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聖書のなかの女性たち (講談社文庫 え 1-22) 文庫 – 1972/11/15
血ぬられたキリストの顔を布で拭ったヴェロニカ、マグダラのマリア、大司祭長カヤパの女中、ヨハネの首を得たサロメ、良妻賢母型のマルタ、ローマ総督ピラトの妻等、聖書のなかから11人の女性を選び、“苦しみの連帯感”ともいうべき人間論を展開。遠藤文学の基調音を奏でた、感動を呼ぶエッセイ。(講談社文庫)
血ぬられたキリストの顔を布で拭ったヴェロニカ、マグダラのマリア、大司祭長カヤパの女中、ヨハネの首を得たサロメ、良妻賢母型のマルタ、ローマ総督ピラトの妻等、聖書のなかから11人の女性を選び、“苦しみの連帯感”ともいうべき人間論を展開。遠藤文学の基調音を奏でた、感動を呼ぶエッセイ。
血ぬられたキリストの顔を布で拭ったヴェロニカ、マグダラのマリア、大司祭長カヤパの女中、ヨハネの首を得たサロメ、良妻賢母型のマルタ、ローマ総督ピラトの妻等、聖書のなかから11人の女性を選び、“苦しみの連帯感”ともいうべき人間論を展開。遠藤文学の基調音を奏でた、感動を呼ぶエッセイ。
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1972/11/15
- 寸法10.8 x 0.8 x 14.8 cm
- ISBN-104061340212
- ISBN-13978-4061340213
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1972/11/15)
- 発売日 : 1972/11/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 160ページ
- ISBN-10 : 4061340212
- ISBN-13 : 978-4061340213
- 寸法 : 10.8 x 0.8 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 144,346位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 133位聖書 (本)
- - 254位キリスト教一般関連書籍
- - 2,180位講談社文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1923-1996)東京生れ。
幼年期を旧満州大連で過ごし、神戸に帰国後、11歳でカトリックの洗礼を受ける。慶応大学仏文科卒。フランス留学を経て、1955(昭和30)年「白い人」で芥川賞を受賞。
一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア作品、歴史小説も多数ある。主な作品は『海と毒薬』『沈黙』『イエスの生涯』『侍』『スキャンダル』等。1995(平成7)年、文化勲章受章。1996年、病没。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
カトリックについて、信者である遠藤周作の見解が興味深かった。
2014年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんな人にわたしはなりたい。
「苦しみや哀しみをともに分かち合うこと、そうした苦しみや哀しみに共に泪を流すこと」このことを聖書の中で「女性を通して」
教えている本です。
また、キリストの教えた本当の精神の一つは、いかなる人間も高見から他人を裁く資格はないということ。傲慢で人を裁きがちな私には、救いの書となりました。
「苦しみや哀しみをともに分かち合うこと、そうした苦しみや哀しみに共に泪を流すこと」このことを聖書の中で「女性を通して」
教えている本です。
また、キリストの教えた本当の精神の一つは、いかなる人間も高見から他人を裁く資格はないということ。傲慢で人を裁きがちな私には、救いの書となりました。
2024年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し古さはありますが、読むのに問題ありません。
ありがとうございます。
この本に巡り会えて良かったです。
ありがとうございます。
この本に巡り会えて良かったです。
2014年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キリスト教の信者でない人にもお勧めの本です。
遠藤周作らしいです。
遠藤周作らしいです。
2020年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
はじめの章を読み始めたところで、本書が書かれた当時の女性観が、現在の感覚からすると、違うなあと思う。ただ、そこで投げ出さないで、読み続けて欲しい。キリスト教信者でなくても、心に響くところがたくさんある。
(「ルルドの聖母」の章のように、“奇蹟”を前面に出されると、気持ちが引いてしまうが……)
聖書の知識は多少あったほうが読みやすい。同著者の『イエスの生涯』を先に読んだほうがいいかもしれない。
(「ルルドの聖母」の章のように、“奇蹟”を前面に出されると、気持ちが引いてしまうが……)
聖書の知識は多少あったほうが読みやすい。同著者の『イエスの生涯』を先に読んだほうがいいかもしれない。
2010年6月9日に日本でレビュー済み
僕はキリスト教のことを尊敬していますがキリスト教徒ではありません。それでも、この本に書いてある話のいくつかには特別な力を感じます。
この本は時間を置いて何回か読み返しました。あるときから、「一人の娼婦の話」と「病める女」を読むと、自然に涙が流れるようになりました。これまで経験したことがない体験でした。“感動”していたのだとは思いますが、自分が感動しているという意識がないままに勝手に涙が出てくるというような、不思議な感じです。
この本には何かがあると思います。
この本は時間を置いて何回か読み返しました。あるときから、「一人の娼婦の話」と「病める女」を読むと、自然に涙が流れるようになりました。これまで経験したことがない体験でした。“感動”していたのだとは思いますが、自分が感動しているという意識がないままに勝手に涙が出てくるというような、不思議な感じです。
この本には何かがあると思います。
2004年9月16日に日本でレビュー済み
今から約二千年前は男性社会であったのに、なぜ聖書の中には多くの女性が登場するのだろうか。
そのことがこの本を読むと見えてくると思います。
また、クリスチャンであっても、一度、聖書に登場する女性を視点にいれて黙想してみる価値があります。
私自身、普段何となく読み過ごしていた所を再認識するきっかけになりました。
聖書と言うとなんだか取っつき難いと思っている人でも、
女性を通して読んでみると、意外とすんなり理解できるかもしれません。
ぜひ多くの人に読んでもらいたいと思います。
そのことがこの本を読むと見えてくると思います。
また、クリスチャンであっても、一度、聖書に登場する女性を視点にいれて黙想してみる価値があります。
私自身、普段何となく読み過ごしていた所を再認識するきっかけになりました。
聖書と言うとなんだか取っつき難いと思っている人でも、
女性を通して読んでみると、意外とすんなり理解できるかもしれません。
ぜひ多くの人に読んでもらいたいと思います。