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赤江瀑名作選 (学研M文庫 あ 14-1 幻妖の匣) 文庫 – 2006/12/26
- 本の長さ735ページ
- 言語日本語
- 出版社学研プラス
- 発売日2006/12/26
- ISBN-104059004529
- ISBN-13978-4059004523
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商品の説明
出版社からのコメント
一九三三年、山口県下関市生まれ。七〇年、「ニジンスキーの手」で第15回小説現代新人賞を受賞し文壇にデビュー。角川小説賞、泉鏡花文学賞など受賞。著書に『オイディプスの刃』『獣林寺妖変』『光堂』など多数。
登録情報
- 出版社 : 学研プラス (2006/12/26)
- 発売日 : 2006/12/26
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 735ページ
- ISBN-10 : 4059004529
- ISBN-13 : 978-4059004523
- Amazon 売れ筋ランキング: - 692,218位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の伝統文化を題材にした幻想小説の短編集、と言う感じです。主観的ではありますが、著者の耽美主義的な世界観に引き込まれました。
2013年9月10日に日本でレビュー済み
風情を解する能力の無い人には理解出来ない「耽美な幻想世界」の代表格。
履き違えたレビュ-が見られるが、謎解き推理小説とは全く別物であるが故に、先が読める事などは問題にもならない。
文章それ自体と世界観を堪能する事を知らない野暮な人間には、赤江のハイレベルな小説を楽しむ事など出来よう筈も無し。
赤江の世界を楽しむ感性と教養を持つ人間は、文学に触れる人間の中にあって、殊更に幸いである。
昨今、赤江を理解出来ない、つまり、文学から「あらすじ」に書ける内容しか読み取る事が出来ない無粋な人間ばかりで、まこと嘆かわしい限りである。
履き違えたレビュ-が見られるが、謎解き推理小説とは全く別物であるが故に、先が読める事などは問題にもならない。
文章それ自体と世界観を堪能する事を知らない野暮な人間には、赤江のハイレベルな小説を楽しむ事など出来よう筈も無し。
赤江の世界を楽しむ感性と教養を持つ人間は、文学に触れる人間の中にあって、殊更に幸いである。
昨今、赤江を理解出来ない、つまり、文学から「あらすじ」に書ける内容しか読み取る事が出来ない無粋な人間ばかりで、まこと嘆かわしい限りである。
2007年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作家、有名じゃないけどかなりのファンを持っているとか、玄人筋の評論家の評価を受けているとかの話を聞きまして、本屋では見つけられずココで買いました。
はっきり言ってお勧めしません。文章はダル、特に若い登場人物の会話の部分など、年寄りの会話みたいでチョッとね。
作家の癖なのか編集者が足りないのか、時間や場所が変わる場面などつながりが悪いため、読んでいてのめり込めません。
最悪なのは途中で結末が読めてしまうこと。
はっきり言ってお勧めしません。文章はダル、特に若い登場人物の会話の部分など、年寄りの会話みたいでチョッとね。
作家の癖なのか編集者が足りないのか、時間や場所が変わる場面などつながりが悪いため、読んでいてのめり込めません。
最悪なのは途中で結末が読めてしまうこと。
2006年12月15日に日本でレビュー済み
待望久しかった、わしの大好きな作家・赤江瀑さんの傑作を集めた文庫本。
700ページを超える「弁当箱サイズ」(編者の東さんがそう言うてます・笑)で、この価格。「単行本3冊分を1冊に!」というのが裏表紙カバーに書かれた売り文句である。それに嘘はない充実ぶり。幻の長編、長編エッセイに、傑作短編が11も入っている。加えて豪華おまけ、赤江さんのインタビュー付き。
例えば「花曝れ首」
嵯峨野の奥「化野(あだしの)」で展開する妖しい物語。
京都言葉の秋童と、江戸弁の春之助、共に亡霊である二人の華麗で残酷な罵りあいの、甘美なこと。
そしてクライマックス、主人公(というか、狂言回し)の篠子に告げる、秋童の咽鳴り声。
『地獄が、怖うおすのんか?修羅が、そんなに恐ろしおすか?好いた男と見る修羅や、おちる地獄や。おちとみやす』
ああ、久しぶりに読んだけど、痺れる台詞やなあ・・・
こんなん、わしも書きたいなあ・・・
700ページを超える「弁当箱サイズ」(編者の東さんがそう言うてます・笑)で、この価格。「単行本3冊分を1冊に!」というのが裏表紙カバーに書かれた売り文句である。それに嘘はない充実ぶり。幻の長編、長編エッセイに、傑作短編が11も入っている。加えて豪華おまけ、赤江さんのインタビュー付き。
例えば「花曝れ首」
嵯峨野の奥「化野(あだしの)」で展開する妖しい物語。
京都言葉の秋童と、江戸弁の春之助、共に亡霊である二人の華麗で残酷な罵りあいの、甘美なこと。
そしてクライマックス、主人公(というか、狂言回し)の篠子に告げる、秋童の咽鳴り声。
『地獄が、怖うおすのんか?修羅が、そんなに恐ろしおすか?好いた男と見る修羅や、おちる地獄や。おちとみやす』
ああ、久しぶりに読んだけど、痺れる台詞やなあ・・・
こんなん、わしも書きたいなあ・・・