著者は、コンゴ動乱、仏外人部隊、ラオス軍の格闘技教官、米陸軍グリーンベレーに参加しており、性格的にも好戦的に見える。
この本の要点は、
○中国の役人の腐敗体質、即ち、国民の権利は眼中に無く企業の肩を持ち収賄、横領に走る。
○内陸地は砂埃が多く、有害物質を含む大気、水、食品が蔓延。医療レベルも低い。
○一部の国民だけ金持で、大半は貧しい。株価もバブルでいつはじけてもおかしくない。
○中国一般大衆のレベルも100年前の義和団と同じレベル。暴徒化しやすい。
○著者がテロリストなら、こんなテロあんなテロを実行する。
○上記のことからオリンピック見学で北京に行くのはリスクが高い。
等々中国への辛口中心で、また、新聞等メディアの引用が多く検証がされていないように感じます。結構本当の所も多いと思いますが、一寸冷静さに欠くのでは。
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断末魔の中国: 粉飾決算国家の終末 (学研新書 17) 新書 – 2007/11/1
柘植 久慶
(著)
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社学研プラス
- 発売日2007/11/1
- ISBN-104054034829
- ISBN-13978-4054034822
登録情報
- 出版社 : 学研プラス (2007/11/1)
- 発売日 : 2007/11/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 206ページ
- ISBN-10 : 4054034829
- ISBN-13 : 978-4054034822
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年1月2日に日本でレビュー済み
本書は、中国が経済発展の影で抱えるリスク、またシナ大陸人の
気質ゆえのリスクを紹介した一書です。特に、2008年北京五輪観
戦を予定している方は、観戦ツアーにおけるリスクを紹介する最終
章のオリンピック開催の資格なしは一読の価値があります。
一部を記すと、1)北京は摂氏35度に達する酷暑、2)黄砂と排気ガ
スで埃っぽい、3)水が飲めない。ミネラルウオーター半分偽者、4)
中国産の多くの食材は汚染物質が含有している、5)病気のリスク、
中国の病院は戦後直後の日本の医療程度、6)中国人からの攻撃
対象になる、7)ホテルには売春婦の押し売りがくる、8)コピー天国
故の入場券が偽造品の可能性。更に恐れるべきは、ウイグルやチ
ベットなどの被支配自治区の抵抗、即ちテロだと著者が指摘します。
気質ゆえのリスクを紹介した一書です。特に、2008年北京五輪観
戦を予定している方は、観戦ツアーにおけるリスクを紹介する最終
章のオリンピック開催の資格なしは一読の価値があります。
一部を記すと、1)北京は摂氏35度に達する酷暑、2)黄砂と排気ガ
スで埃っぽい、3)水が飲めない。ミネラルウオーター半分偽者、4)
中国産の多くの食材は汚染物質が含有している、5)病気のリスク、
中国の病院は戦後直後の日本の医療程度、6)中国人からの攻撃
対象になる、7)ホテルには売春婦の押し売りがくる、8)コピー天国
故の入場券が偽造品の可能性。更に恐れるべきは、ウイグルやチ
ベットなどの被支配自治区の抵抗、即ちテロだと著者が指摘します。
2008年5月7日に日本でレビュー済み
新書版で、第1章から10章まで、汚染物質・光化学スモッグ・黄砂等の環境破壊、汚染水と農薬の食料問題、紙幣の大量流通の悪性インフレ、狂乱的株高と自殺的投資、役人の汚職、偽造・贋造の無法国家と「ディズ似ランド」、中国全土の暴動事件10万件、なりふり構わずエネルギー確保、とてつもない年収格差と地域格差、止めの水不足と健康障害と、全てがコンパクトに網羅され非常に読みやすい。更に第11章には問題山積みの北京五輪。劣悪マナー、ぶったくりホテル料金、水不足と恐怖の水質、大気汚染、テロ、危険商品と食料、その他、これだけ注意事項を書かれると、今夏の五輪観戦にはとてもじゃないが行けなくなってしまう。今後の中国に最も不安視される問題は「水」だろう。黄河以北は深刻な砂漠化である。河川の氾濫が多い長江は化学工場の未処理廃水で、海の汚染にも及ぶ。市販のミネラルウォーターの恐怖、魚の恐怖、井戸水の恐怖。本書は隣国の恐ろしさを余すことなく記している。合掌。
2007年11月12日に日本でレビュー済み
かつて外人部隊や米国の特殊部隊グリーンベレーで活躍、後に作家に転向した柘植氏の最新中国観察本。中国関連本はこれで三冊目のはずだが、北京語を操り、現地で度々取材を敢行しているだけあって、公式情報では分からない情報もあり、なかなか良い。もはや、一人前のチャイナウォッチャーである。ただ、北京五輪でのウイグルテロ発生や、五輪後の経済崩壊などの指摘については、氏の期待がかなり入っているような気がする。根っからの戦士で反共である氏は、たぶん、自分自身で北京政府と戦いたいのだろう。五輪テロの可能性を指摘するのであれば、政府側の警備状況などの分析も合わせて記してもらいたかった。それに、武装警察特殊部隊の装備とか。公式情報の写真を見る限りでは、彼らは日本のSATよりも良い装備に見える。その方面の専門家であり、戦場での実戦経験豊富な氏には、その辺りの分析を、今後期待したい。