前作"It'snot about the bike"で癌告知、激烈な闘病、奇跡的な復活後99年ツールドフランス制覇までを描いたランス・アームストロングの自著の続編です。本書はその後、2003年のツール5連覇までを描きます。人生ヘコミ気味のときはいつも"It's not about the bike"を紐解いてましたから本書は楽しみにしてました。その期待に違わず。
カバー写真の長男ルークに続き双子姉妹も授かったランス。03年ツールも落車、脱水症状など5連覇中もっとも困難な状況に直面しながら勝利しました。そんなランスをdriveするものは何なのか。ガンを告知され、5年後ようやく再発の可能性なしを告げられてからもなおランスのマインドはいつもrush状態にあります。はやくはやく。「明日やれば」の「明日」があるかなんてわからないのだから。ツールのスターティングリッドにつく時、「ここにいる誰よりもハードワークをこなした自分が負けるはずが無い」というコンフィデンスがランスにはある。
00年-01年あのバカバしいドーピング「疑惑」の渦中ランスがどのように考えて行動したか。また前作同様家族やチームメイトへの思いも熱く熱く語られる。ランスの日常のミリセコンドまでの燃焼が描かれた好著です。今年でいよいよランスも引退。あの走りも最後か。楽しみですね。
"Pain is temporary. Quitting lasts forever." 本書冒頭に出てくるランスのとても印象的な言葉。「癌は人生で起こった最良のこと。」前作"It'snot about the bike"で癌告知、激烈な闘病、奇跡的な復活後99年ツールドフランス制覇までを描いたランス・アームストロングの自著の続編です。本書はその後、2003年のツール5連覇までを描きます。人生ヘコミ気味のときはいつも"It's not about the bike"を紐解いてましたから本書は楽しみにしてました。その期待に違わず。
カバー写真の長男ルークに続き双子姉妹も授かったランス。03年ツールも落車、脱水症状など5連覇中もっとも困難な状況に直面しながら勝利しました。そんなランスをdriveするものは何なのか。ガンを告知され、5年後ようやく再発の可能性なしを告げられてからもなおランスのマインドはいつもrush状態にあります。はやくはやく。「明日やれば」の「明日」があるかなんてわからないのだから。ツールのスターティングリッドにつく時、「ここにいる誰よりもハードワークをこなした自分が負けるはずが無い」というコンフィデンスがランスにはある。
00年-01年あのバカバしいドーピング「疑惑」の渦中ランスがどのように考えて行動したか。また前作同様家族やチームメイトへの思いも熱く熱く語られる。ランスの日常のミリセコンドまでの燃焼が描かれた好著です。今年でいよいよランスも引退。あの走りも最後か。楽しみですね。
2007年11月7日に日本でレビュー済み
『ただマイヨジョーヌのためではなく』の後の時期を描いている。
2000〜2003のツールが主眼。
レース最中の話だけではなく、トレーニングを含めた日常生活の描写がされている。
前作は、「癌」という誰にでも起こりうる普遍的なテーマにフォーカスされていて、
1999年のツールの優勝が「癌からの生還」という意味でのクライマックスになっていた。
だが、今回の作品はロードレースファンを主な対象となっている。
ライバル関係にあったヤン=ウルリッヒへの関係や想い。
常に晒されていたドーピング疑惑との戦い。
(レキップをはじめとしたフランスメディアとの戦い)
宗教に対するランスのスタンスなど。
ジェントゥ山での優勝を譲ったことへの批判。
山岳ステージでハンガーノックに陥り、数分タイムを失ったこと。
以上のエピソードは興味深かった。
2000〜2003のツールが主眼。
レース最中の話だけではなく、トレーニングを含めた日常生活の描写がされている。
前作は、「癌」という誰にでも起こりうる普遍的なテーマにフォーカスされていて、
1999年のツールの優勝が「癌からの生還」という意味でのクライマックスになっていた。
だが、今回の作品はロードレースファンを主な対象となっている。
ライバル関係にあったヤン=ウルリッヒへの関係や想い。
常に晒されていたドーピング疑惑との戦い。
(レキップをはじめとしたフランスメディアとの戦い)
宗教に対するランスのスタンスなど。
ジェントゥ山での優勝を譲ったことへの批判。
山岳ステージでハンガーノックに陥り、数分タイムを失ったこと。
以上のエピソードは興味深かった。
2011年12月15日に日本でレビュー済み
おそらく、こちらにたどり着いた方は『ただマイヨジョーヌのためでなく』を読んだ方が多いと思う。
本作は、その後の前人未踏7連覇の、5勝目までの話である。
アームストロングが偉大なレーサーであることに疑いの余地はないが、目標をツール・世界戦・オリンピックに絞ることに対する好き嫌い、賛否両論はあろう。だが、私は本書で、トップの中のトップである彼の、真摯な姿勢に好感を覚えた。
絞り込んだものに対する集中力や執念、身を削って支えてくれるチームメイトに対する感謝の気持ち、ライバルに対するリスペクト、ロードレースにおける不文律や暗黙の助け合いなど、リアルなロードレースの世界に浸ることができる。
自身やチームへのドーピング疑惑にも、筆は及ぶ。
潔白を証明するためには、プライバシーを顧みない抜き打ち検査を「いつでも」受け入れなければならないこと。そこから先は検査結果を待つことしかできないこと。明け透けな嫌がらせとも取れる捜査態度への腹立たしさなど。
当事者の言葉には、圧倒的な迫力がある。
さらに、癌「生還者」の再発に対する恐怖。周囲の配慮を欠く視線への苛立ち。患者同士の対話による救い。
子どもの誕生や離婚といった、一人の男にとっての大きな出来事。
希有な体験をした者の、普遍的な人間像が浮かび上がる。
あの「テキサスの暴れん坊」も、人が変わったような、そうでもないような…
偉大なチャンピオン、病気を克服した者。賞賛の中にある彼の、完璧ではない男としての部分。人生観や哲学、宗教に対するナチュラルなスタンスといったところにも、共感するところ大であった。
本作は、その後の前人未踏7連覇の、5勝目までの話である。
アームストロングが偉大なレーサーであることに疑いの余地はないが、目標をツール・世界戦・オリンピックに絞ることに対する好き嫌い、賛否両論はあろう。だが、私は本書で、トップの中のトップである彼の、真摯な姿勢に好感を覚えた。
絞り込んだものに対する集中力や執念、身を削って支えてくれるチームメイトに対する感謝の気持ち、ライバルに対するリスペクト、ロードレースにおける不文律や暗黙の助け合いなど、リアルなロードレースの世界に浸ることができる。
自身やチームへのドーピング疑惑にも、筆は及ぶ。
潔白を証明するためには、プライバシーを顧みない抜き打ち検査を「いつでも」受け入れなければならないこと。そこから先は検査結果を待つことしかできないこと。明け透けな嫌がらせとも取れる捜査態度への腹立たしさなど。
当事者の言葉には、圧倒的な迫力がある。
さらに、癌「生還者」の再発に対する恐怖。周囲の配慮を欠く視線への苛立ち。患者同士の対話による救い。
子どもの誕生や離婚といった、一人の男にとっての大きな出来事。
希有な体験をした者の、普遍的な人間像が浮かび上がる。
あの「テキサスの暴れん坊」も、人が変わったような、そうでもないような…
偉大なチャンピオン、病気を克服した者。賞賛の中にある彼の、完璧ではない男としての部分。人生観や哲学、宗教に対するナチュラルなスタンスといったところにも、共感するところ大であった。