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梅は匂い人はこころ (講談社文庫 し 3-2) 文庫 – 1982/5/1
城山 三郎
(著)
常務の彼を、社員は「英三さん」と呼んだ。経営者一族でありながら、工場育ちで飾り気のない人柄がそう呼ばせた。戦後、退社を決意していた彼を会社に引き戻したのは、心情を一にしていた部下たち。しかし競争激化、新製品開発、流通改革の戦後史は熾烈だった。花王石鹸前社長伊藤英三を描く評伝小説。
- 本の長さ231ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1982/5/1
- ISBN-104061317814
- ISBN-13978-4061317819
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1982/5/1)
- 発売日 : 1982/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 231ページ
- ISBN-10 : 4061317814
- ISBN-13 : 978-4061317819
- Amazon 売れ筋ランキング: - 422,754位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1927-2007)名古屋生まれ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎えた。一橋大学卒業後、愛知学芸大学に奉職、景気論等を担当。1957(昭和32)年、『輸出』により文学界新人賞、1959年『総会屋錦城』で直木賞を受け、経済小説の開拓者となる。吉川英治文学賞、毎日出版文化賞受賞の『落日燃ゆ』の他、『男子の本懐』『黄金の日日』『役員室午後三時』『毎日が日曜日』『官僚たちの夏』『もう、きみには頼まない』『硫黄島に死す』『指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく―』等、多彩な作品群は幅広い読者を持つ。1996(平成8)年、菊池寛賞を、2002(平成14)年、朝日賞を受賞。2007年3月22日没。享年79。没後発見された愛妻への遺稿『そうか、もう君はいないのか』と、愛妻が倒れる前年から最晩年まで自らを励ますかのように綴られた手帳の記述をまとめた『どうせ、あちらへは手ぶらで行く』は世代を超えたベストセラーとなった。
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4 星
何よりも人を大切にする苦労人
花王石鹸・伊藤英三の伝記もの。大正、昭和にかけ花王を築き上げた実業家伊藤の苦難を見事に描いた作品。特に戦後の財閥解体から和歌山工場の再建に始まりシャンプー、粉石けんの開発に懸ける努力は今日の花王の基礎を作った偉人といってよい。一般文学通算2132作品目の感想。2018/10/01 18:15
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2020年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良かった。歴史の移り変わりが感じられ、会社の存続に対して色々な感情に対しての判断があったことを感慨深く語っていました
2018年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
花王石鹸・伊藤英三の伝記もの。
大正、昭和にかけ花王を築き上げた実業家伊藤の苦難を見事に描いた作品。
特に戦後の財閥解体から和歌山工場の再建に始まりシャンプー、粉石けんの開発に懸ける努力は今日の花王の基礎を作った偉人といってよい。
一般文学通算2132作品目の感想。2018/10/01 18:15
大正、昭和にかけ花王を築き上げた実業家伊藤の苦難を見事に描いた作品。
特に戦後の財閥解体から和歌山工場の再建に始まりシャンプー、粉石けんの開発に懸ける努力は今日の花王の基礎を作った偉人といってよい。
一般文学通算2132作品目の感想。2018/10/01 18:15
花王石鹸・伊藤英三の伝記もの。
大正、昭和にかけ花王を築き上げた実業家伊藤の苦難を見事に描いた作品。
特に戦後の財閥解体から和歌山工場の再建に始まりシャンプー、粉石けんの開発に懸ける努力は今日の花王の基礎を作った偉人といってよい。
一般文学通算2132作品目の感想。2018/10/01 18:15
大正、昭和にかけ花王を築き上げた実業家伊藤の苦難を見事に描いた作品。
特に戦後の財閥解体から和歌山工場の再建に始まりシャンプー、粉石けんの開発に懸ける努力は今日の花王の基礎を作った偉人といってよい。
一般文学通算2132作品目の感想。2018/10/01 18:15
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2011年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前のレビュアーさんがおっしゃっていた内容に賛成です。
学生さんには会社がどうあるのかを知る上で必読。
再販してほしい1冊。
同じ作者がやはり花王を題材にした
男たちの経営
も併読してほしいです。
学生さんには会社がどうあるのかを知る上で必読。
再販してほしい1冊。
同じ作者がやはり花王を題材にした
男たちの経営
も併読してほしいです。
2019年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
父が戦後に石鹸会社に勤務していたので同業の花王石鹸に興味があり、社長であった丸田芳郎さんを主人公にした城山三郎の小説を若い時読みました。今回、花王を見学するに当たり見学前にもう一度読みたかったので、アマゾンショップで探したが見つからず代わりに読んでみました。この本「梅は匂い人はこころ」は丸田さんの前の社長伊藤三郎を主人公にした小説でした。丸田社長が花王石鹸を構造改革して大会社にする前の歴史が理解されました。
2004年7月3日に日本でレビュー済み
現在の花王(花王石鹸)の中興の祖である、伊藤英三氏のお話しです。
会社を愛し、一緒に仕事をする人を愛してやまなかった人の、戦中戦後の
波乱万丈の企業人としての生きた道が記されています。
ロサンゼルスに留学していた20年前に、何度も何度も読み返し、会社で
働くということ、会社を経営するということを、じっくりと考える指針に
なりました。
就職すること、仕事をするということについて、考える人に読んでもらい
たい一冊です。
(Kindleで読めるようになったのは良かったですが)どうして復刊しないのか不思議です。
会社を愛し、一緒に仕事をする人を愛してやまなかった人の、戦中戦後の
波乱万丈の企業人としての生きた道が記されています。
ロサンゼルスに留学していた20年前に、何度も何度も読み返し、会社で
働くということ、会社を経営するということを、じっくりと考える指針に
なりました。
就職すること、仕事をするということについて、考える人に読んでもらい
たい一冊です。
(Kindleで読めるようになったのは良かったですが)どうして復刊しないのか不思議です。