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永平寺の心と精進料理 単行本 – 2004/9/15
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- 本の長さ142ページ
- 言語日本語
- 出版社学習研究社
- 発売日2004/9/15
- ISBN-104054025307
- ISBN-13978-4054025301
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商品の説明
著者からのコメント
永平寺の開祖、道元禅師様はすでに750年以上前に、わが国の僧侶の食事情について「まるで鳥や獣のようだ」と嘆きました。当時と現代とで共通しているのは「食」に対する敬意、感謝の念が不足していることなのではないでしょうか
道元禅師様は、「食」を修行の域にまで高めるために『典座教訓』『赴粥飯法』を著されました。永平寺の台所に伝わるその智慧とまごころを、本書から学んでいただけると思います。 また、永平寺の歴史や建物を知る観光ガイドとしても今までにないほど充実した内容となっています。永平寺観光、宿泊、坐禅体験などの心得も詳しく記されています。
また、今回永平寺の全面的な協力を得て、著者がカメラマンに同行して二泊三日にて永平寺を余すところ無く撮影致しました。写真集としても見る者の目を楽しませてくれると思います。
また新作精進料理百点は、家庭でも気軽にたのしめるものを中心に選びました。前作『永平寺の精進料理』と併せてお求め下さい。詳しくは著者のサイト「 典座ネット」にて。
抜粋
著者について
著者ははじめ、自分は禅の修行のために永平寺に入門したのに、なぜ毎日芋の皮を剥き鍋を磨かなければいけないのだろう、と修行に疑問を覚えた。厨房で野菜と格闘するよりも、法衣を着て坐禅読経する方が禅僧の修行として大事なのではないか・・・。
著者が抱いた疑問は、初学者ならば誰もが抱く迷いである。
そう、永平寺の開祖、道元禅師様でさえ、若き頃中国に修行に行かれた際、全く同じ思いを持っていたという。調理などという面倒なことよりも、坐禅や経典研究の方が大事なのでは・・・。その考えは中国の典座和尚(調理責任者)により一笑にふされる。
道元禅師様は中国での経験から、帰国後『典座教訓』を著した。調理という、一見修行と関係ないかのごとくに思われる行為が、実はいかに重要な修行であるか。微に入り細に渡り食の心を説かれたこの書物により、永平寺では以来七百五十年以上に渡り台所での修行を重視しているのである。
道元禅師様が中国で典座和尚に出会い、真実に目覚められたように、著者は大本山永平寺にて昭和の名典座、赤崎大老師と出会う。大典座老師より懇切丁寧な指導を受け、著者は次第に調理修行の大切さ、食の尊さを学んでいく。
現在著者は永平寺東京別院の典座となり、若き修行僧たちに対し、かつて自分が受けた老師の指導と同じように調理の心を説いている。
永平寺精進料理の大家による渾身の料理書。
登録情報
- 出版社 : 学習研究社 (2004/9/15)
- 発売日 : 2004/9/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 142ページ
- ISBN-10 : 4054025307
- ISBN-13 : 978-4054025301
- Amazon 売れ筋ランキング: - 546,867位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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