日本三大奇書と言われている作品のひとつですが、「そうかな?」というのが感想。
確かに多少読みにくいかもしれませんが、私は飽きずに楽しく読みました。
”実際は知らないけど、なんとなく知っているような”銃後の時代の雰囲気が満載で、しばしタイムトリップした感じも味わえます。
そして登場人物の造形が、全員とてもきちんと描き分けられていて、それも魅力的。
相手を「ユウ」、自分を「ミイ」と呼ぶ藤木田老のような人は、今の10代20代の方には想像もつかない人物だと思いますw
分厚いので、本読みさんでないとなかなか厳しいかもしれませんが、手に取ったら最後まで読んでくださいね。
この謎めいた物語の真実に辿り着くには、それしか方法がありませんから。
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虚無への供物 (講談社文庫 な 3-1) 文庫 – 1974/3/1
中井 英夫
(著)
戦後の推理小説ベスト3に数えられ、闇の世界にひときわ孤高な光芒を放ち屹立する巨篇ついにその姿を現す!井戸の底に潜む3人の兄弟。薔薇と不動と犯罪の神秘な妖かしに彩られた4つの密室殺人は、魂を震撼させる終章の悲劇の完成とともに。漆黒の翼に読者を乗せ、めくるめく反世界へと飛翔する。
- 本の長さ666ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1974/3/1
- ISBN-104061360043
- ISBN-13978-4061360044
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1974/3/1)
- 発売日 : 1974/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 666ページ
- ISBN-10 : 4061360043
- ISBN-13 : 978-4061360044
- Amazon 売れ筋ランキング: - 283,165位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中井さんのこの本は、奇書と言われます。欲張り過ぎたんですね。教養的でもあり、人生論的でもあり、かつ、科学論的でもあり、フランス文化論的でもあり、まあ、ありとあらゆる知性を、本来娯楽でしかない推理小説に組み入れようとして、10年もかかった、労作ですが、登山と同じで、長い時間がかかると、登る人は疲れるし、また見守る人も同様。そんな訳で、トリックの面白さはありますが、全体としての統一感がないのが残念な作品であります。なお、青いバラに関しては、ウイスキーの竹鶴の関連で、たしかどこかの会社が青いバラを作ったように記憶しております。また、題名はフランスの詩から引用しているようですが、推理小説では、フランスの作家が日本の作家に影響を与えたようにも思えませんが、筆者がフランスにあこがれていたことだけは読み取れました。そういう本です。
2016年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この古めかしい表紙のものが欲しくて、今回購入させて頂きました。事前情報に偽りなく、安心しました♪
2018年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ドグラ・マグラ」「黒死館殺人事件」と読んできて本書でついにその全てを読み終わった。これは…大して面白くないね。三作品の中で一番読み易いが、読んでも読んでも話が一向に進展せず、探偵気取りのド素人どもの下らない推理合戦が延々と続く。それが余りにも長過ぎて終いには飽きてき、あまつさえうんざりする。
特にわざとそう書いているのかしらんが、久生とかいうクソ生意気な女が不快極まりない。この見当外れなことばかり抜かす、そのくせ一向に態度を改めず終始偉そうにしている馬鹿女のせいでイライラが止まらなかった。自分の心に余裕がないことは認める。
んで最後の犯人の動機ときたら何だ?まるでアミバが「やつは…やつはこの俺の顔を叩きやがったんだぁ!」みたいな理由。←北斗の拳参照。そりゃ殺す奴なんて、どんな理由でも殺すけどね。いろいろあった伏線とかもただの偶然とか意味なかったとかいうオチ。
小学生が読んだら楽しめるんじゃない?いい大人がこんなの読んだって楽しめないでしょ。てか噴飯ものでしょ。
特にわざとそう書いているのかしらんが、久生とかいうクソ生意気な女が不快極まりない。この見当外れなことばかり抜かす、そのくせ一向に態度を改めず終始偉そうにしている馬鹿女のせいでイライラが止まらなかった。自分の心に余裕がないことは認める。
んで最後の犯人の動機ときたら何だ?まるでアミバが「やつは…やつはこの俺の顔を叩きやがったんだぁ!」みたいな理由。←北斗の拳参照。そりゃ殺す奴なんて、どんな理由でも殺すけどね。いろいろあった伏線とかもただの偶然とか意味なかったとかいうオチ。
小学生が読んだら楽しめるんじゃない?いい大人がこんなの読んだって楽しめないでしょ。てか噴飯ものでしょ。
2020年5月20日に日本でレビュー済み
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読みにくくはないですが素人探偵が入れ替わり立ち代わり推理を披露するという奇抜な展開にはびっくり。高木彬光先生の能面殺人事件の後半にも通じる流れでもあり面白かった。しかし古今の名作のネタが出てくるので初級者よりはある程度ミステリーを読み込んだ読者向けかも。
2016年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かなり根気よく読まないと意味が分かりませんが、根気よく読んでもわかりませんでした!
2020年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は、文句ないんですが、
文字の大きさがどうか?
行間の幅などは、買う前に予想しなかったので、
ちょっと、読むのが大変です。
古い文庫本は、これからその状況もわかるように、示してほしいと思いました。
文字の大きさがどうか?
行間の幅などは、買う前に予想しなかったので、
ちょっと、読むのが大変です。
古い文庫本は、これからその状況もわかるように、示してほしいと思いました。