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チベット密教の本: 死と再生を司る秘密の教え (NEW SIGHT MOOK Books Esoterica 11号) ムック – 1994/12/1
チベット密教の本―死と再生を司る秘密の教え
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社学研プラス
- 発売日1994/12/1
- ISBN-104056007152
- ISBN-13978-4056007152
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登録情報
- 出版社 : 学研プラス (1994/12/1)
- 発売日 : 1994/12/1
- 言語 : 日本語
- ムック : 227ページ
- ISBN-10 : 4056007152
- ISBN-13 : 978-4056007152
- Amazon 売れ筋ランキング: - 163,139位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13位チベット・インド密教
- - 24,411位雑誌 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仏教はインドで発祥し、思想的な発展をし、ヒンズー教(瞑想など)を取り込み、密教へと進化して、ついには滅びてしまうのだが、その最終発展型をとどめているのが、チベット密教。歴史的には、原始仏教から、それに戒律と瞑想を重視した上座部仏教、哲学的深みと利他の思想の強い大乗仏教と発展を遂げ、密教は最後に位置するのだが、上座部仏教はスリランカや東南アジアに、大乗仏教は中国や日本へ伝わるが、密教の最終発展型はチベットに残った(真言密教は、その手前)。そこで、チベット密教の土台となるのは、こうした仏教の哲学的思想的な前段階にあたるものを、すべて理解してからでないと、極めて呪術的で難解なものに見えてしまう。それ故に、そうした土台の修練をしたものにのみ師匠によって伝えられるので、その教えは秘密とされ、外部には知られることが少ない。この本でも、この点は強調されるが、前段階の部分に割く紙面はないので、いきなり秘技の説明となるので、仏教やヒンズー教の基礎知識がないと、とくに性的な部分がかかわってくる最終段階の記述は誤解を有む可能性は高い。3章で説明されるチベット医学のチャクラなどの独特な解剖は、ヒンズー教のヨーガに由来。4章の瞑想は上座部仏教やヨーガ、禅の思想の神(あるいは自然や宇宙)と一体となるアプローチに近い。特集されている曼荼羅、仏教の神々は、仏教やヒンズー教に共通するものが多い。チベット独自のものは死者の書に代表される臨死のプロセス(第2章)、チベットの密教の歴史、四大宗派、寺院ガイド、高僧の紹介、活仏(ダライラマを含む。第1章)などだが、これらも豊富な写真と図解で説明されている。ここで一流の執筆陣により解説されているチベット密教は、高度な仏教の最終型で、内容の深い理解には基礎知識が必要。ダライラマの平易で理解しやすい一般人向けの仏教の書に親しんだ人にとっては、大きなギャップに驚くであろうが、チベット密教の高度なトレーニングと深い哲学を知ると、ダライラマが一般人にもわかりやすい話ができる理由が頷けるというもの。
2012年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本のシリーズは他にも多くの宗教宗派のものを出版しているが、概して読みやすく、初心者でも理解しやすいように構成されている。特に、チベット仏教に関しては、他の宗派、例えば禅などとは違い、そう数も多くなく、しかも難解且つ複雑なものが多い中ではお勧めの一冊であると思われる。
2015年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
陰陽道の本と比べたら、やや政治的というか、
深みが感じられませんでした。
深みが感じられませんでした。
2009年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネパールのものとか扱うエスニック雑貨屋で、この表紙にある目とかなんとなく気になって読みました。チベット密教の世界観が良くわかりました。ヒンドゥ教とかも、このシリーズは気楽に読めておすすめです。
2003年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「密教」しかも「チベット」という最奥地、タイトルだけで期待大でした。
仏教に興味がある程度で読み始めましたが、「ここに真理あり」という感じです。思想や用語になじみが薄く、読み始めはやや受け入れがたかったので、気になるページから読みました。気が付けば読み終わってしまっていて、もっと読みたい気になりました。
分離してきた派の流れ、現在のチベット密教の状況もあり、「さあ、あなたはどの道を選びますか?」というガイドブックにはもってこいの本でした。読んだ後、「師」を探すか、チベットを学ぶか、「死者の書」を読むか・・・
私は「死者の書」を読んでからチベット人の知り合いと話をしようと思います。
仏教に興味がある程度で読み始めましたが、「ここに真理あり」という感じです。思想や用語になじみが薄く、読み始めはやや受け入れがたかったので、気になるページから読みました。気が付けば読み終わってしまっていて、もっと読みたい気になりました。
分離してきた派の流れ、現在のチベット密教の状況もあり、「さあ、あなたはどの道を選びますか?」というガイドブックにはもってこいの本でした。読んだ後、「師」を探すか、チベットを学ぶか、「死者の書」を読むか・・・
私は「死者の書」を読んでからチベット人の知り合いと話をしようと思います。