あの小泉純一郎さんの次男(国会議員)も自民党青年局長として、多くの離島を訪れてます。
その紹介をされるまでもなく、離島の空気に自分の肌で接し、島の人達と触れ合う機会などあれば
いい話も聞けます。ゆっくりした時間が流れ、魚釣りなどやりたいこと盛りたくさんで、
離島って素晴らしいとこです。
素朴ながら驚きや感動を与えてもらえますので、この本でさらにまた行きたくなりました。
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離島を旅する (講談社現代新書 1727) 新書 – 2004/7/21
向 一陽
(著)
ニッポンを大きく一周!端っこへ行こう!
ダイナミックな風景、濃密な空気、個性的な島人たち。与那国・波照間から利尻・礼文まで、読めば島旅に誘われる!
硫黄島(鹿児島県)
硫黄岳の裾には天下一品の露天風呂が湧いている。名前は東(ひがし)温泉。集落から歩いて30分はかかる硫黄岳の岩壁の裾、南岸の岩礁の磯に湧き出している。風呂は、岩をくり抜いたころ合いの湯船に、誰が面倒見ているのか適温の熱い湯があふれている。湯船の底には白い砂がたまっている。近くには家も畑もない磯のただ中だ。そこらに服を脱ぎ捨てて、湯船に体を沈め、砂の上に尻を落ち着ける。世の中、露天風呂だらけになったが、こんな素晴らしい露天風呂はそれほどあるまい——<本文より>
ダイナミックな風景、濃密な空気、個性的な島人たち。与那国・波照間から利尻・礼文まで、読めば島旅に誘われる!
硫黄島(鹿児島県)
硫黄岳の裾には天下一品の露天風呂が湧いている。名前は東(ひがし)温泉。集落から歩いて30分はかかる硫黄岳の岩壁の裾、南岸の岩礁の磯に湧き出している。風呂は、岩をくり抜いたころ合いの湯船に、誰が面倒見ているのか適温の熱い湯があふれている。湯船の底には白い砂がたまっている。近くには家も畑もない磯のただ中だ。そこらに服を脱ぎ捨てて、湯船に体を沈め、砂の上に尻を落ち着ける。世の中、露天風呂だらけになったが、こんな素晴らしい露天風呂はそれほどあるまい——<本文より>
- 本の長さ307ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/7/21
- ISBN-104061497278
- ISBN-13978-4061497276
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/7/21)
- 発売日 : 2004/7/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 307ページ
- ISBN-10 : 4061497278
- ISBN-13 : 978-4061497276
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,678,308位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2013年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2004年9月4日に日本でレビュー済み
島好きが島を語るときには、その島に対する愛情が必ず入る。そして当然島好きが書く文章にも愛情が入ったものになると私は思う。この本ではそういった愛情、島のここが好きだという部分の記述がなく、著者の主観・感情が抑えられ、淡々と書かれている。著者はもと記者だそうだが、そのためかもしれない。
2016年10月2日に日本でレビュー済み
確かに旅で短期間、とどまるのであれば離島は面白いと思う。特にベストシーズン(例えば、礼文島、利尻島ならば6月、7月、8月)は最高でしょう。ここで語られているのは旅としての価値であって、住むとなると別だ。
沖縄、奄美、九州近海だと台風シーズンは地獄だろう。まだ、弱ってない強い台風にさらされるのだから。まあ、居住するとなるといいことづくめではないと言っておこう。
小笠原に移住した経験のある人の手記をネット上で読んだことがある。それによると、カビと蟻には閉口したそうだ。とにかく湿気があると半端でないカビが繁殖し、食べ物も室内に置くと蟻にたかられるそうだ。それになにより島民が少ない上に、本土からの移住者ということで島民から注目を集めているので、プライバシーがほとんどなかったそうだ。なにか目新しいことをやらかすとそれだけでご近所の話題の種になるらしい。
こういうことを勘案すると離島暮らしは生半可な覚悟では・・・。やはり、旅の範疇にとどめおくのが無難。
そう考えてこの本を読むと楽しい。
沖縄、奄美、九州近海だと台風シーズンは地獄だろう。まだ、弱ってない強い台風にさらされるのだから。まあ、居住するとなるといいことづくめではないと言っておこう。
小笠原に移住した経験のある人の手記をネット上で読んだことがある。それによると、カビと蟻には閉口したそうだ。とにかく湿気があると半端でないカビが繁殖し、食べ物も室内に置くと蟻にたかられるそうだ。それになにより島民が少ない上に、本土からの移住者ということで島民から注目を集めているので、プライバシーがほとんどなかったそうだ。なにか目新しいことをやらかすとそれだけでご近所の話題の種になるらしい。
こういうことを勘案すると離島暮らしは生半可な覚悟では・・・。やはり、旅の範疇にとどめおくのが無難。
そう考えてこの本を読むと楽しい。
2007年3月5日に日本でレビュー済み
著者はアマゾン探検記やトレッキング本で有名な新聞記者。本書は主として沖縄・九州の島々を訪れた旅行記。これまでの探検行が文章・内容に活かされていないのが不思議。淡々とした記述なのである。アマゾンやヒマラヤに比べれば、日本の離島なんて、ということなのかも知れない。とはいえ、文章は読みやすく、また、各島の特徴が的確に捉えられている。
日本全国と銘打たれているが、沖縄9、奄美6、九州8、日本海6、東京5という偏りぶり。まあ、瀬戸内海の島なんかは「離島」とは呼べないのかも知れないが、一応でも、取り上げて欲しかった。
日本全国と銘打たれているが、沖縄9、奄美6、九州8、日本海6、東京5という偏りぶり。まあ、瀬戸内海の島なんかは「離島」とは呼べないのかも知れないが、一応でも、取り上げて欲しかった。
2004年10月7日に日本でレビュー済み
「島」と聞くだけでなんだかワクワクする。少なくとも私はそんな気持ちを抱く。憧れなのか,それとも癒しを求めているのか…。本書では著者が取材した各地の島の様子が紹介されている。その島の数は34。単に「島」といってもそれぞれに地域的な特性があることがわかる。私は本書のなかで「離島を旅している」。「今日は与那国島,明日は礼文島」のように。そこには何の制約もないのだ。