「江戸しぐさ」が江戸時代から伝わったものでないことをものであることを丁寧に論破している。ある日本を賞賛する内容の本に、「江戸しぐさ」という江戸時代からの伝統的なマナーについてかなりのページを割いて記載されていたことから興味を持ち、「江戸しぐさ」関連本を読んだ。そこに書かれている内容は、現代にも通じなるほどと思えるマナーが多い。だだ、「時泥棒」「年賀状しぐさ」「熱湯消毒」江戸時代にはないだろう???という内容への疑問もあり本書を見つけ読んでみた。
本書では、「江戸しぐさ」は1980年以降の創作であることを論理的に説明してゆくとともに、内容が良くても危険であり追放すべきものであることを真面目に説いている。
「江戸しぐさ」に興味を持った方は、本書にかなり多くの代表的な「江戸しぐさ」(と反論)が書いてあるので、「江戸しぐさ」関連本を購入する前に読んでいただきたい。
¥1,590¥1,590 税込
無料配送 5月30日-6月1日にお届け
発送元: プルート書店(インボイス対応店舗) 販売者: プルート書店(インボイス対応店舗)
¥1,590¥1,590 税込
無料配送 5月30日-6月1日にお届け
発送元: プルート書店(インボイス対応店舗)
販売者: プルート書店(インボイス対応店舗)
¥269¥269 税込
配送料 ¥350 5月30日-31日にお届け
発送元: PitBox 販売者: PitBox
¥269¥269 税込
配送料 ¥350 5月30日-31日にお届け
発送元: PitBox
販売者: PitBox
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書) 新書 – 2014/8/26
原田 実
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,590","priceAmount":1590.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,590","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"3TafIOoPdOWWg3lLkWHdzapyTDOdg7viYgaK1%2BHi2SHSocm8ugSIOoTv3GNca4ihv8nWkAOpcMMtBoptSkXZ%2B2O2bprY7m7c%2FRyn3IP5MdjzzrZp4aS%2B5rLP2NOS%2FtXjFa4fWMouxtF3VBbaqW2I7Bn348A7OVbXITGIL8OxSjWvDk%2FuPvGC1g%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥269","priceAmount":269.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"269","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"3TafIOoPdOWWg3lLkWHdzapyTDOdg7viUsthd0Ss55nbArfBbgsnLnV91JB0iGKx6tkwJzBwk9d4BFOG8diOUYsL0Y4%2FJcPFa3%2B56JoPYcR2aEI7Sf9Nz2S%2B8PWDtVVqt0u8K8PLt7pK%2FSDxCkeVjUL0Nm4m3e07muggipz%2BsyC3Bro89Jwa8Jpb%2FoKwow9A","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
「江戸しぐさ」とは、現実逃避から生まれた架空の伝統である
本書は、「江戸しぐさ」を徹底的に検証したものだ。「江戸しぐさ」は、そのネーミングとは裏腹に、一九八〇年代に芝三光という反骨の知識人によって生み出されたものである。そのため、そこで述べられるマナーは、実際の江戸時代の風俗からかけ離れたものとなっている。芝の没後に繰り広げられた越川禮子を中心とする普及活動、桐山勝の助力による「NPO法人設立」を経て、現在では教育現場で道徳教育の教材として用いられるまでになってしまった。しかし、「江戸しぐさ」は偽史であり、オカルトであり、現実逃避の産物として生み出されたものである。我々は、偽りを子供たちに教えないためにも、「江戸しぐさ」の正体を見極めねばならないのだ。
本書は、「江戸しぐさ」を徹底的に検証したものだ。「江戸しぐさ」は、そのネーミングとは裏腹に、一九八〇年代に芝三光という反骨の知識人によって生み出されたものである。そのため、そこで述べられるマナーは、実際の江戸時代の風俗からかけ離れたものとなっている。芝の没後に繰り広げられた越川禮子を中心とする普及活動、桐山勝の助力による「NPO法人設立」を経て、現在では教育現場で道徳教育の教材として用いられるまでになってしまった。しかし、「江戸しぐさ」は偽史であり、オカルトであり、現実逃避の産物として生み出されたものである。我々は、偽りを子供たちに教えないためにも、「江戸しぐさ」の正体を見極めねばならないのだ。
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社星海社
- 発売日2014/8/26
- 寸法11 x 1.2 x 17.5 cm
- ISBN-104061385550
- ISBN-13978-4061385559
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書)
¥1,590¥1,590
5月 30 日 - 6月 1 日にお届け
通常2~3日以内に発送します。
¥858¥858
最短で5月29日 水曜日のお届け予定です
残り5点(入荷予定あり)
¥765¥765
最短で5月30日 木曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
原田 実
歴史研究家。1961年生まれ、広島市出身。龍谷大学卒。八幡書店勤務、昭和薬科大学助手を経て帰郷、執筆活動に入る。元市民の古代研究会代表。と学会会員。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)会員。日本でも数少ない
偽史・偽書の専門家であり、偽書『東日流外三郡誌』事件に際しては、真書派から偽書派に転じ、以降徹底的な追及を行ったことで知られる。著書は二〇冊を超え、星海社新書でも教養としてのオカルトを論じた『オカルト「超」入門』がある。本書は、ツイッター(@gishigaku)上でもしばしば報告された、「江戸しぐさ」検証の成果を収めたものであり、懐疑的立場から「江戸しぐさ」を論じる初めての書籍である。
歴史研究家。1961年生まれ、広島市出身。龍谷大学卒。八幡書店勤務、昭和薬科大学助手を経て帰郷、執筆活動に入る。元市民の古代研究会代表。と学会会員。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)会員。日本でも数少ない
偽史・偽書の専門家であり、偽書『東日流外三郡誌』事件に際しては、真書派から偽書派に転じ、以降徹底的な追及を行ったことで知られる。著書は二〇冊を超え、星海社新書でも教養としてのオカルトを論じた『オカルト「超」入門』がある。本書は、ツイッター(@gishigaku)上でもしばしば報告された、「江戸しぐさ」検証の成果を収めたものであり、懐疑的立場から「江戸しぐさ」を論じる初めての書籍である。
登録情報
- 出版社 : 星海社 (2014/8/26)
- 発売日 : 2014/8/26
- 言語 : 日本語
- 新書 : 232ページ
- ISBN-10 : 4061385550
- ISBN-13 : 978-4061385559
- 寸法 : 11 x 1.2 x 17.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 336,298位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 405位常識・マナー (本)
- - 26,802位新書
- - 61,504位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書の価値は2つあると思います。
1つは「江戸しぐさ」なる捏造された歴史に対する批判です。
これは江戸時代の浮世絵や書物などの史料を元にしているため、信憑性は高いと思います。
もちろん「江戸しぐさ」自体、その提唱者達は「政府の弾圧などで証拠が残っていない」と言い張ってるので、史料ベースでの検証は意味がない(と主張される)かもしれませんが。
もう1つ、そういった「偽科学」(歴史の偽造を「科学」に含めるかは異説があるかもしれませんが)に対するスタンスとして、目から鱗が落ちました。
というのは、前述のように「江戸しぐさ」がいかに現実の歴史とかけ離れているかを提示するだけでなく、その提唱者のどのような経験や思想からそういった「嘘」が作られていったか、という点まで踏み込み、完全な検証こそ困難なものの説得力のある仮説として提示している点です。
嘘を嘘だからと切り捨てるのではなく、そういう嘘が提唱されるに至った経緯を解明することで、「江戸しぐさという虚偽が発生したこと」という一連の事象そのものを研究対象とする、というスタンスは読んでいて非常に興味深いものでした。
「道徳を教える根拠に嘘を用いたら、それが嘘だと判明したときに道徳そのものが崩壊する」というのは非常にまっとうな指摘で、願わくばそういった事態に世の中が向かわないことを祈るばかりです。
(そのために嘘を塗り固めていけばいい、ということは絶対ないはずです)
1つは「江戸しぐさ」なる捏造された歴史に対する批判です。
これは江戸時代の浮世絵や書物などの史料を元にしているため、信憑性は高いと思います。
もちろん「江戸しぐさ」自体、その提唱者達は「政府の弾圧などで証拠が残っていない」と言い張ってるので、史料ベースでの検証は意味がない(と主張される)かもしれませんが。
もう1つ、そういった「偽科学」(歴史の偽造を「科学」に含めるかは異説があるかもしれませんが)に対するスタンスとして、目から鱗が落ちました。
というのは、前述のように「江戸しぐさ」がいかに現実の歴史とかけ離れているかを提示するだけでなく、その提唱者のどのような経験や思想からそういった「嘘」が作られていったか、という点まで踏み込み、完全な検証こそ困難なものの説得力のある仮説として提示している点です。
嘘を嘘だからと切り捨てるのではなく、そういう嘘が提唱されるに至った経緯を解明することで、「江戸しぐさという虚偽が発生したこと」という一連の事象そのものを研究対象とする、というスタンスは読んでいて非常に興味深いものでした。
「道徳を教える根拠に嘘を用いたら、それが嘘だと判明したときに道徳そのものが崩壊する」というのは非常にまっとうな指摘で、願わくばそういった事態に世の中が向かわないことを祈るばかりです。
(そのために嘘を塗り固めていけばいい、ということは絶対ないはずです)
2021年5月17日に日本でレビュー済み
江戸時代の商人たちの行動哲学とされる「江戸しぐさ」。2007年に「NPO法人江戸しぐさ」が発足し、学校の道徳の授業にも採用された。育鵬社の「新しいみんなの公民」教科書にもコラムで扱われている。
ところが、江戸時代にはそんなものはなく、昭和以降の風俗をもとに最近になって創作されたものであることを筆者は証明していく。
たとえば、道路ですれ違うときに傘を外側に傾けるという「しぐさ」については、江戸では傘が普及しておらず、雨具は笠や蓑だったはずだと指摘する。
江戸時代の商人は時間に正確だった、という話は、オランダ人が観察した「時間にルーズな日本人」の記録をぶつける。庶民レベルでの時間規律が浸透したのは大正期のことだという。
細かく切った野菜を弱火で長時間煮込んだという「江戸ソップ」は、1990年代に流行した野菜スープ健康法がネタもとだったらしい。江戸時代、貴重な燃料を無駄につかうはずがないからだ。ちなみに野菜スープ健康法の主唱者は「スープの怪人」と呼ばれ、医師法・薬事法違反で逮捕されているという。
江戸っ子は、880あるいは8800項目もある人間チェックテストに合格してはじめて「立派な江戸っ子」と呼ばれ「江戸講」に入れたと江戸しぐさの人々はいう。それについての文献がいっさい残っていないのは、明治期に徹底的な弾圧「江戸っ子狩り」があったからだと主張している。ここまでくると、フリーメイソンなどのユダヤ陰謀論に近い。
筆者の江戸しぐさ批判はいちいち説得力がある。でも、「江戸しぐさ」現象自体に興味がない人間には読んでもおもしろくないかもしれない。
ところが、江戸時代にはそんなものはなく、昭和以降の風俗をもとに最近になって創作されたものであることを筆者は証明していく。
たとえば、道路ですれ違うときに傘を外側に傾けるという「しぐさ」については、江戸では傘が普及しておらず、雨具は笠や蓑だったはずだと指摘する。
江戸時代の商人は時間に正確だった、という話は、オランダ人が観察した「時間にルーズな日本人」の記録をぶつける。庶民レベルでの時間規律が浸透したのは大正期のことだという。
細かく切った野菜を弱火で長時間煮込んだという「江戸ソップ」は、1990年代に流行した野菜スープ健康法がネタもとだったらしい。江戸時代、貴重な燃料を無駄につかうはずがないからだ。ちなみに野菜スープ健康法の主唱者は「スープの怪人」と呼ばれ、医師法・薬事法違反で逮捕されているという。
江戸っ子は、880あるいは8800項目もある人間チェックテストに合格してはじめて「立派な江戸っ子」と呼ばれ「江戸講」に入れたと江戸しぐさの人々はいう。それについての文献がいっさい残っていないのは、明治期に徹底的な弾圧「江戸っ子狩り」があったからだと主張している。ここまでくると、フリーメイソンなどのユダヤ陰謀論に近い。
筆者の江戸しぐさ批判はいちいち説得力がある。でも、「江戸しぐさ」現象自体に興味がない人間には読んでもおもしろくないかもしれない。
2016年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
江戸しぐさの荒唐無稽さを論った本、良書。
歴史学者がいくら江戸しぐさがでたらめであるかについて論理的な論文を書いたとしても、
実績として認められることは無いから、放っておかれたわけであるが、その作業をあえてやろうと
思った原田氏には敬意を表したい。
歴史学者がいくら江戸しぐさがでたらめであるかについて論理的な論文を書いたとしても、
実績として認められることは無いから、放っておかれたわけであるが、その作業をあえてやろうと
思った原田氏には敬意を表したい。
2016年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
江戸時代に培われた素晴らしい文化を伝えることには、意義がある。
ましてや世界的にも類まれなる江戸の先進性は特筆すべきことでしょう。
しかし、江戸しぐさは、いただけない。
嘘なんだもの。
せっかく、世界的にも江戸の先進性が理解されているなかで、江戸しぐさの様なまがいものが出てくると、
江戸時代そのものを疑われかねない。
良書です。是非みなさん広めてください。
ましてや世界的にも類まれなる江戸の先進性は特筆すべきことでしょう。
しかし、江戸しぐさは、いただけない。
嘘なんだもの。
せっかく、世界的にも江戸の先進性が理解されているなかで、江戸しぐさの様なまがいものが出てくると、
江戸時代そのものを疑われかねない。
良書です。是非みなさん広めてください。
2016年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
江戸しぐさ自体がトンデモであるということがこの本では理路整然と書いてあります。
創始者とされる芝とその付き人越川氏の大嘘を暴いてくれています。
こんなことも考察できないで子供の道徳教育に使用している文部科学省はやはり
無駄な省庁の一つであるということがよくわかった。
それはさておき、江戸時代の生活習慣などについても触れられているので、
昔は良かったという妄想に取りつかれている方も是非お読みいただきたい
一冊である。
創始者とされる芝とその付き人越川氏の大嘘を暴いてくれています。
こんなことも考察できないで子供の道徳教育に使用している文部科学省はやはり
無駄な省庁の一つであるということがよくわかった。
それはさておき、江戸時代の生活習慣などについても触れられているので、
昔は良かったという妄想に取りつかれている方も是非お読みいただきたい
一冊である。
2014年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容云々については他の方々がご紹介されていますので、それにお任せします。
この本を読んでから、地元の小中学校で採用されている道徳の教材を取り寄せてみてみました。
すると・・・
「そこにもしっかり江戸しぐさ」(苦笑
とりあえず学校にいくつかに寄付させていただきました。
学校の先生方も驚いている方が多かったことから、何の疑問も持たない不勉強な人間でもできるのが教師という仕事、と改めて思い(もちろん真面目な先生もいらっしゃいますが残念ながら少数です)、よい啓発にもなったと思います。
こういう良い本を「道徳の教材」に使ってほしいものです(笑い
この本を読んでから、地元の小中学校で採用されている道徳の教材を取り寄せてみてみました。
すると・・・
「そこにもしっかり江戸しぐさ」(苦笑
とりあえず学校にいくつかに寄付させていただきました。
学校の先生方も驚いている方が多かったことから、何の疑問も持たない不勉強な人間でもできるのが教師という仕事、と改めて思い(もちろん真面目な先生もいらっしゃいますが残念ながら少数です)、よい啓発にもなったと思います。
こういう良い本を「道徳の教材」に使ってほしいものです(笑い
2014年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書を読む限り、「江戸しぐさ」を推進する側の言説は、例えば「江戸っ子狩り」―「江戸しぐさ」が長く埋もれていたのは薩長勢力が江戸っ子狩りをしたからだというオハナシ―に見られるように荒唐無稽で「何でこんなものが事実として広まるのか?」と思うのだが、それが今年度からはついに文部科学省『私たちの道徳』(『心のノート』の改訂版)にまで紹介されているというから笑ってしまう。が、笑い事じゃない。困ったものである。もっとも私も、かつて旧公共広告機構のポスターを見て「へえ、そうなのか」と感心した記憶があるから偉そうなことは言えないが。
著者の言うとおり(日本文化史などの)「専門家が社会的責任を果たさなかったことが、『江戸しぐさ』の教育現場への浸透という事態を招いてしまった(p.181)」という批判は正しいのだろう。いくら荒唐無稽であっても「馬鹿馬鹿しい」と無視するのではなく批判しなければならないのだ。
著者の言うとおり(日本文化史などの)「専門家が社会的責任を果たさなかったことが、『江戸しぐさ』の教育現場への浸透という事態を招いてしまった(p.181)」という批判は正しいのだろう。いくら荒唐無稽であっても「馬鹿馬鹿しい」と無視するのではなく批判しなければならないのだ。