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名君と賢臣: 江戸の政治改革 (講談社現代新書 1313) 新書 – 1996/7/1
百瀬 明治
(著)
- 本の長さ235ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1996/7/1
- ISBN-104061493132
- ISBN-13978-4061493131
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商品の説明
著者について
1941年、長野県生まれ。1964年、京都大学文学部史学科卒業。季刊「歴史と文学」編集長などを経て現在、歴史全般を対象に幅広い著作活動を行う。主著に『武将と名僧』―清流出版、『軍師の研究』―PHP研究所、『御家騒動』―講談社現代新書―など多数。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1996/7/1)
- 発売日 : 1996/7/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 235ページ
- ISBN-10 : 4061493132
- ISBN-13 : 978-4061493131
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,327,191位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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上位レビュー、対象国: 日本
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2007年1月13日に日本でレビュー済み
高校で日本史を習う時、江戸時代の経済が米中心のものから貨幣経済に変化し、幕府・諸藩ともに財政が困窮化し、それに伴い幕府ではいわゆる三大改革が行われたことを学びますが、諸藩の改革についてはせいぜい薩長のものが紹介される程度ではないでしょうか。本書は薩摩藩・米沢藩の財政改革にとどまらず、まず家康がどのように自分の王国を作ったか(法治の基礎固めプラス経済面では重農主義に軸足を置きながら、貿易立国政策をとったこと)を説明し、次に戦国の世が遠くなり、武断政治から文治政策に移行するに際して儒学の仁政思想を実践した諸藩の名君たちを描き、次にいよいよ貨幣経済が浸透してくるに伴い、諸藩がどのような人材を登用して改革を行ったかに一番頁数を割き、最後に幕府の三大改革等に触れているが、その頁数は少ない。本書は諸藩の改革に明らかに重点をおいているが、そのリーダーたちは多士済々で、以外や低い身分出身の人が多く、江戸時代は硬直した身分制の社会ではなくて、人材登用において柔軟性を持っていたことがわかる。幕府において低い身分出身の代表者は有名な田沼意次で、その賄賂政治は糾弾しつつも、その重商政策を高く評価している。この点は私も同感で、田沼政治はもっと光を浴びてよいと思う。結局、有能な人を抜擢して活躍させることができたからこそ江戸時代は250年以上も続くことができたということが本書でよくわかった。柔軟な人材登用は我々が汲み取るべき大きな教訓である。