日垣氏が今日本の問題だと考える事柄を一気にまとめて書き降ろした労作。
イラク、経済、教育、ダイオキシンなど著者の得意とする分野についてシャープな切れ味で描かれています。
若き日からある種闘争の日々を送ってきただけあって本書でも極めて熱いです。
著者の熱さに少々引き気味の方もいるようですが、確かに心臓の弱い人にはお勧めできないかも。
正確な知識と論理で世の中と向合う為の必須の1冊でしょう。
極めて有益な本です。
¥500¥500 税込
ポイント: 5pt
(1%)
配送料 ¥298 6月9日-10日にお届け
発送元: 一度の注文2冊目~100円引3冊200円5冊400円10冊900円発送後返金 リサイクル 7月末迄 販売者: 一度の注文2冊目~100円引3冊200円5冊400円10冊900円発送後返金 リサイクル 7月末迄
¥500¥500 税込
ポイント: 5pt
(1%)
配送料 ¥298 6月9日-10日にお届け
発送元: 一度の注文2冊目~100円引3冊200円5冊400円10冊900円発送後返金 リサイクル 7月末迄
販売者: 一度の注文2冊目~100円引3冊200円5冊400円10冊900円発送後返金 リサイクル 7月末迄
¥1¥1 税込
配送料 ¥240 6月10日-12日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
¥1¥1 税込
配送料 ¥240 6月10日-12日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
現代日本の問題集 (講談社現代新書) 新書 – 2004/6/21
日垣 隆
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥500","priceAmount":500.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"500","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Pn2PodLB4yE1D1o%2F8p8LAbON8oayUGODWL85fNxmLozWqUdYGhjH6SYNEvDzbx8fruXHo5Gd1kU06gJEriaxpXnGzHBhNbst76MuP%2FAf8yarJ9Ze1CG12dff5oKv4n%2FumVzH5iQgynq65nAshBVpamUbrTWLoQ5DWwOKcrERgkAfMfyNA4VbOQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1","priceAmount":1.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Pn2PodLB4yE1D1o%2F8p8LAbON8oayUGODl0tuLQ5CgT8dGqy8Vb6lu9qtfGvulmIKudPqXTz5wiNZiyTBro9A8zqLpSSzlhH%2BXQJdIU7ZrDWJQcsQhuM046dG5ODrw7tKLcNvabcxUMys6Rp1TPAeH1w5pM1yEx9oJ%2B%2BiMqCZuBIuA3dcDf46hw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
犯罪の増加、老後の不安、拉致問題、消費不況、官僚支配、雇用不安、戦争報道、イラク派兵、プライバシー、年金改革
ひとりで真正面から論じる!
警官の発砲事件が増えた理由は。刑法改正はなぜ消えた。官尊民卑から脱する方法は。この国が抱える難題を斬る。
例えば日本の資本主義全体や年金制度全体について、ありきたりの賛否論をもつより、個人個人が「いまそこにある危機」を正確に把握し、回避しかつ前進することが肝要な時代になっています。その延長線上に、それがたとえ小さな成果でも、結果的に全体を変えていく、という方向性が必ず見えてくるはずです。その要諦は、二極思考からの脱皮にあります。二極思考というのは、一方が悪で他方が善だ、と思い込んで疑わない発想です。20世紀の日本人は、この二分法ゆえに深く病んでいました。――<あとがきより>
ひとりで真正面から論じる!
警官の発砲事件が増えた理由は。刑法改正はなぜ消えた。官尊民卑から脱する方法は。この国が抱える難題を斬る。
例えば日本の資本主義全体や年金制度全体について、ありきたりの賛否論をもつより、個人個人が「いまそこにある危機」を正確に把握し、回避しかつ前進することが肝要な時代になっています。その延長線上に、それがたとえ小さな成果でも、結果的に全体を変えていく、という方向性が必ず見えてくるはずです。その要諦は、二極思考からの脱皮にあります。二極思考というのは、一方が悪で他方が善だ、と思い込んで疑わない発想です。20世紀の日本人は、この二分法ゆえに深く病んでいました。――<あとがきより>
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/6/21
- ISBN-10406149726X
- ISBN-13978-4061497269
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者からのコメント
ここ数年、日本と世界は深刻な転換期を迎えている、ということに人々は気づき始めています。千年に一度あるかないかのエポックです。本書は、その変化の解明に真正面から挑んでみました。誰もがまだ覚えているはずの事件やニュースを素材にしながら、何がどう変わり、最も本質的な問題はどこにあり、そしてどう対処したらよいのか――。それを16の問題に分けて、我が家の高校生にもよくわかるように書きました。
従来は、問題を指摘することが重要であって、処方箋など必要ない、という認識が評論家や知識人と呼ばれる年配者たちの間で常識とされてきましたが、そのような態度は無責任だと私は思います。「どうすれば解決するのか」を示せないと、それでは「問題」を指摘したことにはなりません。解決法が見つからないのなら、諦めるほかないと言っているのと同じです。 中東や北朝鮮などにも直接行って、すべて現場で考察を深めてきました。机上の空論は、とりわけ現在のような大転換期には無力だからです。身近なペットやショッピングや健康の問題から、年金改革や日本経済の行く末とサラリーマンの処世術、小泉訪朝とその後の問題点や、イラクでの初老カメラマンの死に至るまで、最新の諸問題も詳しく書き込みました。
これで1冊たったの756円とは、著者としてやや理不尽な気持ちを抑えきれません。――日垣 隆
出版社からのコメント
犯罪の増加、老後の不安、拉致問題、消費不況、官僚支配、雇用不安、戦争報道、イラク派兵、プライバシー、年金革命
ひとりで真正面から論じる!
警官の発砲事件が増えた理由は。刑法改正はなぜ消えた。官尊民卑から脱する方法は。この国が抱える難題を斬る。
例えば日本の資本主義全体や年金制度全体について、ありきたりの賛否論をもつより、個人個人が「いまそこにある危機」を正確に把握し、回避しかつ前進することが肝要な時代になっています。その延長線上に、それがたとえ小さな成果でも、結果的に全体を変えていく、という方向性が必ず見えてくるはずです。その要諦は、二極思考からの脱皮にあります。二極思考というのは、一方が悪で他方が善だ、と思い込んで疑わない発想です。20世紀の日本人は、この二分法ゆえに深く病んでいました。——<あとがきより>
ひとりで真正面から論じる!
警官の発砲事件が増えた理由は。刑法改正はなぜ消えた。官尊民卑から脱する方法は。この国が抱える難題を斬る。
例えば日本の資本主義全体や年金制度全体について、ありきたりの賛否論をもつより、個人個人が「いまそこにある危機」を正確に把握し、回避しかつ前進することが肝要な時代になっています。その延長線上に、それがたとえ小さな成果でも、結果的に全体を変えていく、という方向性が必ず見えてくるはずです。その要諦は、二極思考からの脱皮にあります。二極思考というのは、一方が悪で他方が善だ、と思い込んで疑わない発想です。20世紀の日本人は、この二分法ゆえに深く病んでいました。——<あとがきより>
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/6/21)
- 発売日 : 2004/6/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 272ページ
- ISBN-10 : 406149726X
- ISBN-13 : 978-4061497269
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,494,241位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
作家・ジャーナリスト。1958年長野県生まれ。大学卒業後、書店員、トラック配送員、TVレポーター、編集者など数々の職を経て、87年から執筆活動に入る。世界取材85カ国。『そして殺人者は野に放たれる』で新潮ドキュメント賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『楽しく稼ぐ本』(ISBN-10:4479303006)が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年12月17日に日本でレビュー済み
著者がいままで書いてきたことを,時事問題に改めて当てはめて書いたような本。
どこかで見た内容は多い。
イラク問題や,中国問題がやや目新しいか。
精神障害者の犯罪についての項は,ページ数を割けなかったのか,恐らく伝わりづらい内容になっている。著者の他の本を読んだほうが分かりやすい。
本書は著者の本の中ではさらっとしていて説明が少ない分(具体的描写が少ない分),説教じみて感じるのだと思う。いつものように好きなだけ書けないのが新書の辛さか。ページ数を(文字数を)固定されると,弱いのが著者の傾向。
どこかで見た内容は多い。
イラク問題や,中国問題がやや目新しいか。
精神障害者の犯罪についての項は,ページ数を割けなかったのか,恐らく伝わりづらい内容になっている。著者の他の本を読んだほうが分かりやすい。
本書は著者の本の中ではさらっとしていて説明が少ない分(具体的描写が少ない分),説教じみて感じるのだと思う。いつものように好きなだけ書けないのが新書の辛さか。ページ数を(文字数を)固定されると,弱いのが著者の傾向。
2004年12月3日に日本でレビュー済み
何の衒いもない本書のタイトルが示すとおり、現代日本が抱える社会問題
をきわめて平易な語り口で網羅してある。「過去10年から今後10年ほどに
亘」った問題群を「一人で俯瞰できた」と自画自賛しているように、国内/
国際の硬派な問題はもちろん、動物愛護問題からショッピングのすすめと
いった軟派な問題もあり、視野は幅広い。が、それは内容が軽薄である事
を意味しない。提出される諸問題の論点は,、どれもがジャーナリストらしく
堅実かつ実証的であり、その限りにおいてラディカルであると評価できる。
本書を読んで感心させられるのはその視野の広さではなく、周到さであろう。
ひとつの問題の参考となる過去の類似事例や最新の科学的根拠を豊富に
取り揃えるなど、議論が観念的、感情論に流れないよう水路を断っている。
その取材力にも驚嘆するが、何より、あくまで現実に即した実効性のある
結果を導き出そうとしている姿勢に好感が持てる。例えば、近年廃止論が
喧しい刑法39条問題について、真に実害的なのは心神耗弱の減刑を規定
した第二項であると指摘し、①一項は当面存置し②酒や薬物摂取による
犯罪行為を減刑しない③精神障害のある犯罪者のために法務省管轄の
専門的治療施設をつくることを提案している。冷静にして穏当な対案である。
ただ強いていうならば、著者自身のプレゼンテーションがやや鼻につく。
前述の自画自賛もしても、俯瞰できたのは著者一人かもしれないが、その
裏ではアシスタントの並々ならぬ助力があったはずであろうし、「ショッピン
グ・リテラシーがインポな人」は「欲望(向上心)が萎えている」と野暮な
煽句を垂れつつ、本書では「恫喝的な発想と縁を切」ったと見栄を切って
いたりと、思わず苦笑いがでてしまう箇所がいくつかあるのが玉に瑕である。
をきわめて平易な語り口で網羅してある。「過去10年から今後10年ほどに
亘」った問題群を「一人で俯瞰できた」と自画自賛しているように、国内/
国際の硬派な問題はもちろん、動物愛護問題からショッピングのすすめと
いった軟派な問題もあり、視野は幅広い。が、それは内容が軽薄である事
を意味しない。提出される諸問題の論点は,、どれもがジャーナリストらしく
堅実かつ実証的であり、その限りにおいてラディカルであると評価できる。
本書を読んで感心させられるのはその視野の広さではなく、周到さであろう。
ひとつの問題の参考となる過去の類似事例や最新の科学的根拠を豊富に
取り揃えるなど、議論が観念的、感情論に流れないよう水路を断っている。
その取材力にも驚嘆するが、何より、あくまで現実に即した実効性のある
結果を導き出そうとしている姿勢に好感が持てる。例えば、近年廃止論が
喧しい刑法39条問題について、真に実害的なのは心神耗弱の減刑を規定
した第二項であると指摘し、①一項は当面存置し②酒や薬物摂取による
犯罪行為を減刑しない③精神障害のある犯罪者のために法務省管轄の
専門的治療施設をつくることを提案している。冷静にして穏当な対案である。
ただ強いていうならば、著者自身のプレゼンテーションがやや鼻につく。
前述の自画自賛もしても、俯瞰できたのは著者一人かもしれないが、その
裏ではアシスタントの並々ならぬ助力があったはずであろうし、「ショッピン
グ・リテラシーがインポな人」は「欲望(向上心)が萎えている」と野暮な
煽句を垂れつつ、本書では「恫喝的な発想と縁を切」ったと見栄を切って
いたりと、思わず苦笑いがでてしまう箇所がいくつかあるのが玉に瑕である。
2004年7月25日に日本でレビュー済み
今、もっともバランスが取れ、説得力のある論を展開する
ジャーナリストと思われる日垣隆氏の論説集。
いつも通り多岐にわたる豊富なデータを駆使して、
失業・年金・雇用などノーマルなテーマから、少年犯罪や戦争報道、
人権論に至るまで、日本に巣食う諸問題を克明に検証していく。
この精緻な情報収集力には、ほとほと感心してしまう。
また、そのソフトな風貌やクールな語り口からは想像できない
独特のユーモアや毒を含んだ文章も、密かな楽しみ。
期待を裏切らず、そこかしこにクスリと笑える部分が
散りばめられているのもうれしい。
有名人も数多く俎上に乗せられている。
でも、逆にこの人のターゲットにされた方は、ホント大変だと思う。
かの辛口評論家氏も、グゥの音も出ませんでしたからね。
ジャーナリストと思われる日垣隆氏の論説集。
いつも通り多岐にわたる豊富なデータを駆使して、
失業・年金・雇用などノーマルなテーマから、少年犯罪や戦争報道、
人権論に至るまで、日本に巣食う諸問題を克明に検証していく。
この精緻な情報収集力には、ほとほと感心してしまう。
また、そのソフトな風貌やクールな語り口からは想像できない
独特のユーモアや毒を含んだ文章も、密かな楽しみ。
期待を裏切らず、そこかしこにクスリと笑える部分が
散りばめられているのもうれしい。
有名人も数多く俎上に乗せられている。
でも、逆にこの人のターゲットにされた方は、ホント大変だと思う。
かの辛口評論家氏も、グゥの音も出ませんでしたからね。
2004年7月3日に日本でレビュー済み
今、このときの日本の問題について、報道されない事実を提示しながら考察している良書。今現在の話題ですので、今読まなければならない。作者は世論というか常識というか、当たり前と思われている事象に対して、視座を変えて見つめている。その視線が提示する考察は我々に新しい事実について気づかせる。
高校生以上の日本人必読です。
高校生以上の日本人必読です。
2006年4月22日に日本でレビュー済み
この人の本には、しばしばロックを感じる。
世論になんとなく反するようなことをいっているようでいて、実は非常にシンプルな正論を述べているのだと思う。
正義感みたいなうそ臭いものは付属させず、
正しいものは正しい、間違っているものは間違っている、ということをビシビシと語る。
どういうことなんだろうかとちょっと意味のわからないような事件でも、この人が書いたものを読んだりすると、すっと納得がいくことがある。
ところで刑法の問題点について触れた部分は、以前から著者が述べていることではあるが、改善にむけては現在どの程度すすでいるのだろうか?
官尊民卑のお国柄も、早く変えていかなければいけないことだと思う。
世論になんとなく反するようなことをいっているようでいて、実は非常にシンプルな正論を述べているのだと思う。
正義感みたいなうそ臭いものは付属させず、
正しいものは正しい、間違っているものは間違っている、ということをビシビシと語る。
どういうことなんだろうかとちょっと意味のわからないような事件でも、この人が書いたものを読んだりすると、すっと納得がいくことがある。
ところで刑法の問題点について触れた部分は、以前から著者が述べていることではあるが、改善にむけては現在どの程度すすでいるのだろうか?
官尊民卑のお国柄も、早く変えていかなければいけないことだと思う。
2004年11月4日に日本でレビュー済み
この1冊を以って現代日本の重要問題を網羅したと豪語するところに、著者の批評があるのだと思う。その余のものは二の次三の次よ、と暗に言っているわけで、現在のメディアの喧騒と迷走に対する皮肉、あるいは力点再配分の要求でもある。
内容的には著者が従来扱ってきた主題がほとんどで、それゆえ語り口にも余裕が漂う。ポイントが手際よく提示され、おかげで新書1冊なのに相当の情報量。
ただ、あまりにすっきり整理されたところが平板さの印象を与えないでもない。入門書とか受験生の小論対策には良いかもしれないが、この著者独特の翳りのある偏執的な語りを知るものとしては、物足りない気持ちが残る。お薦めすることはするが、★は渋めでご容赦を。
内容的には著者が従来扱ってきた主題がほとんどで、それゆえ語り口にも余裕が漂う。ポイントが手際よく提示され、おかげで新書1冊なのに相当の情報量。
ただ、あまりにすっきり整理されたところが平板さの印象を与えないでもない。入門書とか受験生の小論対策には良いかもしれないが、この著者独特の翳りのある偏執的な語りを知るものとしては、物足りない気持ちが残る。お薦めすることはするが、★は渋めでご容赦を。
2004年8月8日に日本でレビュー済み
従来から日垣隆が主張している、日本の問題点を網羅している。
その意味で日垣の著書を読んだことがある人ならば、一度は
目にしている論点。新鮮味はないが、これから大学受験を控え
小論文のテーマとして本書を読むと、論理展開と、問題点が
明確なので、どこから手をつけていいかわからない学生には
とても便利な本だろう。テーマが網羅されているという点では
良いがその分一つ一つのテーマの掘り下げ方が不十分で、
一刀両断ということにこだわりすぎているのではないか。
そうはいかないからこそ、ずっと問題先送りされてきた訳だし、
表面をさらっとなぞった、という印象はぬぐいきれない。
日垣隆の本を数冊読み込んでいる人には、お手軽一丁!の
気がしてならない。故に星4つとしました。
その意味で日垣の著書を読んだことがある人ならば、一度は
目にしている論点。新鮮味はないが、これから大学受験を控え
小論文のテーマとして本書を読むと、論理展開と、問題点が
明確なので、どこから手をつけていいかわからない学生には
とても便利な本だろう。テーマが網羅されているという点では
良いがその分一つ一つのテーマの掘り下げ方が不十分で、
一刀両断ということにこだわりすぎているのではないか。
そうはいかないからこそ、ずっと問題先送りされてきた訳だし、
表面をさらっとなぞった、という印象はぬぐいきれない。
日垣隆の本を数冊読み込んでいる人には、お手軽一丁!の
気がしてならない。故に星4つとしました。