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鋼鉄のワルキュ-レ: ケ-ニヒスティ-ガ-in WW2東部戦線 単行本 – 2009/3/1
水樹 ケイ
(著)
- 本の長さ381ページ
- 言語日本語
- 出版社学研プラス
- 発売日2009/3/1
- ISBN-104054040020
- ISBN-13978-4054040021
登録情報
- 出版社 : 学研プラス (2009/3/1)
- 発売日 : 2009/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 381ページ
- ISBN-10 : 4054040020
- ISBN-13 : 978-4054040021
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,180,168位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 257,805位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦車戦だけを描いた小説はなかなか見つけることが難しいのですが、この作品は失礼な言い方ですがレディコミの方が書いた物語とは思えないほど重厚で濃厚な物語でした。欧州大戦末期の絶望的状況で少年兵レオンが出会う様々な人々、改良型ケーニヒス・ティーガーの圧倒的な性能、戦場で競われる数々の戦術等々最初から最後まで集中読むことができました。この作家の方の新刊が出る事があれば、ぜひ購入を検討してみたいと思っています。
2022年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在話題となっている『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬)を先日読んで、同じ第二次大戦の東部戦線が舞台で、女性軍人が主人公の本作品を思い出した。
違うのは、『同志少女』の方はソ連軍の女狙撃兵(実際にいた)で、本作品では貴族令嬢の戦車隊長であること、前者は勝者で生き残るが、後者は敗者で戦死するという、全く対極的な結末を迎えるところである。
主人公の設定がややファンタジーではあるが、作品自体にはそんな甘さは一切なく、迫りくる圧倒的なソ連戦車部隊との熾烈な戦闘や敵のみならず“味方”からの蹂躙等が、重くそして濃密な筆致で描かれている。
主人公ーそして戦争に関わった敵味方全ての人間にとってー悲劇以外の何物でも無かったが、主人公が保護した少年兵が、深く傷つきながらも彼女達の想いを背負って戦後も生き延びられたのは、せめてもの救いであった。
ところで、作者はレディースコミックの出身とのことである。
それ故か、『同志少女』に比べて性描写がより細やかでリアルに描かれているのも本作品の特長であるー主人公が反逆罪の疑いをかけられて、磔刑に処せられたが如き姿にされた挙げ句、彼女の最奥へSSの“獣“共の劣情が吐き出されるシーンには、不覚にも、下腹部から込み上げる白いマグマを抑えることが出来なかったのだった。
設定や結末で評価を☆4つとしたものの、もし見かける機会があれば是非とも読んでいただきたい作品ではある。
ところで、この作品以降、作者の作品を全く見かけないのだが、別名義で創作を続けているのか、それとも引退したのか(そもそも存命なのか)、一切不明なので、気になってはいる(webブログのnote記事もかなり前から更新なし)・・・関係者の方々からの情報求む!
違うのは、『同志少女』の方はソ連軍の女狙撃兵(実際にいた)で、本作品では貴族令嬢の戦車隊長であること、前者は勝者で生き残るが、後者は敗者で戦死するという、全く対極的な結末を迎えるところである。
主人公の設定がややファンタジーではあるが、作品自体にはそんな甘さは一切なく、迫りくる圧倒的なソ連戦車部隊との熾烈な戦闘や敵のみならず“味方”からの蹂躙等が、重くそして濃密な筆致で描かれている。
主人公ーそして戦争に関わった敵味方全ての人間にとってー悲劇以外の何物でも無かったが、主人公が保護した少年兵が、深く傷つきながらも彼女達の想いを背負って戦後も生き延びられたのは、せめてもの救いであった。
ところで、作者はレディースコミックの出身とのことである。
それ故か、『同志少女』に比べて性描写がより細やかでリアルに描かれているのも本作品の特長であるー主人公が反逆罪の疑いをかけられて、磔刑に処せられたが如き姿にされた挙げ句、彼女の最奥へSSの“獣“共の劣情が吐き出されるシーンには、不覚にも、下腹部から込み上げる白いマグマを抑えることが出来なかったのだった。
設定や結末で評価を☆4つとしたものの、もし見かける機会があれば是非とも読んでいただきたい作品ではある。
ところで、この作品以降、作者の作品を全く見かけないのだが、別名義で創作を続けているのか、それとも引退したのか(そもそも存命なのか)、一切不明なので、気になってはいる(webブログのnote記事もかなり前から更新なし)・・・関係者の方々からの情報求む!
2009年8月27日に日本でレビュー済み
レディコミの作家と聞いていて、この表紙全く期待していませんでしたが・・
意外と楽しめた。
レディコミぽい所も少しあるけど、かなり勉強して書いていると思います。
それなりに戦闘描写も迫力あります。
何よりも女性の視点から見た戦争という印象を受けました。
実はこの後映画のワルキューレを見たのですが、こちらの本のほうが楽しめました。
戦争の悲惨さ虚しさを描いた点では一見の価値が有ると思います。
意外と楽しめた。
レディコミぽい所も少しあるけど、かなり勉強して書いていると思います。
それなりに戦闘描写も迫力あります。
何よりも女性の視点から見た戦争という印象を受けました。
実はこの後映画のワルキューレを見たのですが、こちらの本のほうが楽しめました。
戦争の悲惨さ虚しさを描いた点では一見の価値が有ると思います。
2009年7月28日に日本でレビュー済み
第二次世界大戦下のドイツ。東部戦線(ロシア)の惨敗局面で戦う女性将校とその軍団の奮闘を描く。ライバルのロシア人将校との激闘を軸に、「ケーニヒスティガー&パンター」対「T-34,スターリン戦車,JSU-152」の壮絶な戦いが展開していく。戦闘の描写以外にも、人間関係も丁寧に描かれているし、戦争の背景なども書かれておりその点は評価できる。しかし、やや単調な描写の影響か、普通の戦記もの程、エキサイトしない。今後の作品にも注目したいと思う。
2011年3月8日に日本でレビュー済み
本のカバーからは、とても想像できない骨太の作品です。戦車戦の分かりやすさ、第二次大戦の東部戦線の凄惨さ、大戦中のドイツとソ連の独裁者による苛烈な世情、そして登場人物の各人の個性、どれもが興味深く、読み進めていくうちに引き込まれる作品です。主人公のフリーデ、敵のヒョードルとの運命的な戦い。そしてクラウドのドイツ軍人としての矜持。また、悲恋、思慕の物語が本作品の大きな柱となっており、いろんな読み方のできる作品に仕上がっている感心します。