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奇子(1) (手塚治虫漫画全集) コミック – 1981/8/10

4.4 5つ星のうち4.4 1,189個の評価
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復員後、GHQの秘密工作員として働く天外仁郎。地方旧家、天外家の人々を核に、戦後史の裏面を描く問題作!
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  1. 本の長さ
    222ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    講談社
  4. 発売日
    1981/8/10
  5. ISBN-10
    4061087975
  6. ISBN-13
    978-4061087972
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商品の説明

著者について

手塚 治虫
1928年、大阪府豊中市に生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学付属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。1946年、「マアチャンの日記帳」で漫画家デビュー。1962年には『ある街角の物語』でアニメーション作家としてもデビューする。おもな作品に、漫画では 『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』その他多数、アニメーションでは『展覧会の絵』『ジャンピング』その他多数あり、全400巻の『手塚治虫漫画全集』(講談社)も刊行された。宝塚市には手塚治虫記念館がある。1989年に死去。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1981/8/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1981/8/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 222ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061087975
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061087972
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 1,189個の評価

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手塚 治虫

手塚 治虫

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1928年、大阪府豊中市生まれ。本名・治。大阪大学付属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。翌年、ス トーリー漫画の単行本『新宝島』がベストセラーになり、注目される。以後、幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、子どもたちに夢を与えつづけてきた。『ネ オ・ファウスト』など3作連載中の89年2月9日に胃ガンのため死去。無類の昆虫好きとして知られ、「オオムラサキを守る会」の理事や「日本昆虫倶楽部」 の初代会長を務めた(「BOOK著者紹介情報」より：本データは『 手塚治虫の昆虫博覧会　(ISBN-13: 978-4900963474)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

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1,189グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国： 日本

agbw
5つ星のうち5.0 有名事件のことが分かる
2023年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あり得ない事をしてるのが伝わってくる
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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白洲マサ
5つ星のうち5.0 手塚治虫の隠れた名作。
2023年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
隠れていない、かもしれませんね。堂々たる名作です。もともとの設定などに惹かれ３冊同時購入。面白く読み進めていくと、なんと下山事件に物語がからんでいくではありませんか！　下山事件についての本も読んでいたので、さまざまな角度から楽しめました。ラストは、ある意味爽快ですが、作品の雰囲気を好まない人には、なかなかヘビーかもしれません。手塚治虫はどんな作品においても人間の本質をついてきますね。おすすめです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Amazon カスタマー
5つ星のうち4.0 時代劇感覚
2021年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすが手塚先生。子供の頃からいくつかの作品に親しんでいますが、どれもあっという間に作品の世界観に引き込まれて、読破してしまいます。こちらの作品も、途中挫折をしようにも出来ない魅力がありました。肉体関係、殺人、陰湿な仕打ちと数々の強烈な描写が出て来ますが、話の面白さや伏線に上手に気を取られてついつい読み進めてしまいます。昭和20年代の世界はすでに時代劇感覚で、言葉、文化、風景、全てが興味深かったです。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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稲葉和哉
5つ星のうち5.0 昔、全部ではなく、少し読んだ記憶があります
2021年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
　わたくしには、残酷な内容が2、3に読み進めることができません。
人の本質や本性を抉り出す内容が恐ろしいです。また気分が変わったら、読み進めることにします。手塚さんは、天才ですね。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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浅野　智
5つ星のうち5.0 黒手塚漫画の代表格か。
2023年10月16日に日本でレビュー済み
「黒手塚」
漫画の神様　手塚治虫の作品群の一部はそう呼ばれている。
人間の暗黒面を描くシリアス作品を指すのだが、その中でもトラウマ級の作品の一つが、1972年1月25日号から1973年6月25日号まで『ビッグコミック』で連載された『奇子（あやこ）』だそうだ。

昭和24年、戦争から或る男が復員したところから物語は始まる。男の名は天外仁朗（てんげじろう）。迎えに来てた母親と妹と共に青森県の実家へと戻った仁朗。
一家の長たる父親、それから母親、兄とその妻、妹、弟が仁朗の家族であったが、新たな家族が生まれていたことを知る。
既に5歳になっていた奇子（あやこ）は、異母兄弟だった。しかも、父親が奇子を孕ませた相手は、兄の妻であった。遺産相続を餌に父親は息子の嫁に手を出していたのだった。
と、出生からして酷い奇子だったが、やがて更なる不幸に見舞われる。
GHQのスパイに身をやつしていた仁朗は帰国後にも指令に基づき犯罪を犯す。その証拠にも繋がるものを見てしまった奇子は、世間体を気に掛ける天外家の皆の合意の上、土蔵の地下室に幽閉され、死亡したことにされた。そして仁朗は、天外の家を放逐されたのであった。
奇子に自由を許されるまでには22年を要した。
東京に居を構える暴力団の親分、祐天寺の元に大きな箱が届く。箱の中には成人化した奇子が潜んでいた。定期的に奇子宛に送金を重ねていた祐天寺を頼りに、奇子は天外家を逃げ出してきたのだ。その祐天寺とは何者か？

と、あらすじを抜粋したものの、実際はもっと複雑な人間関係がとぐろを巻く本作。詳しくはとてもここでは書き切れない。
そして、とにかく天外家の人たちは全員が悪い奴等だ。その彼等には、ラストに皮肉な状況が訪れるのである。

手塚治虫の言葉によると、本作はもっと長い大河的な規模にする積りだったらしい。本作では仁朗がストーリーを引っ張っていたが、長編作になっていたら、奇子がその立場を引き継いでいたのかもしれない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Amazons カスタマー
5つ星のうち3.0 奇子のお話
2015年7月10日に日本でレビュー済み
手塚治虫のお話ですが、まだ導入部分なので話としての評価は何とも言えません。これからも次のものを読みたいと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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下村麻耶子
5つ星のうち5.0 何がテーマか
2020年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
下山事件に興味があり、関連作品とのことで読みましたが、その事件より「田舎の名家」に今でも残っていそうな保守的な考えの方が印象的でした。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Amazon カスタマー
5つ星のうち4.0 導入部で設定がてんこ盛りですが
2018年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前，全集を読んだつもりでしたが，この作品は，今回初めて読みました。
旧家，因習，血縁，戦後，混沌，思想，秘密組織，迷宮犯罪，等々，
物語の導入部はてんこもりの設定ですが，1巻から３巻までの読んでいっても，
どこか展開が唐突な感じがしました。
本当はもっと長編だったのでしょうか…
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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