○なぜかトップレスの三人組が登場。
○老婆に変装した金田一が霊だと名乗る(笑)
昔テレビで見た同じ作品とは(かなり)違うけど
笑いたい人にはオススメ!
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悪魔の手毬唄 単行本 – 1977/3/1
横溝正史
(著)
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1977/3/1
- ISBN-104061304909
- ISBN-13978-4061304901
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1977/3/1)
- 発売日 : 1977/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4061304909
- ISBN-13 : 978-4061304901
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ストーリーは原作本とは異なる箇所が多く、この作品を知らない人が後で原作本を読むと、その違いに驚くかも知れない。
2012年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和52年に犬神家の一族を筆頭に横溝正史の大ブームが起こった。この漫画はその当時に発刊され“「恐怖新聞」の”つのだじろうの筆によるものだったからホラー漫画として取り扱われたのではないかと思う。
原作を昭和50年代後半に移して鬼首(おにこうべ)村出身の3人の娘が(何とトップレスの!)オカルトポップスグループとして故郷に凱旋して、あとは原作をご存知の方は察してられる通りの事件が起こるわけである。意外にも横溝正史の描く詩情あふれる日本の原風景はそのまま損なわれることなく描かれている。
星五つとしたが実は重要な欠点がひとつある。恐怖である。 オカルトソングを歌うという設定がある。もちろん横溝作品の恐ろしさを漫画で表現する上で工夫をした結果と思うが、大人からすれば横溝作品のほうが怖い。その理由が難しいのだけれども。殺人が起こる蓋然性に起因するのかなあ。残忍さは原作以上だけれども大人に伝わる怖さがないのは残念。
解説の二階堂黎人氏は1959年東京生まれということで本作が出版されたころは中学生だろうか。きちんとつのだじろうの解説をされています。
原作を昭和50年代後半に移して鬼首(おにこうべ)村出身の3人の娘が(何とトップレスの!)オカルトポップスグループとして故郷に凱旋して、あとは原作をご存知の方は察してられる通りの事件が起こるわけである。意外にも横溝正史の描く詩情あふれる日本の原風景はそのまま損なわれることなく描かれている。
星五つとしたが実は重要な欠点がひとつある。恐怖である。 オカルトソングを歌うという設定がある。もちろん横溝作品の恐ろしさを漫画で表現する上で工夫をした結果と思うが、大人からすれば横溝作品のほうが怖い。その理由が難しいのだけれども。殺人が起こる蓋然性に起因するのかなあ。残忍さは原作以上だけれども大人に伝わる怖さがないのは残念。
解説の二階堂黎人氏は1959年東京生まれということで本作が出版されたころは中学生だろうか。きちんとつのだじろうの解説をされています。
2010年8月31日に日本でレビュー済み
初めて読む横溝正史の作品。
これまで、(少し前の)日本人作家のミステリを読むことは、敢えて避けてきたが、ヴァン・ダインの『僧正殺人事件』での巻末の解説に名前があったので、試しに読んでみた。表現や、細部でのやや荒っぽい所(つまり、最近の作品のようなある意味での神経質さは感じられない)など、そういった所はどうしてもめにつく所はある。ただ、そういった枝葉について気にしなければ、物語としては、文句無しで面白いと思う。こういった以上とも言える世界を作り、その中で展開していく物語、というパターンは今もよく見られる。その意味で、この作品は、現在でも十分に通じるものを持っていると思う。
個人的な好みをいうならば、作者も力を注いだ童謡、すなわち、手毬唄(巻頭にあるため読者は見ることが出来る)を、物語内でももっと早く登場させた方が面白いように思う。『僧正ー』では、マザーグースを通じて、殺人者の不気味な意志を感じることが出来た。今作でも、同様の効果を得られたと思う。
また、この出版芸術社の選集では、本編に加えて、どういった経緯で本作が書かれたかなどの、解説というか補足的な情報もあるので、そちらも面白いかもしれない。
これまで、(少し前の)日本人作家のミステリを読むことは、敢えて避けてきたが、ヴァン・ダインの『僧正殺人事件』での巻末の解説に名前があったので、試しに読んでみた。表現や、細部でのやや荒っぽい所(つまり、最近の作品のようなある意味での神経質さは感じられない)など、そういった所はどうしてもめにつく所はある。ただ、そういった枝葉について気にしなければ、物語としては、文句無しで面白いと思う。こういった以上とも言える世界を作り、その中で展開していく物語、というパターンは今もよく見られる。その意味で、この作品は、現在でも十分に通じるものを持っていると思う。
個人的な好みをいうならば、作者も力を注いだ童謡、すなわち、手毬唄(巻頭にあるため読者は見ることが出来る)を、物語内でももっと早く登場させた方が面白いように思う。『僧正ー』では、マザーグースを通じて、殺人者の不気味な意志を感じることが出来た。今作でも、同様の効果を得られたと思う。
また、この出版芸術社の選集では、本編に加えて、どういった経緯で本作が書かれたかなどの、解説というか補足的な情報もあるので、そちらも面白いかもしれない。
2016年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
つのだじろう氏の作画なので、恐怖新聞のイメージが強いです。
原作では昭和30年の事件ですが、本作では昭和50年の事になっており、金田一も上下揃いの丸眼鏡口髭と原作のイメージはありません。
昭和50年と云えば、丁度日本全体でオカルトブームだった頃ですが、その所為か泰子・文子・千恵子の狙われた3人組がトップレスの衣装で歌を歌うアイドルグループになってたり、犯人を問い詰めるのにイタコの力を借りるとか警察巻き込んでやるし、今の時代で読むと却って笑える展開になってます。
しかし、私は原作重視なので星3つです。
原作では昭和30年の事件ですが、本作では昭和50年の事になっており、金田一も上下揃いの丸眼鏡口髭と原作のイメージはありません。
昭和50年と云えば、丁度日本全体でオカルトブームだった頃ですが、その所為か泰子・文子・千恵子の狙われた3人組がトップレスの衣装で歌を歌うアイドルグループになってたり、犯人を問い詰めるのにイタコの力を借りるとか警察巻き込んでやるし、今の時代で読むと却って笑える展開になってます。
しかし、私は原作重視なので星3つです。
2021年2月2日に日本でレビュー済み
この作品の初出は、1976年富士見書房(現KADOKAWA)WILD COMICS版。
それが何ゆえか講談社から2001年に復刻されているようである。
原作(横溝正史)から入った人は、その違和感に戸惑うことだろう。
「リリスって何じゃ?」「手毬唄違うし?」「桝屋とか屋号は?」「これが金田一さん?」等々・・・。
コミカライズする場合に、多少の脚色というかアレンジはあると思うが、
ここまで大胆に設定を変えている例はまれではなかろうか?
違和感は相当あるものの、総合的には面白かったのでこの評価とした。
それが何ゆえか講談社から2001年に復刻されているようである。
原作(横溝正史)から入った人は、その違和感に戸惑うことだろう。
「リリスって何じゃ?」「手毬唄違うし?」「桝屋とか屋号は?」「これが金田一さん?」等々・・・。
コミカライズする場合に、多少の脚色というかアレンジはあると思うが、
ここまで大胆に設定を変えている例はまれではなかろうか?
違和感は相当あるものの、総合的には面白かったのでこの評価とした。