名探偵シリーズは、パロディです。
ミステリだと思うから腹が立つかもしれません。
エラリークイーン
エルキュールポアロ
メグレ
明智小五郎
の4人の名探偵が登場する。
そこに、左文字京太郎が現れる。
西村京太郎の分身であることは明らか。
西村が、こういう人物にあこがれていたことがわかる。
結末で自首を進めているが、そうであれば左文字シリーズは終わってしまう。
摩訶不思議な物語。
西村京太郎は、とてもすばらしいパロディ作家だ。

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名探偵も楽じゃない (講談社文庫 に 1-10) 文庫 – 1982/9/1
西村 京太郎
(著)
ミステリーマニアの組織の例会が、会長の経営するホテルで開かれた。特別ゲストはクイーン、メグレ、ポアロ、明智小五郎の四大探偵。その席に自ら名探偵と称する青年が闖入、殺人の匂いがあると予言。果たして奇怪な殺人劇が連続して!世界的名探偵達はどうする?傑作パロディ「名探偵シリーズ」第3作。
- 本の長さ322ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1982/9/1
- ISBN-104061362437
- ISBN-13978-4061362437
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1982/9/1)
- 発売日 : 1982/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 322ページ
- ISBN-10 : 4061362437
- ISBN-13 : 978-4061362437
- Amazon 売れ筋ランキング: - 631,852位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1930年東京都生まれ。
都立電機工業学校卒業後、人事院に勤務。63年『歪んだ朝』で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。
65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。78年にはトラベル・ミステリーブームの先駆けとなる『寝台特急殺人事件』を発表、ベストセラーに。2005年第8回日本ミステリー大賞を受賞。
十津川警部シリーズは現在も多くの読者の支持を得ており、現在著作は450冊を超える。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このシリーズは当時文庫版で揃えて愛読していた。電子版であるのを知り購入。この頃の西村京太郎は面白い。当時を思い出しながら楽しく読めました。
2014年5月6日に日本でレビュー済み
著作権無視だという批判があるが、そうではない。それぞれの名探偵は、独自の発言をしていないからだ。いずれの名探偵も、自分の見解を述べず、「あの若者の意見が聞きたいね」と語るだけだ。また、最後になって共同の意見が出るが、これは、一人の意見ではなくて共同の意見という形であり、結局は、「四人の名探偵の共同体」という作者独自の構成要素となるから、これもまた著作権侵害ではない。
たった一つ、著作権侵害の懸念があるのは、ポワロが「ネズミ取り」とつぶやくところだけだが、単語苺では著作権侵害にはならない。
結局、登場人物の名前を出すだけでは、著作権侵害にはならない。それは、このコメント(私の見解)に「ポワロ」という名前が出ても著作権侵害にならないのと同様である。
著作権侵害になるには、その名前の人物が出てきて、その人物として活躍することが必要だ。単に「その人物が登場しました」というだけでは、「その登場人物の名前がポワロという名前でした」というだけのことであり、著作権侵害にはならないのである。ただの名前には著作権がないからだ。
たった一つ、著作権侵害の懸念があるのは、ポワロが「ネズミ取り」とつぶやくところだけだが、単語苺では著作権侵害にはならない。
結局、登場人物の名前を出すだけでは、著作権侵害にはならない。それは、このコメント(私の見解)に「ポワロ」という名前が出ても著作権侵害にならないのと同様である。
著作権侵害になるには、その名前の人物が出てきて、その人物として活躍することが必要だ。単に「その人物が登場しました」というだけでは、「その登場人物の名前がポワロという名前でした」というだけのことであり、著作権侵害にはならないのである。ただの名前には著作権がないからだ。
2013年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界的な探偵4人+吉牟田(明智にからかわれているのが面白い)に加えて、ミステリーマニアの方々が登場。
殺人が起こり、待ってましたとばかりに左文字京太郎なる若者が登場、事件は私が解決して見せよう、という話。
シリーズの中では一番推理力を必要とするのではないか、と思った内容。ラストで3通りの事件の推理が明かされる。
自分なりに考えて、誰の推理とマッチするか試してみると面白い。
殺人が起こり、待ってましたとばかりに左文字京太郎なる若者が登場、事件は私が解決して見せよう、という話。
シリーズの中では一番推理力を必要とするのではないか、と思った内容。ラストで3通りの事件の推理が明かされる。
自分なりに考えて、誰の推理とマッチするか試してみると面白い。
2007年4月1日に日本でレビュー済み
作者の初期の作品。作家としての未熟さと共に、自らの見識の低さを世に知らしめた愚作。
クィーン、ポアロ等、世界の名探偵をダシにして、ある青年を名探偵としてデビューさせるという趣向。だが、この時、クィーン、クリスティ等の著作権は生きており、本当は作者(あるいはその代理者)の承諾を得ない限り、クィーン達を登場させる事は法律違反だったのだ。それを無視してこのような作品を発表した事は、作者の無知か横暴によるもので、発表当時識者の批判を集めたものだ。
私は作者をミステリ作家として認めていないが、このような図々しい作家が世に受けている現実を心から悲しいと思う。
クィーン、ポアロ等、世界の名探偵をダシにして、ある青年を名探偵としてデビューさせるという趣向。だが、この時、クィーン、クリスティ等の著作権は生きており、本当は作者(あるいはその代理者)の承諾を得ない限り、クィーン達を登場させる事は法律違反だったのだ。それを無視してこのような作品を発表した事は、作者の無知か横暴によるもので、発表当時識者の批判を集めたものだ。
私は作者をミステリ作家として認めていないが、このような図々しい作家が世に受けている現実を心から悲しいと思う。