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クレヨン王国茶色の学校 PART2 (講談社青い鳥文庫 20-37) 新書 – 1997/7/1
福永 令三
(著)
6年生の玉絵は、アトピー性皮膚炎の治療のため、地元の名家、松吉家のせわになっています。 あるとき、玉絵は閉鎖の運命をたどる分校(茶色の学校)をめぐって、おかしな動きがあることに気づきます。クレヨン王国の土の神オチバクライに茶色の学校を守ると約束した玉絵は事件の調査をはじめたのですが、正体不明の魔の手がのびて……。
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1997/7/1
- ISBN-104061484656
- ISBN-13978-4061484658
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商品の説明
著者について
1928年、名古屋市に生まれる。早稲田大学文学部国文科卒業。すぐ文筆生活に入る。1956年に第9回オール読物新人杯、1963年にモービル児童文学賞を受賞。1964年、『クレヨン王国の十二か月』で第5回講談社児童文学新人賞受賞。主要著書クレヨン王国シリーズ(講談社)。ほかに『詩画集・クレヨン王国ファンタジーランド』(1)・(2)(講談社)などがある。
【画家紹介】
1952年、広島市に生まれる。東京芸術大学美術学部工芸科を卒業。デザイン会社勤務を経て、1978年に独立、児童図書の仕事に専念する。さし絵では講談社青い鳥文庫『クレヨン王国』シリーズ、『魔法のベッド』『アンデルセン童話集』(講談社)、絵本に『宮沢賢治どうわえほん3・6』(講談社)、『詩画集・クレヨン王国ファンタジーランド』(1)・(2)『クレヨン王国ファンタジーグッズ』(講談社)などがある。
【画家紹介】
1952年、広島市に生まれる。東京芸術大学美術学部工芸科を卒業。デザイン会社勤務を経て、1978年に独立、児童図書の仕事に専念する。さし絵では講談社青い鳥文庫『クレヨン王国』シリーズ、『魔法のベッド』『アンデルセン童話集』(講談社)、絵本に『宮沢賢治どうわえほん3・6』(講談社)、『詩画集・クレヨン王国ファンタジーランド』(1)・(2)『クレヨン王国ファンタジーグッズ』(講談社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1997/7/1)
- 発売日 : 1997/7/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 315ページ
- ISBN-10 : 4061484656
- ISBN-13 : 978-4061484658
- Amazon 売れ筋ランキング: - 191,850位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 342位こどものSF・ファンタジー
- - 360位講談社青い鳥文庫
- - 3,052位日本文学研究
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年4月8日に日本でレビュー済み
アトピーに悩む6年生の女の子、玉絵。アトピーに効くといううわさの温泉で治療するため、百歳おばの家に叔父の桂さんといっしょにお世話になっています。そこは、オチバクライという土の神様とホルトダヌキという人間にも化けることができるタヌキの伝説の里でした。一見のどかなこの村に、「茶色の学校」の廃校をめぐってくりひろげられる騒動。学校を守りたい玉絵が、ある日迷い込んだクレヨン王国でオチバクライと交わした約束は…。
美しい自然と、それをとりまく「金儲け」に目がくらんだ人々。そんなくらい部分をもちながらも、この物語はどこまでも明るく、きもちよくつづられていきます。読んでいると、どんどん目の前に鮮やかな色彩の景色が展開していくような、そんな気持ちよさです。
「茶色の学校」を守るためにがんばる玉絵、そんな彼女にしのびよる魔の手。「きたない」大人たちの陰謀…。悲しい気持ちになります。こんなことが、今現在もどこかで起こっているのかもしれません。否定できない、そんな悲しさです。私たちが、なくしてしまったもの、今まさになくそうとしてしまっているもの。ほんとうに、それでいいのですか?と、何度も問いかけられている気分になりました。
Part1の表紙の絵をみて、「あ!クリの葉っぱだ!」と思っていたのですが、物語にもちゃんと立派にクリの木が出てきたのでうれしくなりました。うちの庭にもクリの木があります。うちのクリの木もこんなふうに「生かして」あげられているのかな?と、そんなことを思いました。
美しい自然と、それをとりまく「金儲け」に目がくらんだ人々。そんなくらい部分をもちながらも、この物語はどこまでも明るく、きもちよくつづられていきます。読んでいると、どんどん目の前に鮮やかな色彩の景色が展開していくような、そんな気持ちよさです。
「茶色の学校」を守るためにがんばる玉絵、そんな彼女にしのびよる魔の手。「きたない」大人たちの陰謀…。悲しい気持ちになります。こんなことが、今現在もどこかで起こっているのかもしれません。否定できない、そんな悲しさです。私たちが、なくしてしまったもの、今まさになくそうとしてしまっているもの。ほんとうに、それでいいのですか?と、何度も問いかけられている気分になりました。
Part1の表紙の絵をみて、「あ!クリの葉っぱだ!」と思っていたのですが、物語にもちゃんと立派にクリの木が出てきたのでうれしくなりました。うちの庭にもクリの木があります。うちのクリの木もこんなふうに「生かして」あげられているのかな?と、そんなことを思いました。