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飯綱颪: 十六夜長屋日月抄 (学研M文庫 に 6-1) 文庫 – 2006/12/26
仁木 英之
(著)
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購入オプションとあわせ買い
松代藩の忍び集団に内紛が発生。飯綱流の継承者・儀助は罠により仲間に追われ、江戸に出て深川の長屋住まいをすることに…。だが、そこも安住の地ではなかった。歴史群像大賞・優秀賞、日本ファンタジーノベル大賞、ダブル受賞作家、初の書き下ろし時代小説!
- 本の長さ369ページ
- 言語日本語
- 出版社学研プラス
- 発売日2006/12/26
- ISBN-104059004502
- ISBN-13978-4059004509
登録情報
- 出版社 : 学研プラス (2006/12/26)
- 発売日 : 2006/12/26
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 369ページ
- ISBN-10 : 4059004502
- ISBN-13 : 978-4059004509
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ありがちな下っ端忍者ではなく、下っ端ではないぬけ忍の話です。軽いファンタジー派の方も、入り組んだ歴史物派の方も、読めます。これは、話が面白くて読みやすい上に、最後は何だか感動します。
2007年3月29日に日本でレビュー済み
出だしが宮城谷昌光みたいに格調高くてかっこよくて、
一気に物語りにのめりこみました。
抜け忍ものだが、主人公は長屋住まいの町人たちであろう。
主人公達が助ける抜け忍の正体が明かされるラストも巧い。
忍法の科学的設定も魅力的。
主人公達が助ける抜け忍は、
万能の忍者であり、
真剣に戦えば、おそらく日本一であろうことが読み取れるが、
その強い彼が追忍に重傷を負わされた理由。
彼が戦わない理由付けが抜群に巧い。
主人公がピンチになり、
ここに彼がいれば楽勝なのに、
と思うシーンが頻出するのは、
忍者小説としての見事なパラダイムシフト。
強い忍者が単純に勝ち続ける物語ではないのは巧い。
飯綱颪という題で抜け忍となれば、
白土三平の「カムイ外伝」へのオマージュかと思うが、
この小説の抜け忍は、
カムイではなくて、○○の子孫。
カムイの子孫だと階級闘争に目覚めて左翼小説になってしまうが、
この小説の忍者達は、そんな不自然な思索には嵌らない。
あくまでも武芸者としての誇りで戦うので、
敵も味方も魅力的な忍者がいっぱい出て来ます。
味方であるべき長屋の住民の磯次以外は、
魅力的な人物ばかりである。
で、磯次が長屋に住むようになった理由付けがちょっと弱いと思った。
大家との深い関係を匂わせて欲しかった。
あと、長屋の住民に双子がいるのがひっかかる。
江戸時代には双子は不吉なものとされ、
片一方を間引く習慣があったと思うが、
この小説の舞台の徳川吉宗の時代にはなくなっていたか?
私の知識が中途半端なのがいけないのだろうが、
双子を出す必然性はなかったので、
出さない方がよかったと思う。
たとえ、時代認識が間違っていたとしても、
この小説が時代小説として一流なのは確かである。
小説で一番大事なのは、魅力的なキャラとストーリーである。
一気に物語りにのめりこみました。
抜け忍ものだが、主人公は長屋住まいの町人たちであろう。
主人公達が助ける抜け忍の正体が明かされるラストも巧い。
忍法の科学的設定も魅力的。
主人公達が助ける抜け忍は、
万能の忍者であり、
真剣に戦えば、おそらく日本一であろうことが読み取れるが、
その強い彼が追忍に重傷を負わされた理由。
彼が戦わない理由付けが抜群に巧い。
主人公がピンチになり、
ここに彼がいれば楽勝なのに、
と思うシーンが頻出するのは、
忍者小説としての見事なパラダイムシフト。
強い忍者が単純に勝ち続ける物語ではないのは巧い。
飯綱颪という題で抜け忍となれば、
白土三平の「カムイ外伝」へのオマージュかと思うが、
この小説の抜け忍は、
カムイではなくて、○○の子孫。
カムイの子孫だと階級闘争に目覚めて左翼小説になってしまうが、
この小説の忍者達は、そんな不自然な思索には嵌らない。
あくまでも武芸者としての誇りで戦うので、
敵も味方も魅力的な忍者がいっぱい出て来ます。
味方であるべき長屋の住民の磯次以外は、
魅力的な人物ばかりである。
で、磯次が長屋に住むようになった理由付けがちょっと弱いと思った。
大家との深い関係を匂わせて欲しかった。
あと、長屋の住民に双子がいるのがひっかかる。
江戸時代には双子は不吉なものとされ、
片一方を間引く習慣があったと思うが、
この小説の舞台の徳川吉宗の時代にはなくなっていたか?
私の知識が中途半端なのがいけないのだろうが、
双子を出す必然性はなかったので、
出さない方がよかったと思う。
たとえ、時代認識が間違っていたとしても、
この小説が時代小説として一流なのは確かである。
小説で一番大事なのは、魅力的なキャラとストーリーである。
2008年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
”狩人”に追われ深手を負って記憶なくした”山さん”は主人公なのだろうが、思いのほか出番が少なく、彼を取り巻く脇役達の活躍の方が多く描かれ人間味豊かで感情移入できます。
個人的には寺小屋で教える素浪人の方が印象に残りました。
紙幅を多く割いている長屋に暮らす住民の悲喜こもごもに共感出来ればしめたものです。
個人的には寺小屋で教える素浪人の方が印象に残りました。
紙幅を多く割いている長屋に暮らす住民の悲喜こもごもに共感出来ればしめたものです。
2011年4月20日に日本でレビュー済み
江戸の十六夜長屋に住む甚六は、ある日、行き倒れの男を長屋に連れて帰る。鬼のような体格の、記憶を無くした謎の男は、「山さん」と呼ばれて、長屋の人々に囲まれ、穏やかな暮らしを始めるのですが…。
山さんをめぐって、長野の松代藩の陰謀や、謎の忍者集団の思惑が動き出します…。
はたして、山さんの正体は…。
長屋に住む当時の庶民や、松代藩のお侍の面々を始め、キャラクターがいきいきとしています。
主要登場人物の甚六も、貧しい町人ながら、お侍相手にタンカを切ったり、男っぷりがいいので、気持ちがいいです。仲間との会話も明るくて笑えます。
甚六の住む十六夜長屋では、単純に住む人みんながみんな人情に厚いというだけでなく、ちゃんと、はみ出し者もいまして、さまざまな人が住んでいます。
山さんや甚六たちが中心の本筋の傍で、脇役キャラによる、複数のドラマが、並行的かつ魅力的に展開しています。
私が一番好きなキャラクターは、過去を隠して長屋に住んで、子供たちに学問を教える藤村先生ですね…。飄々とした普段の姿との裏の顔のギャップが、ツボに入ってしまいましたよ…。
夫と子供を殺されて心を閉ざした美しき未亡人・さえさんのエピソードも、暗いけどいい感じです。
当時の信州の松代藩の事情と時代背景が丁寧に描かれていて興味深いです。
一方で、忍者物なので、人間の力を超えたバトルが展開します。
戦闘シーンの、男と男の命のやりとりの描写が、じつに格好いいのですよ…。
全力をかけて殺しあう相手との間に、「この男に斬られても悔いはない」という感情が生まれるというのが…。
ラストバトルは、とりわけ熱いです。昔読んだ少年漫画を思い出す熱さです。
これは山場になるので詳しく書きませんが、356ページ、「やはり馬鹿は死なねば直らぬようだな」というお決まりのセリフに、即座に返されたセリフが痛快でした。
タイトルが、漢字が多くて読めなくて覚えにくいのが惜しいのですが(『いざよいながやじつげつしょう いづなおろし』)、中身は面白く、読み応えがありました。
山さんをめぐって、長野の松代藩の陰謀や、謎の忍者集団の思惑が動き出します…。
はたして、山さんの正体は…。
長屋に住む当時の庶民や、松代藩のお侍の面々を始め、キャラクターがいきいきとしています。
主要登場人物の甚六も、貧しい町人ながら、お侍相手にタンカを切ったり、男っぷりがいいので、気持ちがいいです。仲間との会話も明るくて笑えます。
甚六の住む十六夜長屋では、単純に住む人みんながみんな人情に厚いというだけでなく、ちゃんと、はみ出し者もいまして、さまざまな人が住んでいます。
山さんや甚六たちが中心の本筋の傍で、脇役キャラによる、複数のドラマが、並行的かつ魅力的に展開しています。
私が一番好きなキャラクターは、過去を隠して長屋に住んで、子供たちに学問を教える藤村先生ですね…。飄々とした普段の姿との裏の顔のギャップが、ツボに入ってしまいましたよ…。
夫と子供を殺されて心を閉ざした美しき未亡人・さえさんのエピソードも、暗いけどいい感じです。
当時の信州の松代藩の事情と時代背景が丁寧に描かれていて興味深いです。
一方で、忍者物なので、人間の力を超えたバトルが展開します。
戦闘シーンの、男と男の命のやりとりの描写が、じつに格好いいのですよ…。
全力をかけて殺しあう相手との間に、「この男に斬られても悔いはない」という感情が生まれるというのが…。
ラストバトルは、とりわけ熱いです。昔読んだ少年漫画を思い出す熱さです。
これは山場になるので詳しく書きませんが、356ページ、「やはり馬鹿は死なねば直らぬようだな」というお決まりのセリフに、即座に返されたセリフが痛快でした。
タイトルが、漢字が多くて読めなくて覚えにくいのが惜しいのですが(『いざよいながやじつげつしょう いづなおろし』)、中身は面白く、読み応えがありました。