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キヨミズ准教授の法学入門 (星海社新書) 新書 – 2012/11/22
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「ほら、これが法的三段論法ですね。美しいでしょう」
「えっ? あ、はい……」
山の上の高校に通う2年生の僕は、放課後に寄り道した喫茶店「赤ひげ小人」で、近所にある港湾大学のキヨミズ准教授と出会う。大学で「受講生0人の法学入門」を受け持つ少しヘンなその先生は、お願いもしてないのに、法的思考のすばらしさを高校生相手に嬉々として語り出して――。
「高度な内容を分かりやすく」を信条に首都大学東京で教鞭をとる若手憲法学者の木村草太准教授が、進路に迷う高校生や法学に拒絶反応を示す文学部生にも分かるように、物語の手法を用いて生き生きと、そして最高に面白く語る「日本一敷居の低い法学入門」誕生!
「えっ? あ、はい……」
山の上の高校に通う2年生の僕は、放課後に寄り道した喫茶店「赤ひげ小人」で、近所にある港湾大学のキヨミズ准教授と出会う。大学で「受講生0人の法学入門」を受け持つ少しヘンなその先生は、お願いもしてないのに、法的思考のすばらしさを高校生相手に嬉々として語り出して――。
「高度な内容を分かりやすく」を信条に首都大学東京で教鞭をとる若手憲法学者の木村草太准教授が、進路に迷う高校生や法学に拒絶反応を示す文学部生にも分かるように、物語の手法を用いて生き生きと、そして最高に面白く語る「日本一敷居の低い法学入門」誕生!
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社星海社
- 発売日2012/11/22
- 寸法10.6 x 1.3 x 17.3 cm
- ISBN-104061385275
- ISBN-13978-4061385276
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登録情報
- 出版社 : 星海社 (2012/11/22)
- 発売日 : 2012/11/22
- 言語 : 日本語
- 新書 : 296ページ
- ISBN-10 : 4061385275
- ISBN-13 : 978-4061385276
- 寸法 : 10.6 x 1.3 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 61,884位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1980年、横浜市生まれ。東京大学法学部卒業。同助手を経て、首都大学東京法学系准教授。専攻は憲法学(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『憲法の創造力 (ISBN-10: 4140884053)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトル通り、とても分かりやすいし、身近な内容で法律を説明しようとしてくれるところが、とてもよいです。また、読み終わった最後に、おすすめの、本(もちろん法律がらみです)が掲載されていて、とても参考になりました。そこから、いくつか選んで購入しましたよ。
2022年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすくて法律の全体像がざっと分かるので非常にいい本です。
2023年9月28日に日本でレビュー済み
読みやすく法学の入門書としては良いと思います。
が、パネルがページをまたぐので、見づらい。
最初の法の三段論法のパネルがページを跨いでいて、わかりづらくなっている。
この辺りはなんとかならなかったのだろうか?
あとワタベ先生。法律の先生なのだから、ここに書かれてることはわかってるもんじゃないのかな、と違和感。
が、パネルがページをまたぐので、見づらい。
最初の法の三段論法のパネルがページを跨いでいて、わかりづらくなっている。
この辺りはなんとかならなかったのだろうか?
あとワタベ先生。法律の先生なのだから、ここに書かれてることはわかってるもんじゃないのかな、と違和感。
2023年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
憲法、民法などの実定法から、法哲学まで網羅した法学入門書です。
特に、法哲学を絡めての実社会の構造のあり方を問うているあたりは、この書籍のユニークさを感じました。
また、もう一度読んでみようと思います。
特に、法哲学を絡めての実社会の構造のあり方を問うているあたりは、この書籍のユニークさを感じました。
また、もう一度読んでみようと思います。
2022年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中学生の子にプレゼントしましたが、熟読しています。
少し法律に興味を持っている前提ですが、おもしろいとのことです。
少し法律に興味を持っている前提ですが、おもしろいとのことです。
2019年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一部の学者が書いたこの手の本は「憲法で保障された自由と権利」といえば何をしてもかまわない。他人の迷惑くそ食らえの内容が少なくないので、この本は政治的にはどちらかというと中立だと思います。
また、確かに敷居も低くて分かりやすいです。
なお、この本で一部の教員の卒業式での国歌斉唱拒否が取り上げられていたので、これについて私の意見を述べます。
私の出身地は広島県高田郡吉田町(今は安芸高田市吉田町)です。
吉田町は戦国大名の毛利元就の出身地でもあります(ちなみにNHKの大河ドラマ「毛利元就」が放送されていた当時の吉田町助役は私の親戚です)。
私は吉田町の小学校、中学校、高校を卒業しましたが、これらの学校の校歌には毛利元就を讃える歌詞があります。
毛利元就がやったことは、自虐的にみれば、人を殺して土地を奪う侵略です。
しかし、だからといって「侵略者を讃える校歌など唄えるか」と校歌斉唱に反対する教員はいませんでした。
校歌斉唱は問題ないのに国歌斉唱だとなぜ憲法問題になるのか理解できないです。
また、確かに敷居も低くて分かりやすいです。
なお、この本で一部の教員の卒業式での国歌斉唱拒否が取り上げられていたので、これについて私の意見を述べます。
私の出身地は広島県高田郡吉田町(今は安芸高田市吉田町)です。
吉田町は戦国大名の毛利元就の出身地でもあります(ちなみにNHKの大河ドラマ「毛利元就」が放送されていた当時の吉田町助役は私の親戚です)。
私は吉田町の小学校、中学校、高校を卒業しましたが、これらの学校の校歌には毛利元就を讃える歌詞があります。
毛利元就がやったことは、自虐的にみれば、人を殺して土地を奪う侵略です。
しかし、だからといって「侵略者を讃える校歌など唄えるか」と校歌斉唱に反対する教員はいませんでした。
校歌斉唱は問題ないのに国歌斉唱だとなぜ憲法問題になるのか理解できないです。
2013年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キヨミズ准教授とキムラ先生と一緒に法学について知ることが出来る新進気鋭の若手法学者が書いた一冊。
読みやすく、法学だけでなく、社会科学全体についてもざっくり知ることが出来ます。
【入手経路】
お気に入りのラジオ「TBSラジオ:session-22」のPodcastに著者の木村さんが出ていて、
新進気鋭の法学者と紹介されていたので、気になって購入!
【概要と感想】
学区で一番偏差値の高い学校の2年生で図書館が好きな少年、
キタムラくんはお気に入りの喫茶店(高校生なのにお気に入りの喫茶店があることが驚き!)に入る。
そこで近くにある名門大学、港湾大学で法学を教えているキヨミズ准教授とキムラ先生と出会う。
キヨミズ准教授は基礎法の先生で、専門は法哲学。キムラ先生は実定法の先生で専攻は知的財産権とのこと。
基礎法とか、実定法とか、法哲学とか、知的財産法とかの意味はこの本を読めば理解できるのでご安心を。
ともかく出会った3人は喫茶店を皮切りに、動物園、高校の講堂、学園祭、夜の大学で法学について学ぶことになる。
学ぶ内容は、法的三段論法から始まり、社会科学それぞれの分野(政治学、経済学、社会学、法学)の比較、
法解釈について、法学部の人の進路と社会で法学はどう役に立つのか、ローマ法から現代の法律までといった感じ。
「法学とは何か?」という質問に答える時に最も適した本じゃないかとまで思う。
まあ、大学時代には法学に関する授業を受けたのは「日本国憲法」ぐらいなので、なんとも言えないのですが、オススメです。
社会科学に興味のある高校生、いや、大学で何を勉強しようか悩んでいる人全てが読んでためになる本です。
最後の章ではキヨミズ准教授とキムラ先生それぞれから法学に関する本と
なんでもいいから面白い本をいくつか紹介する手紙もあってブックガイドとしても使えます。
読み終えて気になるのが、日本国憲法が専門の著者。
キヨミズ准教授とキムラ先生は著者の中にいる二重人格なのか、片方が自分がモデルでもう片方には別のモデルが居るのか。
【引用】
その分野の本を読んで、もっと知りたい、考えたいと思うのなら、それは自分に向いているということだ。逆に、その分野を勉強してみてワクワクしないなら、その人がどんなにIQが高くても、記憶力が良くても、向いていない、ということなんだろう。(290)
自分が心から楽しいと思えることをやるのが一番に違いない(290)
読みやすく、法学だけでなく、社会科学全体についてもざっくり知ることが出来ます。
【入手経路】
お気に入りのラジオ「TBSラジオ:session-22」のPodcastに著者の木村さんが出ていて、
新進気鋭の法学者と紹介されていたので、気になって購入!
【概要と感想】
学区で一番偏差値の高い学校の2年生で図書館が好きな少年、
キタムラくんはお気に入りの喫茶店(高校生なのにお気に入りの喫茶店があることが驚き!)に入る。
そこで近くにある名門大学、港湾大学で法学を教えているキヨミズ准教授とキムラ先生と出会う。
キヨミズ准教授は基礎法の先生で、専門は法哲学。キムラ先生は実定法の先生で専攻は知的財産権とのこと。
基礎法とか、実定法とか、法哲学とか、知的財産法とかの意味はこの本を読めば理解できるのでご安心を。
ともかく出会った3人は喫茶店を皮切りに、動物園、高校の講堂、学園祭、夜の大学で法学について学ぶことになる。
学ぶ内容は、法的三段論法から始まり、社会科学それぞれの分野(政治学、経済学、社会学、法学)の比較、
法解釈について、法学部の人の進路と社会で法学はどう役に立つのか、ローマ法から現代の法律までといった感じ。
「法学とは何か?」という質問に答える時に最も適した本じゃないかとまで思う。
まあ、大学時代には法学に関する授業を受けたのは「日本国憲法」ぐらいなので、なんとも言えないのですが、オススメです。
社会科学に興味のある高校生、いや、大学で何を勉強しようか悩んでいる人全てが読んでためになる本です。
最後の章ではキヨミズ准教授とキムラ先生それぞれから法学に関する本と
なんでもいいから面白い本をいくつか紹介する手紙もあってブックガイドとしても使えます。
読み終えて気になるのが、日本国憲法が専門の著者。
キヨミズ准教授とキムラ先生は著者の中にいる二重人格なのか、片方が自分がモデルでもう片方には別のモデルが居るのか。
【引用】
その分野の本を読んで、もっと知りたい、考えたいと思うのなら、それは自分に向いているということだ。逆に、その分野を勉強してみてワクワクしないなら、その人がどんなにIQが高くても、記憶力が良くても、向いていない、ということなんだろう。(290)
自分が心から楽しいと思えることをやるのが一番に違いない(290)
2016年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とりあえず石黒 正数のイラストは数点で漫画形式はありませんので、その辺を期待している人はやめておくのが良いでしょう。
内容としては、帯に書いてある通り日本一敷居の低い法学入門と言えます。小説、というかライトノベル風?の会話的文章の多い中で法学の説明をしているので、読んでいくと自然と頭に入ってきます。
ただ、面白いかというとまあ・・・ぼちぼちでしょうか。
内容としては、帯に書いてある通り日本一敷居の低い法学入門と言えます。小説、というかライトノベル風?の会話的文章の多い中で法学の説明をしているので、読んでいくと自然と頭に入ってきます。
ただ、面白いかというとまあ・・・ぼちぼちでしょうか。