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論理思考の鍛え方 現代新書1729 (講談社現代新書 1729) 新書 – 2004/7/21
小松 公夫
(著)
「お受験」からロースクールまで
試験に通る「思考力」とは?
論理的な思考能力を測る各種難関試験の問題を分析し、一貫して求められている力とは何かを解明する。
試験に通る「思考力」とは?
論理的な思考能力を測る各種難関試験の問題を分析し、一貫して求められている力とは何かを解明する。
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/7/21
- ISBN-104061497294
- ISBN-13978-4061497290
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/7/21)
- 発売日 : 2004/7/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 260ページ
- ISBN-10 : 4061497294
- ISBN-13 : 978-4061497290
- Amazon 売れ筋ランキング: - 592,422位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人にもよると思いますが、論理的に考える方法の参考になると思います。
2005年9月14日に日本でレビュー済み
小学校の「お受験」、中学校入試、大学入試、入社試験、国家公務員採用試験、ロースクール適性試験。
好むと好まざるに関わらず、世の中には入学や就職のためのペーパーテストが多い。
なぜこんな試験を受けなくてはならないのか?と思っている人も多いことだろう。
そんな中、多種多様なペーパーテストに共通する性質を解き明かし、試験でどのような能力が問われているのか、出題者はどのような人材を求めているのかを明らかにしていくのが本書である。
一見するとまったく関係ないこれらのテストに共通点を見いだした著者の視点は非常におもしろい。
小学校入試と東大入試の共通性や、ペーパーテストで測られている能力を図式化した「能力の系統樹」など、言われてみるとなるほどと思うことが多い。
具体例として、実際に出題された問題がいくつか載っているので、説得力も十分である。
もちろん、真に筆者の主張を裏付けるためには、掲載されているデータは少ないと言わざるを得ない(筆者の主張に合う問題だけを選んでいる可能性も十分ある)。しかし、一般書である以上、それほど厳密になりすぎる必要もないし、読みやすさを考慮すると適量であろう。
ただ、具体的にどのようにすれば力を鍛えられるかということに関しては、あまり述べられていないところが残念である。
幼年期の教育に関しては参考になるものの、既に大学を卒業したような人が自分の能力を伸ばす方法についてはほとんど述べられていない。
本書に書かれていることは社会で必要とされる能力を示したフレームワークとして活用できるが、具体的に能力を伸ばす方法は他の書物に頼らざるを得ないだろう。
好むと好まざるに関わらず、世の中には入学や就職のためのペーパーテストが多い。
なぜこんな試験を受けなくてはならないのか?と思っている人も多いことだろう。
そんな中、多種多様なペーパーテストに共通する性質を解き明かし、試験でどのような能力が問われているのか、出題者はどのような人材を求めているのかを明らかにしていくのが本書である。
一見するとまったく関係ないこれらのテストに共通点を見いだした著者の視点は非常におもしろい。
小学校入試と東大入試の共通性や、ペーパーテストで測られている能力を図式化した「能力の系統樹」など、言われてみるとなるほどと思うことが多い。
具体例として、実際に出題された問題がいくつか載っているので、説得力も十分である。
もちろん、真に筆者の主張を裏付けるためには、掲載されているデータは少ないと言わざるを得ない(筆者の主張に合う問題だけを選んでいる可能性も十分ある)。しかし、一般書である以上、それほど厳密になりすぎる必要もないし、読みやすさを考慮すると適量であろう。
ただ、具体的にどのようにすれば力を鍛えられるかということに関しては、あまり述べられていないところが残念である。
幼年期の教育に関しては参考になるものの、既に大学を卒業したような人が自分の能力を伸ばす方法についてはほとんど述べられていない。
本書に書かれていることは社会で必要とされる能力を示したフレームワークとして活用できるが、具体的に能力を伸ばす方法は他の書物に頼らざるを得ないだろう。
2006年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学校入試から最難関資格試験で問われている能力には共通の枠組みがある、という仮説で様々な試験問題を検証した一冊。
小学校入試、難関中学入試、東大入試、SPI能力検査、国家公務員I種試験、ロースクール適性試験、
そして医学部入試問題の例題を紹介しながら、それぞれの試験でどのような能力が問われるのか知ることができます。
幼少期の基本的能力がどのような発達していくか、職業人として必要な能力は何か、
また、その職業が求めている能力レベルを知ることによってどのような能力を伸ばしていけば良いか、
など全体的に興味を持って読むことができました。実際に例題に挑戦することもできるので面白かったです。
各種試験問題を通じ、人の「能力」について知ることのできる、そんな一冊でした。
小学校入試、難関中学入試、東大入試、SPI能力検査、国家公務員I種試験、ロースクール適性試験、
そして医学部入試問題の例題を紹介しながら、それぞれの試験でどのような能力が問われるのか知ることができます。
幼少期の基本的能力がどのような発達していくか、職業人として必要な能力は何か、
また、その職業が求めている能力レベルを知ることによってどのような能力を伸ばしていけば良いか、
など全体的に興味を持って読むことができました。実際に例題に挑戦することもできるので面白かったです。
各種試験問題を通じ、人の「能力」について知ることのできる、そんな一冊でした。
2007年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小中学校の「入試問題」を「分析」してみせているだけ。とうにその「有効性」が疑問視されている「知能テスト」のためのノウハウを帰納的に叙述することに何の意味があるというのか。ピアジェなぞもっともらしく引用してみせているが、お粗末きわまりない。司法試験にふれた(?)箇所あたりで気がふれそうになった。金と2時間を返せ、と言いたい。はやくその画期的な「刑法」の基礎理論とやらを完成してもらいたいものである。こういう(評者も含め)自分の頭の悪さ、論理性の欠如を自覚している無知善良(?)にして怠惰なる一般大衆を相手にしたあくどい商売はやめてもらいたい。
2007年8月13日に日本でレビュー済み
本書は、小学校・中学校から東大入試、企業採用試験、国家公務員試験、ロースクール適正試験、医学部の入試試験まで、試験問題を分析することで、出題者が求めている能力には、難易度の多寡はあれ、同じではないかという仮説にたって分析されています。試験問題も少ないながら掲載してあります。
各試験で重要だと考える能力因子としては、7つ存在する。
・推理能力(物事の関係性の発見)
・比較能力(相対性の認識)
・集合能力(全体と部分の把握)
・抽象能力(論理的思考、具体化から一般化へ)
・整理・要約能力(日本語を介した論理的思考)
・直感的着眼能力
・因子順列能力(上記6つの優先順位をつけて物事を解決する)
難しいといいますか高度な試験になればなるほど、因子順列能力が重要とされる。なぜなら、それぞれの能力を高度に組み合わせなければならないからである。
本書を読んでみると、残念な点が見られる。具体的な問題形式は見られるので、その能力があるかないかはわかるのだが、どうやってその能力を伸ばせばいいかという点が記載されていない。論理思考の鍛え方と書いてあるので、その点まで記載してほしかった。
各試験で重要だと考える能力因子としては、7つ存在する。
・推理能力(物事の関係性の発見)
・比較能力(相対性の認識)
・集合能力(全体と部分の把握)
・抽象能力(論理的思考、具体化から一般化へ)
・整理・要約能力(日本語を介した論理的思考)
・直感的着眼能力
・因子順列能力(上記6つの優先順位をつけて物事を解決する)
難しいといいますか高度な試験になればなるほど、因子順列能力が重要とされる。なぜなら、それぞれの能力を高度に組み合わせなければならないからである。
本書を読んでみると、残念な点が見られる。具体的な問題形式は見られるので、その能力があるかないかはわかるのだが、どうやってその能力を伸ばせばいいかという点が記載されていない。論理思考の鍛え方と書いてあるので、その点まで記載してほしかった。
2005年8月18日に日本でレビュー済み
話題の受験コミック「ドラゴン桜」で紹介されている。
タイトルや目次に見られる難しい話は一切ありません。お受験からロースク
ールまであらゆる試験で求められている思考力が系統別に分類され、わかりやすく説明されています。
お受験を控えた親御さんへのお受験心得の一冊として役に立つと思います。
論理思考が鍛えられると言うよりは、その身に付く過程や時期が説明されている。
タイトルや目次に見られる難しい話は一切ありません。お受験からロースク
ールまであらゆる試験で求められている思考力が系統別に分類され、わかりやすく説明されています。
お受験を控えた親御さんへのお受験心得の一冊として役に立つと思います。
論理思考が鍛えられると言うよりは、その身に付く過程や時期が説明されている。
2010年2月20日に日本でレビュー済み
数々の試験を通してそれぞれに必要だとされている能力とは何か、
を解き明かしている。
この本を読んで、
ある程度の学力を持っている人は論理思考が保証されている、と思った。
を解き明かしている。
この本を読んで、
ある程度の学力を持っている人は論理思考が保証されている、と思った。
2005年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よくある論理思考の本とは違ったアプローチからの意欲作。通常は形式論理学とか実務で使うとかいうアプローチから論理思考についての本は書かれているが、本書は何と「論理思考を評価・測定するツール」から見た論理思考の本となっている。その意味では、論理思考について幅広い視野から見てみたいという人には参考になるだろう。ただ、書名(論理思考の鍛え方)と内容がどうもあっていないと感じるのだが・・・。
内容的にも、小学校の入試から司法試験までまさにピンキリのジャンルの試験を同じ視点から見ている。細かいところは別にして、論理思考の要素の分け方もわかりやすい(何でもかんでも推理能力にしてしまうところは違和感があるが)。
ただ、二点ほど難点が。一点はどうしても例として出した試験問題の解法についての記述が多く、本書で本来伝えたいメッセージが見えなくなってしまっている点。対策本を書き慣れた弊害か?
もう一点難点として、問題の選び方が作為的な印象を受ける。「東大の問題の中には小学生でも解けるものがある」「SPIより公務員試験の方が難しい」と読めてしまう例の出し方は大いに違和感を感じる。最後の医学部の話もこじつけっぽい(ここは筆者の思い入れだと判断し、文句を言うつもりはないが)。
以上難点も書いたが、こうした「勇気ある」取り組みに星五つ。
内容的にも、小学校の入試から司法試験までまさにピンキリのジャンルの試験を同じ視点から見ている。細かいところは別にして、論理思考の要素の分け方もわかりやすい(何でもかんでも推理能力にしてしまうところは違和感があるが)。
ただ、二点ほど難点が。一点はどうしても例として出した試験問題の解法についての記述が多く、本書で本来伝えたいメッセージが見えなくなってしまっている点。対策本を書き慣れた弊害か?
もう一点難点として、問題の選び方が作為的な印象を受ける。「東大の問題の中には小学生でも解けるものがある」「SPIより公務員試験の方が難しい」と読めてしまう例の出し方は大いに違和感を感じる。最後の医学部の話もこじつけっぽい(ここは筆者の思い入れだと判断し、文句を言うつもりはないが)。
以上難点も書いたが、こうした「勇気ある」取り組みに星五つ。