文面の評価より程度が良い本でした。
配送も早く満足でした。
また機会があればよろしく!
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ミグ25事件の真相: 闇に葬られた防衛出動 (学研M文庫 S お 7-1) 文庫 – 2001/8/1
大小田 八尋
(著)
- 本の長さ261ページ
- 言語日本語
- 出版社学研プラス
- 発売日2001/8/1
- ISBN-104059010723
- ISBN-13978-4059010722
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登録情報
- 出版社 : 学研プラス (2001/8/1)
- 発売日 : 2001/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 261ページ
- ISBN-10 : 4059010723
- ISBN-13 : 978-4059010722
- Amazon 売れ筋ランキング: - 175,799位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 44位自衛隊
- - 49位軍事問題
- - 75位その他の事件・犯罪関連書籍
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミグ25飛来事件当時、現地の陸上自衛隊にどのような情報がもたらされ、それを受けてどのように葛藤し、行動したかということがわかる本です。事件については現代史の出来事として知っていましたが、現実にソ連ゲリラとの実戦を覚悟した動きがあったことを知ったのはつい最近で、詳しい書籍を探していた所この本を見つけました。
文民統制を言いながら決断と責任を現場自衛官にぶん投げる、またそのような状況にならざるを得ないような世論が形成される、そんな世の中では民主主義を採用する意味というか資質はあるのかと考えさせられます。
事件当時、そして本書が出版された2001年からまた時間が経ちました。本書に挙げられた問題点の中には改善された点も、未だ改善されない点、まさに今問題になっている点もあります。
著者の大小田氏を始めとして、事実が無かったことにされても諦めず未来のために教訓を残そう、風化させまいと努力した方々がおられます。自分は普段読書レビューなどしないのですが、月並みなレビュータイトルと拙文を承知でこんなことを書くくらいには、その想いが伝わってきました。戦後70年平和を享受してきたといっても、それが国防の努力なしに手に入れられたわけではなく、危うい情勢をなんとか潜り抜けてきただけなのだということを、多くの人に実感して考えてもらいたい。この件は結局杞憂に終わったけれど、それがなぜ杞憂で済んだのかということも。
現在中古本でしか手に入らない状況になっているのは残念ですね。
(追記)リライト版がKindleで出ているみたいですね!(架空戦記みたいなタイトルはともかく…)購読のハードルが下がって嬉しい限りです。
文民統制を言いながら決断と責任を現場自衛官にぶん投げる、またそのような状況にならざるを得ないような世論が形成される、そんな世の中では民主主義を採用する意味というか資質はあるのかと考えさせられます。
事件当時、そして本書が出版された2001年からまた時間が経ちました。本書に挙げられた問題点の中には改善された点も、未だ改善されない点、まさに今問題になっている点もあります。
著者の大小田氏を始めとして、事実が無かったことにされても諦めず未来のために教訓を残そう、風化させまいと努力した方々がおられます。自分は普段読書レビューなどしないのですが、月並みなレビュータイトルと拙文を承知でこんなことを書くくらいには、その想いが伝わってきました。戦後70年平和を享受してきたといっても、それが国防の努力なしに手に入れられたわけではなく、危うい情勢をなんとか潜り抜けてきただけなのだということを、多くの人に実感して考えてもらいたい。この件は結局杞憂に終わったけれど、それがなぜ杞憂で済んだのかということも。
現在中古本でしか手に入らない状況になっているのは残念ですね。
(追記)リライト版がKindleで出ているみたいですね!(架空戦記みたいなタイトルはともかく…)購読のハードルが下がって嬉しい限りです。
2017年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自衛隊に勤務していた著者の体験から、日本側の出来事を自衛隊中心に書いている。
反面ソ連側の対応やアメリカの対応、ベレンコ中尉についてはあまり詳しく書かれていない。
反面ソ連側の対応やアメリカの対応、ベレンコ中尉についてはあまり詳しく書かれていない。
2019年8月19日に日本でレビュー済み
いやぁ、サスペンスとして1級の書籍です。
…じゃなくて。
単なる亡命事件で、ソ連は最新鋭機が西側にわたった、アメリカはゲットした、けど、なんかアメリカの装備が全部ミグ25に突破されてあぼーん、くらいで、日本国民は、へーっ、で済んでましたが、言われてみれば、取り返す為にソ連が攻め込んできたって全く不思議ではなかったのね…。
…もいいとして、
陸上自衛隊の緊張ぶり、警察の横暴、陸自の上層部の無能っぷり、無意味な陸空の自衛隊の主導権争い、と、日本の行政の、実にくだらない点が暴露されてます。きっと今でも変わらん。
自衛隊や軍事に興味なくても、全ての有権者がこれを読んで、
関心が無いのをいいことに行政がどうなって警察や文官がいかにグダグダなのか、情報を隠ぺいするのか思い知って、
行政をキャンと言わせる様な投票が必要であることを、認識したらいいと思います。
…じゃなくて。
単なる亡命事件で、ソ連は最新鋭機が西側にわたった、アメリカはゲットした、けど、なんかアメリカの装備が全部ミグ25に突破されてあぼーん、くらいで、日本国民は、へーっ、で済んでましたが、言われてみれば、取り返す為にソ連が攻め込んできたって全く不思議ではなかったのね…。
…もいいとして、
陸上自衛隊の緊張ぶり、警察の横暴、陸自の上層部の無能っぷり、無意味な陸空の自衛隊の主導権争い、と、日本の行政の、実にくだらない点が暴露されてます。きっと今でも変わらん。
自衛隊や軍事に興味なくても、全ての有権者がこれを読んで、
関心が無いのをいいことに行政がどうなって警察や文官がいかにグダグダなのか、情報を隠ぺいするのか思い知って、
行政をキャンと言わせる様な投票が必要であることを、認識したらいいと思います。
2009年6月25日に日本でレビュー済み
「我々が戦わずして、誰が戦うのだ」と部下に語った第28普通科連隊長の悲壮な覚悟が何か悲しい。田母神論文に目くじらを立てて、文民統制という言葉を叫びまくった議員センセイ方、現場の指揮官たちが有事の際『腹を切る覚悟』で指揮を執らなくてもいいように、きちんと防衛出動命令を出してあげてくださいよ。それが文民統制と叫びまくったあなた方の責任ですよ。
2005年3月21日に日本でレビュー済み
この事件があったとき、私はまだ子供だったのでなにが起きたのかよくわかってなかった。
(しかし軍事オタというか軍事モノプラモが好きだったので他の子供よりは興味があった)
しかし、報道されない影で自衛隊がソ連軍による機体奪還を心配し対応しよう
としていたなんてことはこの本読んで初めて知った。
当時は自衛隊にとってソ連軍なんて恐怖の的だったろうし、それが大挙して
軍事的活動をとるなんていわれたら自衛隊幹部はもう死ぬ思いだっただろう。
しかも政治も社会も今と違って自衛隊に対し冷たいし、彼らの四面楚歌状態
は想像を絶するものだったと思う。
幸いにしてソ連軍はこなかった(米軍と戦争する気にならないとやっぱり
来ないよな)が、今似たようなことが起きたら少しはましな対応がとれるよう
な状況に日本はなっているのだろうか?
日本人なら読んで問題を真剣に考えた方がよいでしょう。
ちなみにミグ25は制空戦闘機なので、情報がわかっても日本にはほとんど
意味がなく米軍のみにメリットありなのは悲しい事実。
(しかし軍事オタというか軍事モノプラモが好きだったので他の子供よりは興味があった)
しかし、報道されない影で自衛隊がソ連軍による機体奪還を心配し対応しよう
としていたなんてことはこの本読んで初めて知った。
当時は自衛隊にとってソ連軍なんて恐怖の的だったろうし、それが大挙して
軍事的活動をとるなんていわれたら自衛隊幹部はもう死ぬ思いだっただろう。
しかも政治も社会も今と違って自衛隊に対し冷たいし、彼らの四面楚歌状態
は想像を絶するものだったと思う。
幸いにしてソ連軍はこなかった(米軍と戦争する気にならないとやっぱり
来ないよな)が、今似たようなことが起きたら少しはましな対応がとれるよう
な状況に日本はなっているのだろうか?
日本人なら読んで問題を真剣に考えた方がよいでしょう。
ちなみにミグ25は制空戦闘機なので、情報がわかっても日本にはほとんど
意味がなく米軍のみにメリットありなのは悲しい事実。
2001年8月23日に日本でレビュー済み
現実の脅威を認識できず、政争にあけくれるダメダメ最高指揮官 (クリーン三木は頭もクリーンだったのか……) と、脅威を認識するからこそ正式命令なしに独断専行する自衛隊。 きちんとやれる最高指揮官が過去に何人いたか、を考えると、同様の状況はいつ発生してもおかしくない。 最高指揮官が現東京都知事的だと、それはそれで別の意味で問題だろうけど。
自衛隊のあり方、日本のあり方を考える上で必読の一冊。
自衛隊のあり方、日本のあり方を考える上で必読の一冊。