これは本当に素晴らしかったです。
「精神病は病院に行っても治らないもの」と治療を続けていく中で感じてしまうこともあるかもしれない。でもそんなことはない、正しい治療を続けていく必要があることを理解できるものでした。精神医療も発展してる。完治のような過度の期待はできないけれど、寛解状態にならなれる。
タイトル通り、精神科にできることがよくわかり、希望の持てる内容でした。
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精神科にできること (講談社現代新書) 新書 – 2002/9/20
野村 総一郎
(著)
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治る患者と治らない患者、なぜ差が出るか? 効きめの高い新薬が認可され、検査機器も発達し、精神科の治療は著しく様変わりしている。各疾病のケーススタディから医者と付きあうコツまで、やさしく解説する。(講談社現代新書)
- ISBN-104061496255
- ISBN-13978-4061496255
- 出版社講談社
- 発売日2002/9/20
- 言語日本語
- 本の長さ224ページ
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商品の説明
著者について
■野村総一郎(のむらそういちろう)
1949年、広島県生まれ。慶應義塾大学医学部卒。藤田保健衛生大学医学部、テキサス大学、メイヨ医科大学、立川病院神経科を経て、現在、防衛医科大学校精神科教授。医学博士。著書に『疲労外来』――講談社、『「心の悩み」の精神医学』――PHP研究所、『ぐるぐる思考よ、さようなら』――文藝春秋――など。
1949年、広島県生まれ。慶應義塾大学医学部卒。藤田保健衛生大学医学部、テキサス大学、メイヨ医科大学、立川病院神経科を経て、現在、防衛医科大学校精神科教授。医学博士。著書に『疲労外来』――講談社、『「心の悩み」の精神医学』――PHP研究所、『ぐるぐる思考よ、さようなら』――文藝春秋――など。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2002/9/20)
- 発売日 : 2002/9/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4061496255
- ISBN-13 : 978-4061496255
- Amazon 売れ筋ランキング: - 442,253位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,861位講談社現代新書
- - 19,001位医学・薬学・看護学・歯科学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
娘が春休みの宿題の読書感想文用に購入。
いくつか中が選ぶやつになってたのでこれにしたら絶版!でやむなく古本にしましたが面白いようで、スイスイ読んでます。
いくつか中が選ぶやつになってたのでこれにしたら絶版!でやむなく古本にしましたが面白いようで、スイスイ読んでます。
2006年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
精神病は古代から続く病気であり、時代によって解釈
が異なりどの時代にも心の病は存在する。
心の病と脳との関係を
また精神病の種類によって治療方法を分かりやすく説明しています。
が異なりどの時代にも心の病は存在する。
心の病と脳との関係を
また精神病の種類によって治療方法を分かりやすく説明しています。
2005年6月24日に日本でレビュー済み
精神科の歴史、歴史上の代表的な人の考え方や、精神科医学の潮流(脳精神医学と心理主義)の違いと、その治療法の違い、最先端では、何が研究されているか?そして、代表的な病気、病状例とその治療法、治療の成果、今後の発展方向などが記載されています。
分量的には、理論が1/3、代表的な病気とその治療の事例が、2/3ぐらいです。
特に、病気や治療の面では、実際の現場が良くわかりました。誤解や、誤った印象を、正してくれる(?)本でした。
分量的には、理論が1/3、代表的な病気とその治療の事例が、2/3ぐらいです。
特に、病気や治療の面では、実際の現場が良くわかりました。誤解や、誤った印象を、正してくれる(?)本でした。
2013年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の勉強用に購入しました。分かり易く、とてもためになりました。
ショップの対応は迅速かつ丁寧で非常に良かったです。
ショップの対応は迅速かつ丁寧で非常に良かったです。
2006年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかりやすかったという評を多く見ましたが、内容もほぼ(出版から数年たったがあまり変わらず)最新で、日本の実情についての記載も正確です。しかも、専門家が読んでも役立つ鋭い意見がちらほらとあります。(過食症の心理のまとめなど、うならされる)。義理も何もなく、非常によい1冊。
2004年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
精神病に対する人類の取組みを歴史的な観点から振り返り、現状の日本の取組みはどのレベルにまで達しているのかを把握する上で良い本だと思います。
説明は平易でわかりやすく話が展開するため、主にあまりこの分野の背景知識を持っていない人が読む、入門書としてお勧めします。
逆に、ある程度知識のある方には簡単すぎるかもしれません。
説明は平易でわかりやすく話が展開するため、主にあまりこの分野の背景知識を持っていない人が読む、入門書としてお勧めします。
逆に、ある程度知識のある方には簡単すぎるかもしれません。
2015年11月1日に日本でレビュー済み
ふとしたことがきっかけでこの本を手に取りました。
統合失調症というのは、実は昔の精神分裂病のことであり、2000年ごろ諸般の事情で名称が変わったようです。
また、同様なネーミングに破瓜(はか)病とか類破瓜病といったものも知られており、
青年期(モラトリアム期間を含む)に好発するようです。
さて、もとはといえば、ブロイラーという人が20世紀のはじめごろ発見した病気で、
当時はまだそれが脳の病であることが気づかれていませんでした。
(そのため症例としては不十分な扱いしかなされず、歴史的には刑罰的な場合すらあったようです)
しかし、その後各地で実証的な研究が進むにつれて、それが脳神経系統もしくは遺伝子系統も関係する特定疾患、
つまり個々人に多彩ではあっても、やはり特徴的な病型をもち、特有の経過をたどる病であることがはっきりしはじめています。
また、感覚的にも比較的特異な要素があるようで、これを用語でプレコックスくささといっているようです。
現代では、病気の解釈法も治療法もつねに進歩しています。
伝統的な興奮鎮静剤(ファーストチョイス)であるクロールプロマジンに加え、
むしろ本病に固有な第2期病態にみられる慢性疲労感を伴う陰鬱な状態(これが長期的には人格変化などにも寄与しうる)に対する、
神経伝達物質間(ドパミン、セロトニンなど)の調整薬であるリスパダールとか、最新薬エビリファイに至るまで適応となり、
うつ病や神経症などとはしっかりと区別されるようです。
また、遺伝的にも恒常的な有病率が人口の0.1%程度とされているようです(疫学データの概要)。
因みにですが、アルツハイマー型認知症などは、大脳実質の著明な萎縮や脳溝の開大を伴う場合にもありえ、
さもなくば特徴的な構造変化をきたすので、それと分かるようで、これもまた脳血管性認知症とは扱いを異にするものでしょう。
構造変化なき機能変性はあまり例がないと思われ、仮にそうでも恒常性維持(間脳視床下部→脳下垂体系統)に関して、
何らかの可逆的変化が起きていることでしょう。(即ち、適時的な治療によって回復が見込めるものです)
本書はそのあたりの状況について、野村先生らしいスタイルで、治療現場の視点で分りやすくまとまっており、
好感されます。本病をよく知るには、まず本書のような概説書から入るのがよいと思われますが、
とくに最近はより分りやすい紹介本(シリーズの一)も図書館などにあるうえ、専門医によるさらに詳しいものもあるので、
だいたいの病像(クリニカルイメージ)は把握可能と思われ、場合によっては脳波を含む各種病理検査などもあります。
気になる場合は、安心のため相談がてらまずは受診をおすすめします。
また、身体症状や薬物に伴う副作用その他ライフヒストリーとの関連性が重視される昨今ですから、
リエゾン(liason)関係性障害という観点からも、
あるいは心気症(特段の身体症状がないのに精神症状だけがみられる)とか、
転換症(特段の該当部位がないのに身体症状として出来する)、強迫神経症などとの境界例(ボーダーラインケース)との関係からも、
統失症(アタクシー)とその類似症状(症候群レベル)、他病との鑑別点などに関心を深めてもらえたら、
と思い、本書をそのとっかかりとしてここに紹介しておきます。
統合失調症というのは、実は昔の精神分裂病のことであり、2000年ごろ諸般の事情で名称が変わったようです。
また、同様なネーミングに破瓜(はか)病とか類破瓜病といったものも知られており、
青年期(モラトリアム期間を含む)に好発するようです。
さて、もとはといえば、ブロイラーという人が20世紀のはじめごろ発見した病気で、
当時はまだそれが脳の病であることが気づかれていませんでした。
(そのため症例としては不十分な扱いしかなされず、歴史的には刑罰的な場合すらあったようです)
しかし、その後各地で実証的な研究が進むにつれて、それが脳神経系統もしくは遺伝子系統も関係する特定疾患、
つまり個々人に多彩ではあっても、やはり特徴的な病型をもち、特有の経過をたどる病であることがはっきりしはじめています。
また、感覚的にも比較的特異な要素があるようで、これを用語でプレコックスくささといっているようです。
現代では、病気の解釈法も治療法もつねに進歩しています。
伝統的な興奮鎮静剤(ファーストチョイス)であるクロールプロマジンに加え、
むしろ本病に固有な第2期病態にみられる慢性疲労感を伴う陰鬱な状態(これが長期的には人格変化などにも寄与しうる)に対する、
神経伝達物質間(ドパミン、セロトニンなど)の調整薬であるリスパダールとか、最新薬エビリファイに至るまで適応となり、
うつ病や神経症などとはしっかりと区別されるようです。
また、遺伝的にも恒常的な有病率が人口の0.1%程度とされているようです(疫学データの概要)。
因みにですが、アルツハイマー型認知症などは、大脳実質の著明な萎縮や脳溝の開大を伴う場合にもありえ、
さもなくば特徴的な構造変化をきたすので、それと分かるようで、これもまた脳血管性認知症とは扱いを異にするものでしょう。
構造変化なき機能変性はあまり例がないと思われ、仮にそうでも恒常性維持(間脳視床下部→脳下垂体系統)に関して、
何らかの可逆的変化が起きていることでしょう。(即ち、適時的な治療によって回復が見込めるものです)
本書はそのあたりの状況について、野村先生らしいスタイルで、治療現場の視点で分りやすくまとまっており、
好感されます。本病をよく知るには、まず本書のような概説書から入るのがよいと思われますが、
とくに最近はより分りやすい紹介本(シリーズの一)も図書館などにあるうえ、専門医によるさらに詳しいものもあるので、
だいたいの病像(クリニカルイメージ)は把握可能と思われ、場合によっては脳波を含む各種病理検査などもあります。
気になる場合は、安心のため相談がてらまずは受診をおすすめします。
また、身体症状や薬物に伴う副作用その他ライフヒストリーとの関連性が重視される昨今ですから、
リエゾン(liason)関係性障害という観点からも、
あるいは心気症(特段の身体症状がないのに精神症状だけがみられる)とか、
転換症(特段の該当部位がないのに身体症状として出来する)、強迫神経症などとの境界例(ボーダーラインケース)との関係からも、
統失症(アタクシー)とその類似症状(症候群レベル)、他病との鑑別点などに関心を深めてもらえたら、
と思い、本書をそのとっかかりとしてここに紹介しておきます。