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宮沢賢治―銀河鉄道の童話詩人 (講談社 火の鳥伝記文庫) 新書 – 1982/2/26

3.6 5つ星のうち3.6 4個の評価

人の心の美しさを信じて、詩に、童話に、農民への愛をうたいつづけた賢治の苦しくも清らかな生涯。名家に生まれながら、いつも農民と共に歩んだ詩人賢治の生きざまを、みずみずしく再現した感動の傑作。
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商品の説明

著者について

1934年、奈良県に生まれる。国学院大学文学部卒業。児童文学評論・民話研究・創作・ノンフィクションと幅ひろく活躍する。おもな著書として、『文学のなかの子ども』『児童文学の創造』『空想と真実の国』『日本童話集』『世界昔話集』、伝記『宮沢賢治』『石川啄木』ほか多数。現在、昭和女子大学教授、日本文芸家協会会員。

【画家紹介】
1926年、東京に生まれる。日本画を学んだのち、出版美術の世界にはいり、児童図書の装画・さし絵の分野で活躍。おもな作品に『チャイコフスキー』『ベートーベン』などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1982/2/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1982/2/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 230ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061475207
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061475205
  • 寸法 ‏ : ‎ 11.5 x 1.4 x 17.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 4個の評価

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西本 鶏介
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上位レビュー、対象国: 日本

2016年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書の見どころは、素晴らしい作品群はさておき、決して聖人君子などではなかった賢治の
ありのままの姿を子供向けの伝記本に記したところではないでしょうか。

実家の質屋を人の道にもとる金貸し商売と親を非難して、店番を任されれば客から質草を取らずに
お金だけ持っていけと渡してしまうダメっぷり。
「私は家出をしたのだから、余計な心遣いはしないでくれ」と言って家を飛び出したにもかかわらず、
自立した生活が出来ずに頻繁に無心する姿。そして家出先も、実家の持ち物件だったりします。

しかも賢治本人は金遣い、けっこう荒いです。
上京すればしたで、「一流の先生に授業を頼んだので・・・本もとびついて買ってしまい、芝居もいくつか見ましたし・・・」と、
30近い大人が、生活が苦しいからと現在の貨幣価値で毎月数十万円規模の無心です。
そのくせ、ちゃっかりそのお金で最高級チェロ一式を買っていたり。

「ほんとうにまずしい農民とはちがい、おぼっちゃん農民と言わなくてはなりません」と、
作者も賢治の甘えっぷりをかなり厳しく評価しています。怒ってます(笑)。

宗教にハマって法華経を街中ぶつぶつ唱え歩き周りながら折伏と称して友人知人を勧誘しまくる姿も
かなりアレな人に見えますし、花巻一帯の大地主一族に生まれて何一つ不自由のない生活の賢治と、
毎日を食うや食わずで必死に生き抜いている農民の間に理解が進む訳がないんです。

地元の農民を集めて農業指導を始めるも、農業は芸術だと理想論ばかりを唱えながら、
道楽にしか見えない楽団を作ってみたりで、人がついて行かず。
農民芸術論で「おれたちはみな農民である」と唱えていますが、農民からすれば「いや、お前は違うだろ」と
ツッコミたくなるかもしれません。賢治自身は至って純粋かつ必死に駆けまわっているのですが、
その空回りを冷ややかに見る農民の姿も見え隠れします。

この、なんとも言えない世間のズレを子供向けの本書に記されていたところに、実はけっこうな驚きがありました。

子供向けの伝記は、その人がいかに立派だったかの綺麗事ばかりを書き連ねることが多いものですが、
大正時代から昭和初期に漂う重く暗い時代背景、東北地方の生活環境の厳しさや人間関係の泥臭さ、
作品性とは別の角度から賢治を記された再構築の点が高評価です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年7月2日に日本でレビュー済み
生きている間、自分の作品が認められず死んでいった宮沢賢治。
でも、その生き方のすばらしさが分かります。
有名な詩『雨ニモマケズ』が書かれた瞬間は感動的です。
人間としての宮沢賢治も文学作品に負けない魅力を感じます。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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