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すばらしい新世界 (講談社文庫) ペーパーバック – 1974/11/27

3.7 5つ星のうち3.7 39個の評価

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人工授精やフリーセックスによる家庭の否定、条件反射的教育で管理される階級社会――かくてバラ色の陶酔に包まれ、とどまるところを知らぬ機械文明の発達が行きついた“すばらしい世界”!人間が自らの尊厳を見失うその恐るべき逆ユートピアの姿を、諧謔と皮肉の文体でリアルに描いた文明論的SF小説。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1974/11/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1974/11/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ペーパーバック ‏ : ‎ 316ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061370014
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061370012
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.59 x 1.6 x 14.81 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 39個の評価

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オルダス・ハックスレー
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上位レビュー、対象国: 日本

2018年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
圧倒されました。

ジョンのポペ殺し(未遂)や、未開地での祭祀イメージや賢老人の登場など、当時最先端だったろうフロイトやユングの精神分析の理論を巧みに取込んでいると思いました。

特に後半の総統の「苦痛、悲しみ、不快を管理し除去して、衣食住とヒマ潰しとクスリとセックスと娯楽を得られれば人は満足・幸福で、戦争も犯罪もおこらないし社会は安定する。科学・芸術・宗教や真善美の出番はない」というロジックに対し、野蛮人ジョンが「便利で安楽で過ごせさえすれば満足というわけではない」「悩み、恥、憎しみ、苦痛、悲しみ、不便、悲惨、不快、不条理すらも人間の実存、成長に重要なものだ」誇り高く喝破・反論するのは「カラマーゾフの兄弟」の「大審問官」や「太った豚より痩せたソクラテス」にどこか通じる世界観・人間観のぶつかりあいで、手に汗握るような迫力があります。

そんなジョンを、”太った豚”たる民衆は悪気なく興味本位のワイドショー・娯楽としてチューインガムのように消費しようとし(今と同じですやん)、絶望し自死に追い込むラストには、やりきれない気持ちになりました。彼ら(つまり私たち)はケロッと何の痛痒も感じないでしょう。

快適なネットやAIにドップリ漬かり、ボタン、スイッチを押すこと以外心身を動かさないと人間の大事な部分を自覚症状なく磨耗してゆくゾヨという警告かも、と思いました。あ、もうすぐプライムデー、ルンバ買わなきゃ~(笑)。

ところで、このイギリスの天才作家に100年後の極東のアホが突っ込みや注文を入れたくもなりました。

突っ込み。
そもそも貞操帯なしには妊娠してしまう男女の設計は、子供を瓶から生産し、フリーセックスを許容し妊娠、結婚、家族を否定しタブーとして植えこんだ総統プランの根本的なポカですやん。

不満。
総統がドヤ顔で宣う「苦痛、悲しみ、不快を管理し除去する」はさすがにウソ臭いし、ナイーブに絶望し自殺するジョンもちょっとベタ。生まれ故郷に帰って作戦練り直してもええやないですか。

そこでいっそ、次のような「すばらしい新世界2ー怒りの鉄拳編」を出版し、ハリウッド映画化したら結構興業成績も期待できないかと妄想しました。

つまり

ジョンの死後、原因不明の瓶システムやソーマ工場の連続爆発のため「拝金、格差、分断、環境破壊」の不条理隠ぺいが破たんし社会に不安が広がる中、「覚醒した反乱勢力」(含む「バーナードやヘルムホルツらが飛ばされた地域の住民」+「ジョン生まれたの野生地区」)VS「総統勢力」の闘争が次第に激化してゆく。

覚醒勢力に流れる哲学は次の通り。
不条理だからといって幻滅しクスリとセックスと娯楽にイージーに逃避沈潜せず投げず何とか昨日よりヨリマシになろうと、科学、宗教、芸術など人間の知恵を総動員してモガく人間の姿こそ尊いんだというもの。
もちろん反乱軍の最高指導者は自殺したとみせかけ総統との決着を図らんとするジョン。
そしていよいよ総統との一騎打ち。勝敗の行方は…

あ、やはりターミネータの見すぎでしょうか。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間社会の行き着く可能性のある世界の一つをシニカルに描いたSF小説です。
この作品は昭和7年に書かれたものですので、古臭くなっていないかとお思いの方がおられて当然なのですが、これが見事に先駆的で今書かれたと言われても信じてしまいそうです。
題名は”シェイクスピア”からとられたものですが、反語の反語になっているようです。
人間の抱えている苦痛をすべて取り払った、快楽だけの世界。そこは天国のような場所ですが、快楽だけの世界は、快楽を維持してゆくための様々なルールが作られます。
そして快楽社会を支える複数の階層。それぞれの階層に相応しく、その階層が快楽となる人間を壜で生産します。
「ソーマ(快楽を得るクスリ)の配給とゲームと無制限の性交と触感映画。これ以上何が注文できるかね?」難点を挙げるとすれば、ある虚構の世界の物語ですので、その描写が前半部にかなりの分量で割かれています。
それとやや、翻訳文が冗長すぎる面を感じました。
面白くなってくるのは後半ですので、それまでじっと我慢する必要はあります。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月14日に日本でレビュー済み
Huxleyが描く未来社会は、人間の行動・感情・思考が完全に管理された社会だ。

この社会では衣服・食べ物などすべて支給され、生まれてから死ぬまで平穏に何の不安もなく楽しく生きることができる。科学の進歩により老化現象さえも発生しないので死ぬまで若々しく健康に暮らすことができるのだ。

但し、この社会で最も重要なのは「安定」で、これを乱すものは完全に排除される。安定は社会的なものだけではなく、人の感情さえその対象となる。従って、親子・夫婦・恋人といった深い人間関係は感情を乱す元になるため完全に排除されており、人は人工授精のみにより生まれ、特定の人とだけ付き合うことも許されない。哀しい気持ちになると即座にソーマという薬を飲んで幸せな気分になる。そして70歳になると皆平等に安楽死になる。

更に恐ろしいのは完全な階級社会となっている点で、生まれる前から階級が決まっており、単純労働を行う階級は、単純労働だけをしても幸せに過ごせるように、予め複雑な思考ができないように知能レベルを操作されて生まれてくるのだ。

本書は、このユートピアに溶け込むことができないBenard Marxと、ユートピアの外側の「特別居留区」に生まれた野蛮人のJohnの目から、管理社会の矛盾や恐ろしさを描いている。

このような完全に管理された社会はごめんだと思う人が大半だと思うが、その半面でいかに人工的であっても、この社会で楽しく暮らしている人々(少なくとも上流社会の人)が少々羨ましいと思う人もいるのではないだろうかと感じた。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年11月24日に日本でレビュー済み
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いずれ人は機械の支配する世界に住むというディストピアを70年前に小説化した。その洞察力のすごさ。
2013年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発想や設定が新鮮。こんな社会が将来できても不思議ではないかも。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
amazonには「すばらしい新世界」が4種類ある。そのうち最も安価な講談社文庫を選んだ。内容は大変に興味深かったが、情景の描写の文体がひどい。google翻訳のほうがまだましなんじゃないかと思ってしまう。これから購入しようとするなら、他の3種類から選んだ方が良いと思いますよ。(読んでないからわからないけど)
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
80年以上も前にこんな小説が発表されたとは。現代のかる~いSFなんて足元にも及びません。
科学への警鐘、諧謔なんて気構えも必要なく単純に面白い小説として読めます。

人々は老いることもなく病気に苦しむこともない、気分が落ち込んだ時にはソーマを服用し、苦痛はどこにも存在しない、この素晴らしき世界。もちろん戦争なんてない。これだけ読めば楽園物語。実際この世界に住んでいるほとんどの人々はこの楽園を楽しんでいます。

しかしその楽園に住んでいない世界にいる私たちは、住人の産まれ方からすでに衝撃を受けます。
人間はすべて工場製(瓶詰)、製造(?)過程からすでに階級に分けられ、下層階級は単純な労働作業のみに従事する人間を作る操作をされ、上層階級でさえ私たちの知っている芸術からは遠ざけられる教育をされます。それでもみんな幸福。だって幸福を感じるように最初からプログラミングされているんですから。自ら考えることもない。性行為はもはや幼児からのお遊びの一つ。母親という言葉自体が存在せず、母から産まれたことは忌むべきことで野蛮人。

とにかく読んで衝撃を受けていただきたい、

読後に誰もが思うこと。なぜ機械に単純作業をさせるのではなく、人間を作り出してまでさせるのか。
先進国がファストブランド用の大量消費服、ファストフード用の材料、大型スーパーの冷凍食品を札びらで小国の顔をたたいてやらせているのと何ら変わりがないこと、そしてそれを平然と消費している自分に戦慄を覚えます。

そしてジョンが選んだ結末・・・。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
反ユートピア小説なんだろうけど、本当に素晴らしいなと思えるところもありました。

私が今生きているこの社会は、家庭というものに個人が縛られて、かなりな犠牲を強いられている部分があります。家族への愛情や義理ゆえに、自分の真の欲望を押し殺すか、欲望に忠実に突き進んで家族から復讐される、といった事態が引き起こされることがあります。また、家族に恵まれない人が、多大な犠牲を強いられたりします。野蛮な社会のなかで、母親が繕い物ができないばかりに子供がいじめられるというエピソードが出てきましたが、現実社会のいじめも、まさにそういったところから起こっているのです。新世界では、個人が皆、米粒のように独立した存在でありながら、誰一人として孤独ではない。いじめもない。みんながみんなのために生きている。特定の人を大切な人とし、それ以外の人に関心を持たない今の社会に比べると、なんと幸福な社会なんでしょうか・・・・・。

しかしジョンは、野蛮な社会に適応しないばかりか、この素晴らしい新世界にも適応しません。(私個人としては、あの野蛮な社会でいじめに耐えて生きていくよりは、新世界のほうがまだましかと思ったのですが…)これは一種の不幸です。人は皆理不尽な世界に生きているものですが、どこかでいい加減な気持ちで折り合いをつけなくてはいけないんじゃないでしょうか。少なくとも、自分に好意を持っている人を、(文化の相違ゆえに)淫売扱いはないんじゃないでしょうか。しかし、そういった扱いを受けても、別段ジョンを恨みに思ったりもしない新世界人のメンタリティもすごいものだなと思いました。

ソーマについては、現代人ならみんなが熱望しないですかね。いまの精神医薬には全て、大変な副作用があります。そんな副作用を気にせずに飲めるドラッグがあれば!それも『精神を病んでいる人』というレッテルを貼られることなく、処方箋を必要とすることもなく、万民が簡単に手に入れることができるなら、どんなにすごいことなんでしょうね!

でも、実際にはやはり、家族がいないのはイヤだ。(子供のことを心配せずに)誰とでもセックスできるのは素晴らしいと思いつつ、やはり、それではなんとなく心が満たされない。ソーマが欲しいなと思いつつ、でもやっぱり、悲しいときは悲しく、苦しいときは苦しくなりたいとも思う。こういった抵抗感が段々なくなっていくと、確実に新世界に近づいていくのだろうなと思います。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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