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発達障害と家族支援: 家族にとっての障害とはなにか (学研のヒューマンケアブックス) 単行本 – 2009/2/1
中田 洋二郎
(著)
- 本の長さ145ページ
- 言語日本語
- 出版社学研プラス
- 発売日2009/2/1
- ISBN-104054039901
- ISBN-13978-4054039902
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登録情報
- 出版社 : 学研プラス (2009/2/1)
- 発売日 : 2009/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 145ページ
- ISBN-10 : 4054039901
- ISBN-13 : 978-4054039902
- Amazon 売れ筋ランキング: - 572,524位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてもわかりやすい内容と文章で、ハテナ?という部分がなく読めました。出来ること、出来ないこと、やろうとしても出来ないことを、子どもと親のために伝えるのは難しいですが、肩に力を入れずに優しく、しかし真摯な姿勢は本当に参考になりました。
2013年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
各章に対して、参考文献が記載されていて、とても解りやすく理解も深めやすいです。
『障害は個性か』ということで、特に重度障害の子どもについて、
生命の尊厳を大切にする世界では、個性となるというところに感銘を受けました。
『障害は個性か』ということで、特に重度障害の子どもについて、
生命の尊厳を大切にする世界では、個性となるというところに感銘を受けました。
2009年3月5日に日本でレビュー済み
障害の「受容」ということばは最近よく使われますが、受容のあり方に決まった形はなく、立場が違えばその形もまったく違うということがよくわかりました。保護者と保育士・教師が子どもの支援のために連携するには、お互いの立場を理解することが重要なのはいうまでもありません。この本には著者が自らの体験から得た、理解のためのヒントがたくさんあります。
支援する側の人にも参考になりますが、それ以上に家族の気持ちを楽にする本だと思いました。
支援する側の人にも参考になりますが、それ以上に家族の気持ちを楽にする本だと思いました。
2011年7月10日に日本でレビュー済み
障害児を持つことになった親の心理に焦点を当て、親をはじめ本人、きょうだいの支援をどのようにするかを綴ったもの。「親はこうあるべき」論を展開した著者自身が若かった頃の反省に立ち、全体的にやさしいトーンが貫かれている。
かつては病気や障害とされてこなかった事柄に名称が付き、社会不適応の根源を外在化することによって親は教育の不手際という批判から解放される一方、一生付いて回るレッテルに、「理想の子供像」の死について深い悲しみにくれる。そのパラドクスが、当事者としてはそういうことだったのか、と胸に迫る。
「障害は個性である」という言説をどう捉えるかについて種々の意見があるが、それは障害に向き合う人間の立場で規定されるため統一見解はない、という終章の著者意見には賛成。ただし、その言葉を免罪符に社会不適応を放置してはならないことを肝に銘じなければならない。
かつては病気や障害とされてこなかった事柄に名称が付き、社会不適応の根源を外在化することによって親は教育の不手際という批判から解放される一方、一生付いて回るレッテルに、「理想の子供像」の死について深い悲しみにくれる。そのパラドクスが、当事者としてはそういうことだったのか、と胸に迫る。
「障害は個性である」という言説をどう捉えるかについて種々の意見があるが、それは障害に向き合う人間の立場で規定されるため統一見解はない、という終章の著者意見には賛成。ただし、その言葉を免罪符に社会不適応を放置してはならないことを肝に銘じなければならない。