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テレビアニメ魂 新書 – 2005/5/19

4.4 5つ星のうち4.4 13個の評価

幻の「星飛雄馬死亡シナリオ」を書いた男。『アタックNo.1』主題歌の歌詞も書いた男『オバQ』から『アンパンマン』まで日本のアニメを創った職人が視聴率戦争、演出の裏ワザなどを明かす異色の文化論
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2005/5/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/5/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061497898
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061497894
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 13個の評価

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山崎 敬之
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年11月28日に日本でレビュー済み
「巨人の星」はもちろん観ていた(もちろん再放送)がまさか三年半も続いていた事、そして最終回で飛雄馬を殺そうとしていた事。「オバケのQ太郎」が平均視聴率30%を優に超えていた事。因みに「鉄腕アトム」は平均40%だった事。しかしいくら高視聴率でも関連グッズが売れなくなると打ち切りになる事。大好きだった「はじめ人間ギャートルズ」だがアニメになったきっかけが作者とプロデューサーの自宅が隣同士で作者奥様がプロデューサーの奥様にアニメ化できないかしらと言ったことで近所付き合いもあり断りきれず話が進んで行ったという事。「巨人の星」の後に「柔道賛歌」という大期待されていたが低視聴率に終わった梶原一騎作品があった事。「黄金バット」が低視聴率で打ち切りだったという事。そして梶原一騎の武勇伝。「バカボン」も「ルパン」も初回放送では低視聴率だったが再放送で盛り返した事。ひいては大人気「カリオストロの城」も劇場公開時にはまったく客がはいらなかった事。宇野重吉の職人芸や神谷明の頭角を表すエピソード。「動かない絵のほうが動いて見えることがある」という「ベルばら」監督出崎統の哲学。海外との共作での屈辱。スポンサーの会社の素人の女子が書いた女の子の絵ペラ紙一枚から連続アニメ作らされた話。アンパンマンアニメ化までの苦労話。
今のアニメブームを作り上げた作者そして登場人物達の尽力を窺い知れる本。
2011年3月8日に日本でレビュー済み
東京ムービー草創期から関わってきた著者によるアニメの歴史。
『巨人の星』の最終回で星飛雄馬は死ぬはずだった、『オバケのQ太郎』は人気絶頂のときに打ち切られた、『天才バカボン』は再放送のほうが視聴率が高かった、宮崎アニメの秘密は「動画枚数」にある、等々、アニメ制作の裏側の事情を知ることができて面白い。
宮崎アニメが一世を風靡するまで、多くの先達の苦労があったことがよくわかる。

また、著者は今のアニメに対して、「アニメの命は、シナーオです.そしてシナリオの善し悪しは、そこにどんなドラマがあるかで決まります。いまのアニメは、このドラマが弱いのです」(4ページ)と批判する。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
巷では頭の切れる評論家によるサブカルチャー関連の本があふれていますが、

正直、「読者を論破しよう」「自説を主張しよう」とし過ぎるために、論理が先行し過ぎてる事が多く、

読後には、「そんなに偉そうなこと言うなら、自分でアニメを作れば良いのに」と言う気持ちになることもありました。

この本で発信されているのは、アニメ製作現場の情熱にほかなりませんん。

正直、オタクによるオタクのための薀蓄本が目立つの中、

かなりの快作だったと思います。

アニメーション黎明期に一生懸命だった人たちの活気を感じ取ることが出来、

自分もその活力を分けていただいた感じです。

アニメが好きな人以外にも手にとって貰いたい一冊でした。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月20日に日本でレビュー済み
本書は、その創世記から日本のテレビアニメに携わってきた著者の、裏話披露といった感じのものである。
特に初期の「ビッグX」や「オバQ」から中期の「元祖天才バカボン」や「ルパン三世」あたりまでのエピソードには、驚いたり感心したりであった。
著者の、またその周囲の人々のテレビアニメにかける情熱がなかったら、今日の隆盛はなかっただろうと思われる。
 
個人的には、「アタックNo.1」の主題歌をめぐるエピソードが楽しく、また、にやにやさせられた。
このエピソードに登場するY氏を、実は知っているのだ。
だからというわけではないが、今では考えられないようなことが、かつては許されていたようで、その大らかさが、未来へのエネルギーを生む土壌だったのだろう。
うらやましい限りである。

著者らの、子供達のためにより良い作品を制作し放送したい、という意欲が、アニメをここまで進化させてきたのだろう。

テレビアニメはどうしても子供向けということで、劇場用アニメほどにはその文化的意義の検証が疎かにされている。
しかし、児童文学などはかなり記録も残っており、研究もされている。
アニメも同様に、記録や保存とともに、その社会的意義の検証が詳細に行われることを期待したい。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年6月14日に日本でレビュー済み
著者は実際のアニメ作成の現場に関わった人であるが、
とにかくアニメに対する情熱が凄い。
巨人の星、アタックNo1をはじめ、テレビ放映されるまでの
裏のドラマがちりばめられていて面白いの一言である。
脚本家の選び方、特に巨人の星で消える魔球が生まれる経緯は笑えた。
アニメ作りに情熱を燃やしている人達の人間像が語られていて、
たかがアニメと軽くみてはいけないのではないかと感じた。

いわるゆマニアが書いた本ではないので、些細な評論は出てこない。
そこにあるのはアニメにかける熱い想いである。
アニメ好きの人には是非読んでほしい本である。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月4日に日本でレビュー済み
TVアニメについて語った評論本は多くなっているが、この著者が語って
いるようにTVアニメ現場の担当者からの本は少ない。(特に宮崎アニメ、
「エヴァンゲリオン」の評論は多いが、それ以外のアニメについて語った
本は少ない)
 著者は「巨人の星」、「アタックNo.1」の主題歌、「家なき子」「宝島」
「アンパンマン」などの脚本に携わった人であり、各作品の裏話が載って
いて楽しめる。「巨人の星」のオーバーリアリズムを生んだ長浜忠夫監督、
いわゆる長浜節などの体験は印象的。
 残念ながら自分は著者の名前を知らなかったが。(アニメの製作現場は
数百人も携わるので関係者も多い) 製作現場からの、それぞれの考え方、
裏話が語られる機会ももっとあって良いと思う。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年6月3日に日本でレビュー済み
 本書は「巨人の星」、「アタックNO.1」、「バカボン」そして「ルパン」
 などの制作に携わってきた著者が今までの喜怒哀楽を語っています。
 「東京ムービーの天皇」、「御前会議の女帝」、「主題歌作詞」、
 「梶原鉄拳危機」、「ベルバラ降板騒動」などアニメ制作者の苦悩が分かりました。
 個人的に印象が残っているのは、たとえ人気のあるアニメであっても
 スポンサーの都合で放送終了に追い込まれてしまうことです。
 (例、「おばけのQ太郎」)
 つまり、あるスポンサーのキャラクタービジネスの市場が成熟すると
 そのスポンサーは支援を打ち切り、別の作品を作るよう圧力をかけてくるのです。
 明らかに子どものためにアニメを作るという理念を市場は持っていません。
 最後に残念ながら、著者は間違いを犯しました。
 P.155にて宮崎駿氏が『白蛇伝』の作画に加わっていたと述べていますが、
 当時宮崎氏は高校3年生でした。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年2月18日に日本でレビュー済み
 去年TVKでの「巨人の星」の再放送終了後にタイミング良く本書が発売された。そのこともあり書店で見つけて即購入した。「巨人の星」の製作や長浜忠夫監督の事など、業界の裏話をたいへん興味深く読むことができた。
 しかし私の見つけたものだけでも次の誤りが有るので、この書を鵜呑みにはできない。
・P11 「巨人の星」の最終回の脚本は山崎晴哉
 クレジットには伊東恒久の名がある。
・P37-38 リミテッドアニメは手塚治虫が発明した
 リミテッドアニメは既に海外のTVアニメ等で使用されていた手法である。
・P178 神谷明は「宝島」に出演後、「キン肉マン」でスターダムにのし上がる
 神谷明は「宝島」以前にも「ゲッターロボ」「バビル2世」等で主演している。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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