なかなかこった出来だと思います。海戦をうたっておりますが,海戦だけにとどまらず,台湾沖航空戦や剣部隊のことも記述されていて海軍が携わった戦闘に触れているのが特徴です。
説明も練られており,被害状況や図を駆使しているのでわかりやすいです。また,素晴らしいと思ったのは,戦闘のイラストを高荷義之画伯など超有名なイラストレーターが勤めていることです。ですから,リアルに伝わってきます。
戦闘で使用された兵器の解説もイラスト込みで書かれているので,わかりやすいし海戦だけにとどまらない説明をする姿勢には好感が持てます。
マップの企画も良いです。日本の軍艦がどこで沈んだのか網羅されているマップや日米の艦艇の配置状況などを説明する大型マップはとてもよい企画だと思います。
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太平洋戦争海戦全史: ビジュアル詳解 (歴史群像シリーズ) ムック – 2006/8/1
歴史群像編集部
(著)
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社学研プラス
- 発売日2006/8/1
- ISBN-104056045097
- ISBN-13978-4056045093
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
太平洋戦争の行方を左右した大海戦を中心に33の戦いをセレクトし、オールカラーの情景イラストと戦史解説により、3年半以上にわたって繰り広げられた大戦争の実相を描き出す。
登録情報
- 出版社 : 学研プラス (2006/8/1)
- 発売日 : 2006/8/1
- 言語 : 日本語
- ムック : 205ページ
- ISBN-10 : 4056045097
- ISBN-13 : 978-4056045093
- Amazon 売れ筋ランキング: - 166,699位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の構成は、その局面/時期における概観、その海戦をモチーフにした絵(出来はピンキリ)、海戦の解説と、両軍の参加兵力と損害の表(きわめて簡易)、で成り立っています。情報は少々古く、(おもに連合軍側の)喪失航空機数などが古い情報によるものだったり省略されていたりします。
今はネットで海戦名を打ち込めば詳細な情報が検索できる時代ですので、わざわざこの本を買わなくとも、と思いますが、ふとした疑問で特定の時期の状況を俯瞰してみるとなると、本としてまとまっているのは便利です。(1942年に水上戦闘で失われた巡洋艦は、日米それぞれ何隻か?のような疑問はネットで検索するほうが手間です。本なら、該当の何ページかをぱらぱら見て集計すればすぐですからね)
この本を買うかどうかは、この本の便利さを必要とするか、便利さにいくら払えるか、がすべてだと思います。
今はネットで海戦名を打ち込めば詳細な情報が検索できる時代ですので、わざわざこの本を買わなくとも、と思いますが、ふとした疑問で特定の時期の状況を俯瞰してみるとなると、本としてまとまっているのは便利です。(1942年に水上戦闘で失われた巡洋艦は、日米それぞれ何隻か?のような疑問はネットで検索するほうが手間です。本なら、該当の何ページかをぱらぱら見て集計すればすぐですからね)
この本を買うかどうかは、この本の便利さを必要とするか、便利さにいくら払えるか、がすべてだと思います。
2007年1月20日に日本でレビュー済み
タイトル通り、開戦から敗戦までに戦われた海戦について取り上げた書籍です。また「海戦」とは呼ばれていなくても台湾沖航空戦などは取り上げられています。
対象期間が長いため、個々の海戦の解説はそれほどボリュームが大きいものではありません。また「全史」と言いつつ、取り上げられていない海戦もあるように思います。
一冊に纏まった形で読める点では良いですが、内容そのものに目新しいものはありません。一方で日本海軍の駆逐艦以上の艦艇がいつどこで沈没したか分かる地図は良い企画だと思います。
対象期間が長いため、個々の海戦の解説はそれほどボリュームが大きいものではありません。また「全史」と言いつつ、取り上げられていない海戦もあるように思います。
一冊に纏まった形で読める点では良いですが、内容そのものに目新しいものはありません。一方で日本海軍の駆逐艦以上の艦艇がいつどこで沈没したか分かる地図は良い企画だと思います。